ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

幼児教室の先生から

5月1日
今日は外に出てからも「先生と手をつなぐ」と自分から
私のところに来てくれました。(前は、突然とびだしていっちゃったけど)
「みんなが来るまで、待っててね!」と伝えると
「来た!きた!」とみんなの様子を見て話してくれたりしました。
水遊びもとても喜んで、お外でも落ち着いて集団行動ができましたよ。

5月29日
遠足の時はいつもと様子が違うので、みんなと手をつなぎ輪になることができませんでした。
でも、いつもは上手に手をつないで輪になります。安心してください。
公園に行く時は、いつも私が手をつないでいます。
最初、外に行くと、開放感であっちっこっち走りまわっちゃったので、今は私がつないだほうがよいでしょう。
でも、とても上手につなげるようになったので、少しずつ友達と手をつなぐことも考えています。
注意されたことを、お母さんに伝えているなんてよく覚えているのですね。
お母さんに報告できるなんてすごい!

6月26日
トイレで排泄できるようになったんですね。よかったですね。
歌は本当に上手。それによく知っていてすごいなーと感心しました。
てっきりお母さんがいつも歌ってあげているのかなと思っていたのですが
音に過敏なことに関係あったんですね。
確かにアスペルガーの子は記憶力がとてもいいようなので、
さんぽ君もきっとすぐ覚えてしまうのですね。
いい方向に伸ばしてあげれるといいですね!
さんぽ君は今まで周りの人が、がんばってきたことがよくわかります。
はめをはずしたり、行動の切り替えにはじかんがかかりますが
話をすると理解するし、コミュニケーションがとれるので心配ないですよ。

9月4日
お誕生日おめでとうございます。とても楽しい夏休みを過ごされたようですね。
久々の教室でしたが元気に過ごせました。
時々ハイテンションになってましたが・・。
今日は初めてお友達と手をつないで公園へ行きました。
私との約束をしっかり守ることができました。
音楽に合わせて、たいそうもしましたがのりのりで上手でした。
障害のことですが、これからも気をつけて接していきたいと思います。
少しでも成長する過程でお役に立てればと思っています。
なにかあれば連絡ください。

12月4日
2学期も終わります。行事もたくさんあり、その都度さんぽ君の成長も見られたことと思います。
友達との関係もとてもいいものができています。
保育園のことですが、あまり心配は要らないかと思います。
言葉もしっかりしているし、コミュニケーションがとれるので大丈夫です。
ただ、次の行動にうつる時に個人的に声かけが必要です。
また、落ち着いて座るまでに時間がかかります。
うまくこちらが関心を向けることが必要です。
でも流れがパターン化してわかってくるとスムーズに行動できます。
それまでに多少の時間がかかるようです。
注意する形ではなく、伝えるようにすることが彼にとっては大切のようですね。
何か、保育園のほうで聞かれ、成長のことや保育のことで聴きたいことがあれば、
直接私のほうで伝えることもできるので、連絡先を伝えてもらって結構です。
保育園に入るまでに、お母さんがやっておくことは特にありません。
神経質にならずに安定して過ごさせることが一番です。

3月5日
保育園の入園許可が出てよかったですね。
心配せず、いつもの通りの生活をしてください。心配はさんぽ君に伝わります。
さんぽ君は、お友達に好かれるようでいつも必ず周りにお友達がいます。
ふざけすぎることもありますが、本当にいつも楽しそうです。
お母さんのがんばりも感心しました。
さんぽ君のよい環境やお友達に恵まれているのも、きっと近くにいる人たちの力が
大きいのではと思います。
いろいろ悩むことも多いかと思いますが、がんばりすぎず時々力を抜いてくださいね。
何かお話できることがあれば相談にのりますので、気軽に連絡ください。
これからも歌が大好きで明るいさんぽくんでいてくれることを願っています。
1年間 ありがとうございました。

さばさばした感じの、一見冷たい雰囲気にも見えなくない保育士さんでしたが、
連絡ノートに書いていただける言葉は、とてもあたたかくて信頼できるものでした。
さんぽは、先生の言ったことやしかられたことをよく覚えていて
教室が終わった後、再現してくれました。
それは、先生の言ってることがわかりやすかったからだと思います。
よいことはほめ、できない課題を明確にしてもらえることはありがたいことです。
さんぽにとって、無理のない形で、教室に通えたことはとてもよかったし
初めてお母さんのいないところでの「先生」という人にどう接したらいいか
正しい方法を教えていただけたことも大きいことでした。
この教室に通い、この先生方と出会えたことに感謝の気持ちがつきません。
ここでの25人のお友達に、さんぽが接し方に困った子がいなかったことも幸いでした。
いつもたくさんの好きなお友達や、一緒に過ごすお友達の名前が出てきました。
保育園にかよう前の練習としては、最高だったかも。
これも運命です。さんぽが持って生まれた邂逅です。
さんぽは、生まれながら自分にとって大切な人を呼ぶ力がある・・・そんな気さえします。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

