ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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就学に向けて・・・学習教室探し

前回の記事にしましたが
さんぽの、就学準備としての学習教室をさがしていたところ
LDやADDの子どもも受け入れ、子どもの個人の特性に合わせた学習習得をめざす教室を見つけました。

電話で素敵な言葉に、ほろっ。(前回の記事読んでください。)

私の希望した、「1ヶ月に一度」の受講は難しいけれど、
子どもを実際見て、どういう形で支援できるか、考えてみてくれるということで行って来ました。

先生の話し方、説明のしかた、内容、にじみでる人間性、雰囲気・・・
直感的に「う~ん、いい。すごくいい。」と思いました。

私の記事には、何度も出てきますが、さんぽにかかわる出会いって、
初めてでも 直感的にきらっとするものが多いのです。
さんぽは生まれながらそういう出会いを吸い寄せる力がある・・・ホント信じちゃってます、私。
(ひだまりの方は、そういう出会いになかなかならないんですけど。)

さんぽには「お話病院(病院の定期診察のこと)みたいなところにいくよ。
さんぽはどんなお勉強の準備をすればいいか、教えてくれるところだよ。」と告げましたが、
案の定、行く前は、緊張でガチガチ。「いきたくない、嫌だ。」と拒否していました。

そんな感じで、教室に入るなり、表情が固まり視線が泳ぐさんぽにも、先生は手慣れた対応。
さんぽですら、あっという間に打ち解け、そのうち満面の笑みの表情になりました。

先生は、さんぽの遊んだり課題に取り組んだりする様子をみながら、
次々と学習面の特徴と今後の課題について、話していきます。

(できている点)
・緊張した場でも、落ち着いて指示に従い、課題を最後まで取り組むことができる。
・受け答えは確実で、指示の意味を理解している。
・像の全体をとらえていて、ひらがな・カタカナを読むことができる。
・認知面では、字を書ける段階にきている。
・数の概念もできている。

(課題となる点)
・かく時に、どういう方向にたどっていけばいいかは認知できているが、
そこへどのように筆先を持っていくかに戸惑う。手首の持ってき方と筆の痕跡との関係がつかめていない。
・字の縦方向に目が行きやすい。横線を、左右の方向からかく練習から、始めるといい。文字自体は、そういう手首の動かし方が自在になってから練習し始めた方がよい。
・今の段階では、点への注意力がない。注意力をつける練習を行うことで、漢字の細かいところに目がいくようになる。
・失敗や間違いに関して不安を感じるタイプなので、ものすごく簡単な課題から次々とクリアしていく形をとり、自信をつけさせることが先決。

それらをふまえた上で、年齢的な遅れは感じられず、あせって学習する必要はない。
進級が待ち構えるこれからに家から遠いこの教室に通う負担の方が気になる。
保育園から持ち帰ったストレスを処理し、心を安定させる場としての、家での時間の方が重要。
特に、環境の変わる頃に教室に通うことを思うと、子どもにとっても、お母さんにとっても負担が多すぎ。
もう少し、通うのは待ってみてもよいのではないか、という答えをいただきました。

全くもって・・・・納得できる話で・・・・。


時々、この教室が行事的に行う、平日外の郊外学習的なものに、
さんぽの心に負担がなかったら、親子で参加し、教室への参加を慣らしていく。
点結びや横線プリントなどの練習は、家で行える程度に意識して行い、
様子をみて、夏ごろ、教室での学習をするか、考える機会をつくるということで、終了しました。


ある面では、私の考えていた、「学校の模擬体験を経験しておく」という目的と
ここの教室の進め方は違ったように思います。
「プリントにとりくむ」「鉛筆・消しゴムを使う」「こくご・さんすうという授業で何をするのか見通しをたてる」・・・そういう経験であれば、
家から近くて、流れが単純、みんな一緒の一斉授業形態の学習教室で十分なのかもしれません。

でも、ここでは、そうではなく、さんぽの学習能力の面から、丁寧に、発達状況と特徴をみていただきました。
学習においても、さんぽの心の安定をはかる時間と天秤して・・・という考えも
とても勉強になりました。


