ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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サポートブックと新しい担任の先生

さて、予告しておいた、実際のサポートブックと懇談
すっかりタイミングが遅れ、何か高まっていた気分も少々なえがちに。

それでも、せっかく書こうと思っていたことなので、記事にしようと思います。

サポートブックについては、たくさんネット上にも出ているし、
親の会では、必ず課題となる大きなテーマだし
専門の本も、最近はくつか探せばあるので、本当にありがたい時代になった気がします。

私は、そういうものを柱立てにして、いろいろ紹介されているサポートブックのいいとこどりをして、
母が、満足できるものを作成するのが一番だと思うんです。
「どれが一番いいっ」っていうのは、ないから。

今は、PCから閲覧できるように、それぞれの教育委員会が形式を出しているけれど、
私は、逆に、形式化されちゃう方が怖いように思います。
先生たちが書類として扱って、ちゃんと読まなくなっっちゃうような気がして。


って、私のサポートブックに対する考えは、前の記事にもう書いたか・・・。
くどかった。ごめんなさい。

実際どんなんにしたかっていうのでしたね。
私の場合、教員だったという経験をふんだんに利用して、教員の立場から作成してみました。

Q 担任が(サポートブック)を開くのは、私ならいつ?
最初の懇談、問題がおきた時と、個別の指導計画表をかく時、或いは校内委員会で話し合われるとき。

例えば、気になる問題行動を見つけたとき
「最近、妙なしぐさをよくしているな。何かのサインだったっけ。」とを開く。

不登校が続きはじめたまなど、大きな問題行動になって担任にはお手上げになってきた時
「保護者にはちょっといいにくいことがあるな。誰かわかる人に相談できないかな」とを開く。

校内委員会で、幹部の先生から、「もうすぐ運動会があるけど、あの子の対策は何かしているか」ときかれ、
あわてて「運動会はどうすればよかったっけ」とを開く。

を開いたら、すぐに対応できる
そういう利点があって、は担任にとって、よく手にとるものになるはず。
それは、支援のしやすさにつながるはず。
かな?

さんぽのサポートブックは、こんな感じ。ファイルして、表にマル秘マークをつけて渡しました。

1面目・・・一般情報、支援関係機関(施設名、担当者、支援概要、連絡先)
2面目・・・生育歴、発達検査の記録と学習面での支援方法
3面目・・・特徴
4面目~・・問題行動と具体的支援{項目、状況、支援(対応)、支援(予防)}
7面目・・・環境の変化・行事においての留意事項
      (席替え、身体測定、運動会、遠足、児童集会、給食掃除当番、遅刻早退についてなど)

それを持って、入学式次の日に懇談。
この日しか、サポートブックをゆっくり説明できないので、たっぷり40分時間をとってもらいました。
特に、ゆっくり説明したのは、4面目の問題行動と具体的支援です。

担任が一番参考になるのが、おそらくここだから。
自分が直面するはずの「困っている時のサインとなる行動」が何よりも気になると思うんです。
誰でも担任ならば、自分のクラスの子どもが困っていることを気づいてあげたいとは思う。
でも、気づくアンテナがあるかどうかは、その人によりけりなんですよね。

だから、さんぽが困っている「状況」の説明を、できるだけ具体的に想像して、話す。
「過去の実例」なんかは、すごくわかりやすく、教育現場が長い先生ほど、ピンとくるものだと思います。


状況の説明の書き方については、神戸市の教育委員会が出している「サポートブックの書き方」に詳しくのっていましたよ。是非、参考にしてくださいね。


ということで、どきどきの懇談。
笑顔の優しい女の先生は、私と同じくらいの年齢でした。

サポートブックを開いて、説明している間、表情は常に穏やかで、落ち着いた様子。
はっきりいって、でてくるオーラで、すでに合格でした。
ハハハ・・・この先生なら、サポートブックいらなくね?みたいな。

その先生ったら、途中で、こんなふうにいうんです。
「これって・・・さんぽ君だけじゃなく、1年生ならみんなしてあげたい対応ですよね。」

・・・そう思えちゃうタイプか。う~ん、すばらしい・・・。
ますます、サポートブックいらなくね?みたいな。

さんぽへの支援を、特別なものとして重荷に感じるのではなく、
ごく当たり前の、指導方法として受け止めてもらえている・・・

この先生なら、大丈夫だな。

さらに私をほお~っとさせた言葉があります。
それは、名札の取り付けの件。
隣のクラスでは、入学式の日に「自分で取り付けたりはずしたりするよう、練習してくるのが最初の宿題です。」
といわれたのをきいたから。
さんぽには、あの親指と人差し指との微妙な力具合を調節して行う名札の取り付けや取り外しは、まだとても無理なので、家で練習はするけれど、できないことをあせらしたり責めないでほしいという話をしたところ