水泳教室

水泳教室「ベビークラス」へは、さんぽの発達障害の疑いを指摘されてすぐ入会しました。
集団の訓練の場として、水遊びの好きなさんぽには、プールがいいかもと思ったからです。
そんなに大きくない町のプールは、参加親子も 常時7組程度
小集団から練習を始めたいさんぽには最適!
広さ自体も広すぎない狭すぎない上、終わった後の休憩場も人がいなくてのんびり。
さんぽが、得意とする空間です。
教室には先生は2人もいて、またまた最高条件。

これがまた、さんぽの邂逅の力?それはそれは素敵な先生方で・・・。
パワーがあふれていて、明るくて、子どもをのせるのが上手!
いつも同じ流れ(さんぽに重要)のなか、指示はわかりやすく間を与えない。
さんぽはもともと水が好きだったので、活動はとても楽しそうでした。
ほかの子とは、肌が触れ合う近さでしたが、活動の楽しさが上回るようです。
最初の頃は、指示も聞かず勝手に動き回ったり、
あきると帰ろうとしたり
新しい活動に入ると逃げ出したりすることもありましたが、
先生はしからず、無理強いもせず、でもタイミングよく声をかけてくれました。
そして小さな成長を見逃さず、ほめてくれました。
(さんぽの発達障害のことは話していませんでした。)
3ヶ月もすると、だんだん最後まで指示通りに過ごせるようになってきました。
決して問題がなかったわけではないけれど、
先生方の実力ある指導のもとで
親子共に、気持ちのいい時間を過ごすことができたのです。

さんぽは1歳8ヶ月から2歳6ヶ月まで10ヶ月間通いました。
最初こそ、教室にきてるのに、ただ好き勝手遊んでいるだけの状態でしたが、
最後の方では、落ち着いた姿を見れるのがうれしくて、風邪でも行かせたい思うほどでした。
忘れのできないエピソードがあります。
突然、「できるお子さんはこんなこともやってみましょう」と
先生がいきなりさんぽを抱き、水にもぐらせて私のほうへ泳がせちゃいましたっ!
たださえ人に触られることは苦手で、しかも初めての活動には恐怖心でパニくるタイプで
しかももぐらされて手を離されるなんて・・・・先生なにやらかしちゃうんですかああ。
・・・考えられないっ!ありえない!今考えてもぶるぶるっ!
でも、何と、さんぽはパニックにならなかったのです。

「さんぽだって集団で過ごせる。指示がきける。見本も見せれちゃう。何だってできる!」

この水泳教室で、いただいた何よりの宝物は
              親子ともどもの   「自信」。

最後の日に、お世話になった先生にお手紙で障害についてカミングアウトしました。
数日後、丁寧にもお手紙でお返事がきました。
そのお返事には、障害については、全くふれてありませんでした。
障害があろうとなかろうと、全ての子に対する先生としての
パワフルであたたかいまなざしの表れだと感じました。

「母親というものは、子どもが痛い思いをすれば
子どもが受ける痛さの何倍も痛さを受けてしまう。
プールに来て子どもさんが泣いてしまうとそんなに嫌な思いをするくらいなら
やめようかとなることも多いです。
でも、最後までお母さんよくがんばって続けましたね。
‘こどものころのうれしさは、歳を経るほどあたたかくなる‘といいます。
1~3歳までの年齢はお子さんの性格形成にもっとも大切な時期なので
「おもしろがったり」「感動したり」という経験をたくさんプールでしてもらいたい。
いつもそう思って指導にあたっています。
レッスン中、さんぽ君が探究心で動き回る後ろを、お母さんはちゃんと見守りながら
待ってあげましたね。その成果はちゃんとでてきました。
思い通りにならない水中での怖さをひとつずつひとつずつ克服していく。
そんな我慢や挑戦、その後の達成感をさんぽ君はしっかり身につけていきましたよ。
そしてそれを何よりもサポートするのが、周りの人の笑顔です。
どんなことも好きになることが力です。好きで興味があって楽しくてしょうがない。
この気持ちが才能になる。
どうかさんぽくんも、好きで仕方ないものがある、心が元気な子になってもらいたいです。
さんぽ君にあえて本当によかったです。」