さんぽも、今日は、できたことをたくさんほめてもらって、上機嫌。
帰り際「楽しかったな。ここなら、また来たいな。」なんて言ってる。
私も、さんぽがほめられてうれしそうな姿を見るのは、なんだかこそばゆいような感じだし、
これから・・・学校で学習につまずいても、ここがさんぽを救ってくれるかも・・・
そういう光のあたる場を確保できた、喜びもこみあがってくる。

二人、鼻歌を歌いながらの帰り道でした・・・・



21日には、さんぽの病院において、4年弱ぶりのさんぽの発達検査が予定されています。
検査の後、信頼おける女医さんから助言をいただいて、
来年度のさんぽの具体的な学習面での就学準備をどうしていくか決定しようと思います。
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入学式の下見

医師の通院記録記事を待っている方、ごめんなさい。
あれかくの、結構、時間と気合がいるので。。。。、忘れないうちに私も早く書きたいのですが。。。。
もうちょい、お待ちください。


昨日は入学式でした

さんぽの通学予定している学校は、家から歩いて5分、とても近いです。
環境が変わって刺激の多い時には、歩くことすらストレスになるさんぽにとって、とても好都合です。

さて 入学式は、1年の始まり。
さんぽにとっては、緊張を強いるこの最初の日のあり方が、その後の小学校生活に大きく作用してくると考えられます。
入学式の不安をできるだけ軽減したい。
そのため、私は、今年の入学式に参加して、式の様子をビデオに撮っておこうと、秘かに計画していました。
事前に、学校に連絡を・・・?とも思いましたが、ことが大げさになって
下手すると、教育委員会の「許可」がでるでない・・・までややこしくなると面倒だと思い
(学校だと、ありえるかも)
入学するお友達に頼んで付き添いという形をとりました

式の形態は、一度つくられると、何十年と大きく変わらないのが学校です。
今年のを撮っておけば、まず来年度も同じ形で行われるでしょう。

さんぽに事前に知らせたいポイントは、
① 門を入ってから 自分の位置に落ち着くまでの流れ
② 式の最中の見通し。終わりの目安。
③ 音の出所と、式の間どこを見て何をきけばいいのかということ。
おまけ 校長先生の顔(いるのか?)

ポイントは、しっかり確保してきました。
途中、ひだまりが暴れ、ビデオには、ひだまりの手のドアップ&ブれまくりのシーンが何回か。見てると酔ってオエーっですが
ま、いいとしよう。

これを、来年度の入学式の前に 何度かさんぽに見せて、見通しをたてるのに役立てよう。
念には念をで、学校の許可が出れば、入学式の前日に、体育館に入れてもらって
座る位置と、歩く場所、音の出所、を実際に目で確かめさせれたら完璧・・・かな。

今回、入学式に参加することで
思いがけない発見もありました。

なんと、特別支援学級が設置されていたこと。
教室に机が3つありました。今年から、運営されるようです。
さんぽにも選択できる場所があるんだと知り、安堵しました。
教室選択については、ゆっくり吟味できそうです。

それから、その学校に、知り合いの先生が数名 みえたこと。
これに関しては、いいか悪いかちょっと分からないけれど・・・。
とてもすばらしいと思っている先生もいますが、私には合わなかった先生もいますので。

でも、
「学校に、発達障害の子どもの情報を正しく伝え、適切な対応をお願いする」

元教員だからこそ、
学校事情を、そして先生たちのことを知っているからこそ
私に、その役目がある。
神様が 私に与えた その勤めを果たしたい
そう思う覚悟ができました。


今年の入学式に参加したこと

ちょっと勇気がいりましたが、それだけ分の意味はありました。

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就学に向けての動き方

就学まで1年。
さんぽの能力面・教育面での就学準備の計画は、おおよそめどがたちました。

でも、そろそろ、親として、町や学校に対し、何か動き出さなければ。
でもどこから?どうやって?
そんなあせりがでてきます。

ネットで調べていくと、動き出すのは、5~6月ごろ。
いわゆる、「就学指導委員会」が教育委員会で行われるあたりが、スタートのようです。
でも、実際、市などの就学相談に向かうのは、早ければ早い方がいいという情報もありました。