「さんぽ君、名札の取り付けが苦手なら、できるようになるまで、家で、ゆっくりつけてくればいいですよ。
そっと上着で隠しちゃえば、どうですか?。
名札を学校で取り付けるのは、校外の安全対策なので、外で名札が見られないように工夫すればいいことですから。
学校で学んでほしいことは、そこではなく、ほかにありますから。」


自分で名札の取り付ける
その小さな活動一つをとっても
それを行う理由は何かを、正しく理解し、
その行為が苦手な子には、その子にできる段階を追った別の方法を提示してくれる。

これが支援の基本だと思うんですよね。
そういう考えをこちらにさっと言える先生は、支援という意味をちゃんと知っている方だ。
ますます、さんぽのサポートブックは、いらなくね?

懇談を終えた後は、何だか浮き足立つ私でした。

それからしばらくして、元気に学校に通うさんぽに、担任の先生はどう?ときくと
「最高!多分学校の先生の中で一番いい先生だよ。
 だって、話がすごくわかりやすいんだ。
 きっと、オレたち一年生だから、ゆっくり話してくれてるんだ。
 いつもにこにこだし、この先生でよかったよ。」
と言っていました。

あ・・・やっぱりな。
ちゃんと、こどもにも伝わるんだよね。


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さんぽの近況報告

さて、更新続きついでに、最近のさんぽの様子。

いやはや、めちゃめちゃ、ありえないくらい順調なんです。

本当にいろいろ想定して、いろいろ覚悟していたので・・・順調すぎて、かくっとなるくらいで。


先生やお友達の環境に恵まれていたのも、幸運だったし
まだ、授業が短くて、緊張に耐えられる時間で下校になるのも、さんぽには助かることだし
今のところは、さんぽの苦手な「かく」「板書する」などの機会が少ないのも、大きい理由でしょう。

さらに、さんぽにとって、時間割にそって進む学校生活の流れが、見通しやすかったのかもしれません。
学校まで歩いて5分という楽な距離も、無駄なストレスをためなくてすむし

とにかく、滑り出しでこける要素は、今のところ一つもない。
さんぽの気持ちが、安定していることは
ひだまりの入院やら、自分の体の心配やらあるわが家族にとって、何よりもありがたいことです。
  

ただーし。

1年を担任した経験から言えば、4月の1年生たちは、誰もが最高に緊張していて、いい子なんですよね。
みんながいい子になろうと、本当に頑張っているから、教室も自然とよい環境がつくられている。
1年に限らず、どの学年も、「一つ大きくなった自分」に誇らしげな気持ちがあって
いろいろな意味で、みんな新しい活力にあふれ、程よい緊張感でみなぎっているはず。

でも、これは、一時的なもので、当然続かない。
確実に、どこかで誰もが崩れだします。
高学年なら、連休明けくらいからちらちら顔を出す頃・・・、でも、1年生はもう少し先です。
さんぽは、おそらくさらに先。みんなが崩れだして、環境が悪化したら一気に耐えられなくなる気がする。
勝負は、そこからかな。


親としての対応といえば、
今は、昨年の医師の言葉を、忠実に守っています。

1つは
「ストレスが過多になる時期は、新たな刺激を増やさず、
 家では、いつも通りを確保してしてあげること」

もう一つは
「1年生なんだから~しなさいはせず、1年生だから思いっきり手伝って、本人の負担を軽くしてあげること」

これに限る!!
今は、とにかく、「できない」というさんぽにとって最大のストレスの負担を、なくすことに
全てをかけています。

何たってこの私。
保育園入園の時は、これとまるっきり反対のことをして大失敗してますから
この辺は、大いに慎重です。



ところで、さんぽのことで、どうしても報告したいこと。

実は、鏡文字がほとんどなくなりましたーーーー
大きさも縦棒と横棒のバランスも、ぼちぼちいい具合になってきて、まあそれなりの文字になってきたのです。

うそ!?間に合ったじゃん!!
正直、驚きです。

文字練習とかドリルとか、繰り返し練習はさせていません。
もともと、文字を書くことに抵抗があるので、文字練習をさせるなんて、至難の技だし、
ドリル練習みたいなのは、さんぽのようなタイプには、実際、効果がないかもしれません。