        素敵な先生に感謝でいっぱいです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

リズム教室

リズム教室に入ろうと思ったのは、まだ発達障害の疑いなんてこれっぽっちもない頃でした。
歌が好きで、2,3回きくと、歌詞から音程まで覚えて再現できるさんぽ。
この才能を伸ばしたい。。。。なんて。
それがまさか、障害を持つゆえの能力とは知らずに。
あらゆる体験教室に行きました。(体験はただですもん)
でも、その最中に、発達障害の疑いを知り、それどころではなくなりました。

いざ、療育が始まって、1週間に1度の療育では不安になりました。
自閉症と告げられあせって習い事をしまくり子どもにストレスをかけて、
かえって自閉傾向が強化した・・という親の話を、本で読んだりもしましたが、
やっぱり、私も今、集団活動の練習をしておきたい・・と強く思いました。
ストレスをためないように、さんぽの好きなもので親子でいけるもの・・・音楽?水遊び?
その時、思い出したのが、小さな音楽教室が行っていたリズム教室の体験。
大手(ヤマOやカワO)のとは違い、
楽器はキーボードだけ(聴覚が絞られ指示が通りやすい)で
パターン化した明確な流れ(これ大事)。
部屋は、おもちゃや飾り、楽器のない会議室みたいなところ(視覚が絞られる)。
おまけに部屋が広くないので少人数。
まさしく療育とよく似た感じでした。
これだっ!すぐ入会。

教室に入ってすぐ、視覚遊びが始まり・・・。はあ~やっぱり・・・。
始めは体をほぐすためボール遊びをしますが、ハイ、大泣き・・。
でも、いざ音楽が鳴り出し走ったり跳んだりすると、いい感じにひきつけられていきました。
さんぽは真似は得意です。特に音楽に合わせるのはかなりいける。
先生もそれなりにベテランで明るく大らかそう。
途中、リズム教室だけど、少し手先を使った工作をするのも、さんぽには訓練になる。
お友達は全部で5組、年齢的に同じぐらいのママたちなのもうれしい。
決して音楽的には、(音楽教師をしていた私としては)お勧めできるものではなかったけれど
さんぽには、これとないベストな療育場所でした。

このリズム教室には1歳8ヶ月から3歳まで通いました。
教室の好条件もさることながら、気に入った理由に隣接する公園があったこと。
リズム教室でちょっとストレスがたまったところに
靴に履き替えて飛び出していけば、そこが公園なんて最高!
そこは遊具も何もない、でも丘があったりどんぐりがいっぱい落ちてる広場でした。
遊具で視覚遊びをしたり、砂場にひたすらはまる心配もありません。
丘を登ったり、水たまりを踏んだり、さんぽは、ただただいきいきと走ります。
そこへ、リズム教室の女の子も加わります。
追いかけあったり、水たまりに石をいれあったり、どんぐりをもらったり・・・。
さんぽがこだわる遊具もおもちゃもないのが幸いして、トラブルもありません。
おなかがすいて帰りたくなるまで、自由に走り回る子どもたち。
それをお母さんたちと見守りながらのんびり子育て話。

暑い日は日陰で、寒い日は陽だまりで。

トラブルのないお友達との 公園でのやり取り
もしかしたら、リズム教室以上にさんぽにとって大切な
思いがけない療育になってたかもしれません。
そして私の癒しの時間にも。

ここでも さんぽの邂逅の力が発揮・・・・してたのかな?
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

絵画・造形教室

4歳のさんぽ、来年は年中さんです。
来年度の習い事を考える季節になりました。
私もだんなも、本当は「習い事なんてしなくてその分遊ぶほうが大事派」なんです。

でも、さんぽにとって、初めて活動することは恐怖だと知ったし、
ほかっておけば覚えるタイプではないから経験させる必要があるし
プールもリズムも幼児教室も全ていい方向に働いたので、
私は苦手意識、劣等感が固まる前に
とにかくたくさんいろいろな経験をさせたいと思うようになりました。
保育園や学校で「やったことがなくて怖い」のを一つでも減らしてあげたい。
だんなは、まだ納得していないみたいだけど・・・。
っていうか、障害自体わかってないっつうか・・・
まあ私のやることを見守ってくれてるので我慢だ。

今、選択権にあがっているのが、絵画造形教室。
さんぽは2歳ぐらいまで、絵をかくことに抵抗もなかったし、
絵も順調な発達を見せていましたが、
3歳ぐらいから、急にかくことを拒むようになりました。