そこで、1月ごろに、一度、役場の方へ「就学相談」という名目で電話。
さんぽの場合、1歳6ヶ月の「町の幼児相談」で「発達障害の疑い」を告げられた経過があるので、
その時の、市の臨床心理士さんに、「就学相談をお願いしたい」と申し込みました。
それから4ヶ月、やっと今日、相談にこぎつけました。

本当は、その市の臨床心理士さんにお願いしていいものか、疑問もありました。
結果的に、その日にはっきりと「自閉症の疑い」を言ってもらえたから、今があります。
でも、発達は順調だと信じていた私にとって、信頼関係のない人からの、突然の冷ややかな「障害の告知」は、あまりに衝撃で、それでいて「様子をみましょう」という、フォローのない対応に、悩み苦しんだ事実は、ずっとひっかかっています。
また、さんぽに問題が減ってきた頃からは、相談自体を、軽く見られがちだったのか
何度か、相談予定日をすっぽかされたり、予定変更をされたりしたことも。
何となく、信頼できない・・・という思いがどこかに残っています。

それでも、最初に「疑い」を見つけた方であるゆえ、私は、さんぽを連れ、定期的に相談に通い続けました。
頻度は3ヶ月に1度、それを3年間。
出産が近づき、重い腹を揺らし、入園で不安定なさんぽを抱え、何とか行った相談日に、事前の連絡なく心理士が欠席だったのが、定期相談をやめるきっかけになりました。

しかし、再び、就学について、その市の心理士さんに相談を決意。
それには、いくつか理由があります。

その市の心理士は、この地域の保育園や学校で、相談員として努めている経験が長いこと。
専門家としての力量は感じられること。
「障害の疑い」を発見し、さんぽの発達を、1歳6ヶ月から3歳8ヶ月までみ続けてもらったこと。

人間的に自分に合う合わないは、二の次です。
大事なのは、さんぽに携わってきた客観的な立場の専門家として、その存在が必要なのか必要でないのか。
そういう意味では、必要なのは間違いない。

主観的な立場の親では適切にできない、そして年に1度しか会えない忙しい医師にもお願いできない、
さんぽと 学校とをつなぐ 専門性のあるコーディネーター役
私にとって、そういう人の存在が、絶対にいる。 

ならば、今後に向けて、市の心理士さんとの関係を、大切に保ち続けていくのが、
親としての私の役目ですよね。


久しぶりに、出会った市の心理士さんの話では、
園の相談員で訪れた時に、先生方からさんぽの話をきいたり、さんぽの園での生活をのぞいたりしてくれていたようで、ある程度の情報が入っていました。
そうすると、やっぱり話が早い。
さんぽの現状をもとに、就学に向けて、どういう流れになるか教えてもらいました。



就学指導委員会(8月 注*ほかの地域は5~6月が多い)
    :心理士が、心理士としての立場で、特別な支援の必要な児童として、さんぽの名前を挙げる。
     (親からの申し出、或いは了解をえている子どもだけ、あげることができるらしい)
     そこで、さんぽの今までの発達の経過、特徴、を伝える。

就学指導委員による、必要に応じた、さんぽの観察や園の訪問(9月~)

就学時検診(10月)・発達検査(担当医師による)

在籍、通級の有無などの話し合い・決定(12月ごろ)

学校への訪問、懇談
     :保護者による具体的な配慮や支援のお願い(1月~)




大まかな流れは、こんな感じだそうです。
もう少し、動きをいれるとすると、例えば、市による発達検査、或いは教育センターでの懇談などが入ってきます。

さんぽの場合は、検査を医師のもとでやってもらえるので、市でやる必要がなくなり、
また、園において集団行動での問題がなく、多動の兆候も見られないため、教育センターでの懇談も必要はないように言われました。

この流れからすると、市の心理士における就学指導委員会での話が、
学校教育の支援をうけるためのスタートになるます。
就学指導委員会で、市の心理士にどう伝えてもらうかがポイントになりそうです。