じゃ、ついこの前まで、鏡文字オンパレードだったさんぽが・・・、
それどころか45度回転文字や、横棒や縦棒がアンバランスな不器用文字が並んで
まるで、よく子供用クイズにある怪盗の手紙みたいな感じの文字になってたさんぽが、
わずかな間に、どうやって習得したの・・・って?
なぜ、鏡文字がなくなったの・・・・?
と思うでしょ。

これね。「視機能トレーニング」の成果だと思うんです。
おそらく。

視機能トレーニングに、家で毎日取り組むようになって、
それからビジョントレーニングを行う体操教室に週1で通いだして
約2ヶ月
その間に、一気に文字が変わったので。

ただ、昨日の連絡帳。
さんぽの板書てきたものは、明らかに途中から別の行に混同しちゃってました。
(先生が、個別で確認して直してくれていました。さすが!)
まだ、黒板を視写する時に、うまく視点が着地できていないな・・・とわかります。

視機能トレーニングは続けていきます。
その効果、ブログで報告できればいいな・・・。


それよりなにより

さんぽが「学校ね!楽しいんだよ!」って
笑顔で手を振って登校し、余裕を残した表情で帰ってくる。
この状態が、続くといいな。

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運動会は、不安の嵐

今日は、朝から不安定なさんぽ・・・。
学校から帰ってきたら、さらに悪化。

些細なことで、泣き、イライラして当り散らす。
遊びにも集中できず、何となくぐだぐだとしてる。

ちょっと久しぶりの光景です。

でも、理由がわかるので、私も心得ています。
理由はね・・・。

明日の運動会。

かけっこでは、一番はどうしても無理(一番どころか多分2番3番も・・・?)
玉入れは、いつも「赤組」が負ける
そして、全体で、「赤組」が勝てるかわからない

とにかく、不安で不安で仕方ないらしくて・・・。

夕飯中、突然、「どうやったら、早く走れるのかな。オレ、今日いつもずっと考えてるんだ。」
テレビを見ていて、また急に「オレ、いつもかけっこの後、今度こそ一番をとってやると思ってるんだ。」
お風呂はいりながら、ふと「ばあちゃんが、馬のうんこを踏むと足が早くなるっていってたけど、ホント?」
歯を磨きながら「つま先で走った方が早いと思うんだけど、オレ、うまく走れないんだ。」
その間あいだでは、常に、空中で玉入れのまねを繰り返す

見るもせつなく、一日中、明日のことを心配してるんです。


前向きとも思える発言もあるけれど、これが油断禁物で。
考えているうちに、いろいろなことがたまらなく嫌になるらしいんだな。

椅子を応援席に持っていくのは、重いから嫌
体操服は、身体がかゆくなるから嫌
午後からもあるのが嫌
1年生だけで下校するのが嫌

不安だらけで、さらにそれだけ、嫌なものが膨らむと、そりゃもう、
息吸ってゴロゴロしてるだけでも、いっぱいいっぱいだよね。


わかるわかる お母さんもそうだったよ。
お母さんは、かけっこいつもどべだったから。
まあ、いいよ。運動会は、お母さんがいるからさ。
どうしても嫌で泣きたくなったら、泣きにおいで。


夜9時半を過ぎても、不安で寝付けないさんぽに、寝床でそう話すと


うん、でもオレ多分泣かないと思う。
保育園の運動会より学校の運動会の方がいいんだ。
だって、ゲームに出るのが少ないから。
オレは、ゲームに出て、負けるのが嫌なんだ。
学校は、かけっこと玉いれだけ出ればいいから、オレ、我慢できると思う。


そういいながら、やっと覚悟ができたように目を閉じ、すーすーと寝ていきました。
寝入る前に、赤組の応援歌をつぶやいて・・・。
最後まで無意識の中でも、運動会が・・・。


はじめての、小学校の運動会だもんね。
心配だよね、不安だよね・・・。
さんぽは、頑張り屋さんで、絶対頑張らないといけないと思っちゃうから、つらいんだよね。


負けてもいいんだよ。

かけっこ、早く走れなくてもいいんだよ。

玉入れ、入らなくてもいいんだよ。

もう何だか、頭がパンパンになって、泣いてもいいんだよ。


   
早く終わっちゃうといいね、さんぽ。



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初めての小学校の運動会

報告が遅くなりましたが、さんぽの運動会、終わりました。

天気は快晴。
私もいい歳こいて、ガングロになりました。
さんぽは、早速、顔の皮が一皮向け、男の子らしさもUP。
でも、その日、スギ花粉が飛び散ってたようで、次の日まぶたがポンポン
眼科に行ったら、同じ小学校の子どもたちでいっぱい・・・1時間半待ちでした~

さて、前日はあんなんだったさんぽの運動会、どんなんだったか気になるでしょ?