2歳のころと絵が変わってないのです。
なんとかおだててかかせても、
かき始めは「新幹線をかく」とか言って鉛筆をのせるのですが
少しかいたところで、ぐしゃぐしゃとして「おばけ」か「ごみ」
或いは、てんてんとかいて「ありんこ」
それのみです。それ以上はかきません。ほめてもお菓子で釣ってもだめ。
あげくに「さんぽは、ごみみたいなのしかけないから、嫌」
せつない・・・っ、非常にせつない。

まだ、ぐちゃぐちゃでも平気で「しんかんせん」と言ってくれるほうがいい。
自分が思い通りにかけないことを知ってしまったのです。
どうやら、発達障害の典型的なパターン、「絵がかけない」型のようです。
もともと、視覚遊びを重度の自閉症並みに好んでいたんだもの。
見え方が私たちとは違うんだろうな。
「部分が見えすぎてかく前にうんざりする」
「立体的にしか見えなくて平面に表せない」とか言いますよね。
ただの発達の遅れとはいいがたいものがある。
ほっておいてできるようになるものじゃないような気がします。

これじゃ、絵も上達しないし、文字も難しいかも。
何とかして、少しでも絵画造形の中で、得意な分野をつくってあげたい。
表現できるって楽しいことだから。
美術関係の先生なら、障害も個性として認めてくれる人が多いかもしれない。

早速、見つけたよさそうな絵画造形教室の体験に行ってきました。
教室の広さは、さんぽ好み、割と片付いていて集中できそう。
人数も4組で、少人数。
先生も穏やかそうだし、メールのやり取りの返事も好印象。
こんなにいいところがすぐ見つかるなんて またさんぽの邂逅の力か・・・?
そんな風に思ったのですが・・・・・・

入会する前に、さんぽの障害について理解してもらおうとメールを送りました。
体験の時、さんぽの絵を見て、「発達段階のこの辺にいる」と教えてくれたのですが
おそらくさんぽは、その一般の発達段階をたどっていくとは思えない。
たどっていったとしても、それが、多分とてもアンバランスになる。
そのことを理解してほしかっただけなのに・・・・・。

待てど暮らせど、返事がありません。
体験まで、ずっとメールでのやり取りをしてきたのに。
返事のない理由は想像するしかありません。


残念、すごく残念。
いろいろ好条件だったから余計に。
でも、理解のないところにいっても力は伸びないだろうし
あきらめたほうがいいのかな。

別のところを探すふんぎりもつかず
まだ今日もメールの返事がないか 確かめたりしてます。
もう今日で3週過ぎました。
無理だよね。 

こんなこともあるんだなあ。
ていうか、これからこんなことばっかりなのかな。
ちょっとがっかりです・・・・・。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

見通せること~絵画造形教室にて~

絵画造形教室に 通うことにしました。
本当は さんぽの得意分野じゃないし 一度体験後がっかりした目にあってるので
ちょっと迷っていましたが やっぱり もう一度 奮起!
それには理由があります。


さんぽは 絵をかくことが嫌いです。
・・・・というか嫌いになってしまったのです。


2歳の頃は 絵の具でぐしゃぐしゃしたり 大きな丸を描いたり、自由自在。
私がかき出すと 自然に さんぽもかき出したのですが
今は・・・・ぜんぜん。
おだててもおだてても 筆を持つことはありません。

何となく わかってるんだなあ。
かいた絵が かこうとしたものとは違うこと。
そして 周りの子の絵は かいたものがわかるのに 
自分のかいた絵は何をかいたかわからないこと。
保育園に行きだして さんぽの絵画への抵抗感は 一層増してしまった。
だから・・余計 なんだろうな。

以前 私が紙で 家や建物をかいて切り取り 街にしたことがあります。
街づくりが好きなさんぽも これにはのってきた!
「飛行場をかくんだ」
           と生き生きとかき出したのですが かき終わった時には 
「やっぱりごみ処理場にする。」と笑って言いました。
「ガソリンスタンドをかく。」
           と再びかき出したのに かき終るころに
「やっぱりごみ処理場にする。」
さんぽの街はごみ処理場だらけになってしまいました。

「ねえ どうしてごみ処理場ばかりつくるの。」
私は 気づいていませんでした。
さんぽは 笑っていたから・・・。楽しんで作っていると思ってた。
さんぽの気持ち 今は わかる。なのに その時は そんなふうに 聞いてしまった。