親が、教育委員会や学校に出向いていくのは、少なくともその先。
客観的なつなぎなく、親が先走ることは、避けた方がいい。
モンスターという誤解をうみかねません。
教育委員会や学校への懇談・・・ここは、コーディネーター役の心理士と相談して、慎重にすすめたい事柄です。


これからは、大きなポイントとなるのが、市の心理士との連携。
心理士に、専門的で客観的な立場から、学校や教育委員会の理解をすすめてもらい、いよいよ、つなぎがしっかりした暁には
バトンをもらって、私が親という立場から、学校に理解と具体的な配慮と支援をお願いしにいく。
それは、年度の後半になりそうです。
それまでに、親の会や自学でしっかり練り上げ、
最高に わかりやすい さんぽのサポートブックをつくっていこう。


これで、ざっと、就学に向けての、この1年の自分の身のおき方が見えてきました。

漠然としていたやるべきことの、順序と方法が整理できて、ほっと一息。


ちょっとだけ、肩の力がぬけました。
なんだか、気持ちがすっきりして、明るい表情になります。


見通せるって 大事なことですね。



     

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就学準備・・・教育センター

すったもんだあったので、報告が遅れましたが、
実は、教育センターに連絡をとってみました。

親の会の方から
「教育センターで発達検査を受けると、就学用に所見をかいて、学校に提出できるものを作ってくれる」ときいてから、ずっと迷っていました。
町でお世話になる臨床心理士からも「教育センターに相談する必要はない」と言われたし、
医師が、もう少し後で学習面での偏りが分かる発達検査をするといってくれていたし
これ以上、あちこち行くのもどうなんだろうという思いもあって・・・。

でも、元教員であるからこそ、私は
学校というところが、保護者の言葉だけでは、本腰を入れたやり取りにならないことや
持っていった資料も、その場だけで終わってしまうことが予想できる。
そして、逆に「うるさい親だ」というイメージだけをうえつけやすいことも。
さんぽのような、一見してわからないタイプのこどもに対しては特に
不安行動も困難も、理解してもらえず、不登校など何か不適応があった際には「うるさい親だからこうなった」になりかねない。
学校に理解してもらうために必死で話ににいくことが、逆にあだになるなんて悔しい。

でも、私たちもしつこい訪問セールスみたいにならないよう、手だてがいりますよね。
訪問販売の人が、売り出したい商品について、いくら褒め上げても、なんだか信用ならないのと一緒で。
口コミとか別の人の評価とか、客観的なものに、耳を貸したくなるのと一緒で。

やっぱり客観的な立場の人・・・専門の人からみたさんぽの所見がほしい。
さんぽみたいな、受動的でパニックのない、おそらく先生を直接困らせる行動がおきないタイプこそ 
保護者ではない、専門分野において教師をこえる人の言葉が、どうしても必要だと思うのです。


ただ、町の臨床心理士には、私の中に、どこか信頼をおけない面があるし、
医師は優秀な方だけれども、何しろ忙しすぎて、丁寧な所見はのぞめない。
先回行われた田中ビネー式では、知能指数も教えてもらえなかったこともひっかかる。
「診断書がほしい」と言ってみたら、「問題がおきたらでいいのでは?」と言われてしまったことも。

少し躊躇感は残り、何度か受話器を持つ手がためらったものの、やっぱり教育センターに電話を入れました。
「就学のために、発達検査をして所見をかいてもらいたい。」
そう、単刀直入にいきました。

待って1ヶ月、最初の面談がありました。

まずは、さんぽの観察
そして、今日の観察だけでわかる、さんぽの特徴をあげてくれました。

・言葉の知識が高いわりに、人を描いた絵が幼い。
耳がなかったり、手のひらがなかったりすることから、ボディーイメージがまだできていない段階。
活動したり、真似るときに、からだのどこをどう動かすか読み取れていない。

・会話ややり取りなどは、極普通で問題が感じられない。それで、友人関係が良好で集団行動にも目立つ要素がないとなると、大きな2次障害がでてこなければ、発達障害の診断を明確につけ、学校に提出するまでのことはないと医師は考えているのではないか。