さんぽファン(いますか?)の長い方は、予想できていたかもしれませんが
予想通り、ほぼ完璧。

朝こそ、「嫌だなあ」の一言はありましたが、そのわりには支度には気合いが入る。
そして元気よく、「行ってきま~す!」と出て行きました。

開会式。
背が一番高いさんぽは先頭。
背が高いのは生まれつきで、学校の配慮があるわけではないのですが、
先頭なのは、ラッキーでした。
自分の位置にはっきり目印があるし、目の前が先生なのは、指示も通りやすいですよね。

今回の初めての小学校での運動会だったのに、練習期間の間に、さんぽにあまり不安行動がでなかったのは、
そのあたりに原因があるかもしれません。
保育園のときは、背の低い子順だったので、さんぽは一番後ろ。
どうしても、指示が通りにくく、位置も一定しない上、前の子どもたちからの刺激も多くて。
さんぽにとって、一番前になる緊張より、何をしているかわからない不安の方が、つらいことですから。

私個人としては、運動会が「背の高い子順」というのは、どうも体育会系の先生の「見た目優先」を感じて
教員時代から反対派なんですが
今回に限っては、感謝!!してます。(ま、親になれば自分の子のことしか見えないものですから!)


問題のかけっこは、勿論、緊張気味でした。
でも、不安に陥る様子はなく、それなりに一生懸命な「気持ちの高揚」は遠くからも見てわかる。
順位は何だろうと、それだけで十分。

本当に、それだけで十分うれしいんだ。

私は、あえて、ゴール側には向かわず、スタート側から応援しました。
たとえ、どんなに走りを褒められたって、自分が早くないのは自分自身わかってる。
みんなの前で、足の遅さをさらさなくてはいけない・・・それがどんなにつらいかを、私は知っています。
あえて褒めることもせず、触れないのが家族の思いやりかな、と思ってます。

以前にも記事にかきましたが、この「かけっこ」
6年間続くことに、何か教育的な意味があるのだろうか、といつも思います。
どんなに授業を研究したって、クラス経営のプロをつくりあげたって
時代を超えても、変わっていない「かけっこ」の形式が、
「日本の教育思想は根本が間違っている」ことを表しているように思うのだけれど・・。
早く、気づかないかな・・・。
体育だけが、みんなの前で下位と言うレッテルをつけるのを、公然と許されているってこと。

話がそれましたが、さんぽの運動会

力の入った玉入れは、さんぽのチーム「赤」が圧勝!
遠くからですが、いくつかさんぽの玉がかごに入ったのも見えました。
前日ずっと・・・練習してたもんね。入ってよかったね。

お母さん、思わず、大人気なく「赤勝って・・・!!」と指を組んでお願いしちゃったよ。


応援席で待つさんぽは

太陽がぎらぎらと照りつける強い刺激にも目もくれず、流れる汗も気にすることなく
ずっと、大きな声で手を振って、赤を応援し続ける。
後ろにいる私を振り返ることもなく。。。。

改めて、さんぽが前日に感じていた「不安」
それをのりこえさせているのは、私の存在ではないんだな、と思う。

あれだけの不安をもふりほどき、前に進もうとする力は、
さんぽ自身がつくりだしている。

不安をのりこえさせているのは、誰でもない、「さんぽ自身」なんだな。


さあ、全ての種目が終わりました。
照りつけ続けた太陽と興奮のおかげで、そろそろお疲れモードも見えてる一年生の応援席。

でも、「閉会式が始まります。」というアナウンスがかかると
さんぽは、誰よりも一番に立ち、さっそうと駆け足で運動場に向かいだしました。
きびきびとしたさんぽの動作には、今日一日の疲れは見えない。

そっか・・・・先頭だから、さんぽが一番にいかないといけないんだ。
さんぽの運動会は、まだ終わってないんだね・・・。

走り出した、さんぽの背に「責任」の文字が見えた気がした。



手を後ろ手に組み、足を肩幅に開いて、凛と立つ後姿が、あまりにたくましくて

少し、私から遠くなってしまったようにさえ感じる1年生のさんぽ。



初めての小学校の運動会

さんぽはまた一つ大きくなりました。

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お友達関係は難しい

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