その時のさんぽの言葉が 今も心にひっかかってます。


「さんぽは ごみみたいなのしか かけないの。だから全部ごみ処理場になっちゃうの。」


・・・・・そうか・・・・そうだったんだ。
言葉が出ませんでした。

「ごみみたい」

自分の絵を そんなふうに思ってるなんて。
そんな悲しい言葉で 自分の絵を評価するなんて
まだ4歳なのに・・・。 
ぐちゃぐちゃにかいて「車だよ。」と言ったって 平気な年なのに。
もう そんなふうに思うなんて

悲しいなぁ・・・・・。

ぐちゃぐちゃで たとえごみみたいでも
しんかんせんをかいたよ!って自信満々でいえたらいいのに。
街づくりと同じで 自分の心のまま絵をかいたり作ったりすることが 
心の吐き出しに なればいいのに。
絵をかいたり 作品を作ったり
それが どんなものだって 自分がつくったものはたった一つ 
それってすごい、それって楽しい・・・そんなふうにならないかな。
自分はだめだと思い込む前に そんな体験をいっぱいさせたいな。

そう思って 体験してよかった教室に 再度アタック!してみました。
人数は5人で少人数 適度な広さに 適度な静けさ
親も近くにいてかまわないという臨機応変な対応
何といっても 女性の先生の穏やかな口調が 気に入りました。

さて 初めての教室に
少し不安げな・・・でも割と気に入った空間と先生に 行く前はやる気のさんぽ。

なのに 私が とんでもないことをしでかしました。
ちょっと時間に 遅れてしまったのです。

さんぽは 遅れた教室の中で 混乱していました。

がんばって我慢してました。
何とか 言われるとおりに折り曲げたり、はさみを入れたり・・・
でも・・・でも 少しずつ気持ちが 追いつかなくなっていくのが 
目に見えてわかりました。

手を動かす前に ひとつため息 二つため息
姿勢が だんだん だらだらになっていきます。
活動に対し 徐々になげやりな感じがでてきました。

そして・・・トイレに行き、ズボンがぬれたことに わぁわぁ泣き出しました。
               ついに  パニックです。
きっと 理由はなんだってありえた。
パニックになるのを さんぽの感情が 待っていたのかもしれません。
こんな時に ズボンをぬらさなくても・・・と思いましたが
そうじゃないんですね。
不安感が高まると 触覚過敏が高まる・・・
そして ブツがもてなくなっちゃったんですね。

追いつめちゃったのは私・・・さんぽ ごめんね。

私は 遅れたときのさんぽの顔から この事態を ある程度覚悟できました。
割れんばかりの声で わあわあ泣くさんぽの横で
冷静に冷静に・・・・何度も心でつぶやきました。
先生が はじめての入会生のこの状態に おろおろしているのが 見て取れます。
でも うれしいのは 無理に誘ったり声をかけずに
私たち親子のやりとりを ずっと待ってくれること。

私は とりあえず 「わかったよ。さんぽ 困ってるんだよね。」とぎゅっとして
「先生と話したら 今日は帰るから待ってて。」と終わりをはっきりさせました。
少し さんぽの泣き声が小さくなりました。

その時です。
隣にいた子が 作品を完成させました。

「できた!見てみて!!」
    思わずそちらを見ると、楽しい飛び出す絵本が ぱらぱら・・・。
     中から その子の作った顔が ぱくぱく笑ってのぞきました。

何と さんぽ それを見て 涙の跡も残したまま 自分の紙を 持ちだしたんです。 

さんぽの大きな不安の原因が なくなったんですね。 
          やってることの 見通しがたったから・・・。

そうか そこだったのか。 私は 膝でぽんっ!です。

遅れてきて 周りに溶け込めなかったのも もちろんある。
でも 何が さんぽを不安にさせたかって
一番の原因は
今 やってることは何になるのか という
          見通し

そこからは とんとん拍子
雑ですが 不器用ながら どんどん絵本を作っていき
さんぽなりの作品が できあがりました。
いい顔。やり遂げた満足感で あふれている顔。
優しい先生は たくさんたくさん 
  でも 穏やかでゆっくりとした口調で ほめてくれました。

いい先生です。
次回は さんぽの障害の特性である ものの見え方や 
絵の苦手な理由を きちんとお話して理解してもらおうと思います。 

初めての 絵画造形教室
やり遂げた喜びで 終わることができてよかった。
続けることが できそうです。

テーマ:早期教育・幼児教育 - ジャンル:育児

次のページ

FC2Ad