・文字の全体構成が見えていない。全ての線をパーツで見ていると思われる。
漢字など複雑な線の組み合わせになったときに、困難を感じるかもしれない。
方法としては、書き順から入ること、線が色分けしてあるものを使って構成を意識させることなどがある。手だてによって、構成がわかると、すんなりいく場合もある。

・不安は強いかもしれないが、今回のように新しい場所でも落ち着いて適切に指示に従える。経験の積み重ねや、最初の丁寧な対応で、自分で克服できるタイプかもしれない。こういうタイプは何もかも新しい環境になる1年生の段階で、丁寧な対応や配慮があるかないかで、その後が大きく変わる。学校に、発達検査の結果をこちらの所見とともに提出することは、意味があることと感じられる。

そして最後に、早いうちに、WISCーⅢ発達検査をおこない、どこに苦手があるかを明らかにし、
この1年の間に、文字など、困難があると思われる面は、トレーニングも少し行うこと、
その上で、学校提出用の所見を作成していくことを話していただけました。

・・・さすがですね。
ああ、こういうことを、望んでいたんだよな。私。
なんだか、肩の力が抜けたというか、ちょっとした脱力感。

ずっと、就学までにあれとこれとしておかなきゃと思って、力が入りっぱなしだった。

学校と保育園と教育委員会をつなぐ町の心理士が、さんぽの就学までの流れを、うまくコンベアーにのせてくれるはず。
そして、さんぽ自身の生活環境の変化のための準備は、医師からの助言どおり、この1年の学習教室での経験が大きく役立ってくれるだろう。
さらに、教育センターでWISCーⅢを受け、さんぽの個人内差を知り、適切な支援の方法を見つけ、それを客観的な資料として、学校へ提出できる見通しもできた。

今、私のできることはやれたかな。

後は、学校との面接を待つ。
それまでに、じっくり丁寧に、どう伝えていくか練り上げておこう。

WISC-Ⅲ発達検査は、早速6月に予定しています。

丁度、通信大学で、発達検査の意味、さらに方法や結果の生かし方を勉強したばかり。
なんてタイムリーなんでしょう。
せっかく検査をするんだから、結果をこれからの支援に役立てたいな。
田中ビネー式検査の二の舞はごめんだな・・・。

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WISCの結果・・・最大限に意味のあるものに

WISC-Ⅲの結果がでました。

以前、ブログ仲間の、幸歩さんに、「親が感じていたことが、そのまま結果にでてくるよ。」と
教えてもらいましたが、うん、まさしく、その通り。

母が見てきた、さんぽの成長
わあ、すごいと思う我が子の能力、反面、これってどうなんだろう、大丈夫なのかと思って心配していた面
・・・そのまま数字化されてきました~って感じですね。

そう思うと、母の勘って、あなどれない。
これだけ、わが子の一つ一つの成長を受け止めてきたんだもの。当然か。
いやいや、頭のいい人が開発した発達障害の検査に匹敵するほど、こどものことを知ってる母になれるのは、障害を知り、一生懸命わが子と向き合ってきた証・・・そんなふうに思っても罰はないよね。

さんぽは、感心するほど、言語性と動作性に顕著な差りがありました。

ブログをずっと読んでいただいてた方は、もしかして母と同じように予想がついてるかもしれませんね。

知識的な言語理解や単語記憶になると、水準を軽く超えますが
視覚的な絵や図の理解や操作になると、ぐっと落ち込んでいます。

優勢で言うと、聴覚的な言葉の理解や操作が、さんぽの得意とするところのようで、
視覚的な処理は苦手、特に抽象図形や空間認知が極端に弱いようです。

まあ・・・パズルはできないし、絵や字など像の認知が遅れがちなことは十分把握していて
視覚的な認知の遅れは、ある意味、予想通りなんですけど、これほど顕著だとは思っていませんでした。
IQ的には、平均してしまうので、標準の中でも真ん中になりますが
これだけ偏りがあると、学習面での何らかの障害がでてくることが予想できます。

センターの方が、指摘していたのは、「漢字」と「板書」

形を視覚的に正確にとらえることが難しいため、複雑な漢字になったときに、細かい組み合わせの違いをとらえることに困難があるかもしれない。
また、いわゆる不器用さと目と手の協応の問題から、処理速度が遅く(数字的にはこれが一番低い)
板書を写すことに時間がかかるだろう。

これは、結構大きな問題ですよね。
そして、まさしく学校での支援のポイントになります。

所見として、そういう苦手な部分をポジティブに考えた教育的対応を教えてもらいました。

・ 空間認知や、視覚的な処理の問題は、視機能との関連がある。
視機能は、トレーニングで効果が確認されている。
視機能のトレーニングを今から意識的に行うことにより、「貯金」ができる。
 
・ さんぽの場合、抽象的な図や線の組み合わせが苦手だが、意味のあるものの視知覚になればできる。
漢字ならば、部首(象形文字)の意味を理解させ、同じ部首のものから覚えさせるなどの方法をとるとよい。

・板書が苦痛になると、その後の学習能力にも影響がでる。どうしても必要な部分だけ板書できるように、色分けしたり、板書課題の優先順位をつけることで、板書が遅れることによる2次的な障害を防ぐことができる。


そう、これなんです。
私の、今回の検査で、必要としていたもの。

さんぽの特徴、さんぽの持つ個人内差・・・それ以上に、
じゃあ・・・どう手助けすればいいか、どう支援につなげていくか

学校提出用にかかれた所見には、さんぽの検査から分かる能力の偏りが軽く述べられ、
それに対する支援については、わかりやすく具体的に、しっかりとかかれていました。
もちろん、板書についても。
学校にそのまま提出、
これを読めば、学習面においては言いたいことが全てかかれてあります・・・みたいなっ!
これが、今回検査をした意味を、十分なものにしてくれました。本当によかった。
これを、就学前の学校での話し合いに、上手に活用したいと思います。

さて、ちょっと興味のある検査項目は「配列」
さんぽは、動作性の検査は、ことごとく標準を下回っていたのですが、一つだけ「配列」だけが、
上回る結果を出していました。
「配列」は、絵を経過順に並べるものなのですが、そこから、原因と結果の関係の理解や、時間の経過の理解がどうかがわかります。
いわゆる、継時処理の問題です。
継時処理が得意な場合、系統立てた説明や順を追った指示が支援のポイントになるようです。
いかにも、説明好きなさんぽにふさわしい感じで・・・。あまりにわかりやすい結果に笑えるほどです。

でも・・・何かあったときには、丁寧に順序立てて説明してきた・・・
その今までの対応が、さんぽには間違っていなかったこと
それが確認できたことも、母にとってうれしい事実です。

もう一つ、検査結果に、大事な意味がありました。
それは、だんな。今までは、
私が、就学に向けて動こうとすると、「さんぽは、学習ではそう問題ないだろ」なんて、なんの根拠もない主観的な思いで、支援級の要素などこれぽっちも考えていない。
私がずっと心配していた絵や字の問題も、「男ならそんなもんだ。幼児から、家で文字をやらせるなんて気に入らないな。教育ママがお受験させるみたいだぞ。」なんていう。
就学前に学校にさんぽの障害について話すことも、「障害名が一人歩きして色眼鏡でみられるだけ。障害をいう必要はない。何も学校にアプローチしなくても、さんぽは大丈夫だ。」と断言。
(まあ、好きなように言わせておいて、私は勝手にすすめてますが。)

そんなだんなも、さすがに数値ででてきた客観的な検査結果に、真剣になっていました。
「バリバリのLDだな・・・。そっか、やっぱり、今できることしてあげないとな。高学年になると通級もあるかもしれないな」
やっと・・・わかったか・・・・この鈍感男が。
「今から、漢字も教えてみるか。」
またそんな急な。
でも、そんなんでも、パパがさんぽの困り感を理解してくれた、その意義は大きい。
これで、環境も整えず、理解なしの学校に放り込んで、「さんぽは大丈夫」なんて言うことはないだろう。


ああ・・・一気に、準備は整えられた。
この結果が、私のこれからの力になる。


何度も唱える。

大切なのは、さんぽが生きやすい環境を整えてあげること
そして、さんぽを、どう支援していくかということ




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