ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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5年生野外教育学習のSST・・・NO1

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5年生野外教育学習のSST  NO2

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自分を自分で支援できること

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見通しがなくても、好きなことなら。

「見通しをたてる支援」についての話しが続きますが

逆の意味でのトレーニングになった
こんなエピソードも紹介しますね。


さんぽの場合、先回と先々回ともにあったように「見通し」を立てるための
「下見」的な支援は、ずっと行ってきたものです。

早くは、保育園の頃から
行事に関しては、前もって教えてもらって、リハーサルをしてもらうことをお願いしました。
豆まきの時は、早めに、鬼の仮面を見せてもらったし
恒例なら運動会当日朝に飾る万国旗を、少し前から飾ってもらったりもしました。
次の年に向けて、学校の授業と同じように行われる学習教室にも、通ったりもしました。


学校へ入ってからも
入学式は、異例にも前日に、体育館を見せてもらって入学式のように歩いたし、
身体測定は、どのように行うか、リハーサルを家でしたし。
学習発表会や運動会前は、前の年に、お友達のお兄さんを見る面目で見に行き、ビデオをとって
それを見せたりもしたっけ。

細かく細かく、見通しの支援をする。
それが、さんぽの不安やブルー気分を減らし、パニックをなくしたのは、間違いない。
と私は思っています。


さて、とはいいつつ、世の中は、いつも計画的にはいかないもの。



突然の大きな行事だって、時にはやってきます。


さんぽも、つい最近、そんなことがありました。
それは、4月に予定されていたダンスのショーでの出来事です。


いつも、ダンスのショーは、外で行われることが多いのですが、
今回は、中の舞台で行われる。それだけは、知っていました。
なかなか大きな会館の舞台。
でも、ショー自体は10分程度だし、たくさんあるダンスショーの中の幕間だと聞いていましたので
あまり心の準備もせず、さんぽに支援も考えず、いつも通りだとなめきっていました。
実は、前日にリハーサルもあったのですが、夜遅い時刻の集合だったので、
ひだまりの生活を優先して、出席さえもしませんでした。


ところが・・・。


当日になって知ったことには、
たった10分の出場のために、1日楽屋で過ごすらしく
あちこちの多くのダンスチームとともに監禁状態で、親は一切出入り禁止。
しかも、チームごとの楽屋ではなく、男子と女子で分かれていて・・・

要するに、ショーはともかく
全く見たことのない知らない初対面の男の子達とともに、1日狭い楽屋で過ごすという
前代未聞の事態であることを、当日集合場所で知ったわけです。


聞いたとたん、さんぽは、イヤイヤモードに突入。
でも、ダンスのショーにはでたい。
ダンスショーへの緊張も、ピークに高まっている。
葛藤で、心の揺れまくっているさんぽが、見てとれました。

どうしよう・・・パニックになるかな。でも、さんぽの好きなダンスだし、ここは出場してほしいな。
そう迷う私。

最終的に、腹を決めたのは、さんぽ自身です。


イヤイヤモードのスイッチを自分自身で切り、ブルー的な言葉を口に押し込んで
「行く。」と一言、楽屋に消えていきました。



そこから、お昼も挟んで、約10時間
全く、さんぽと話すこともできません。

楽屋で一人、いったいどんな風に過ごしているのか。
知らない男の子達に囲まれたら、コミュニケーションもおそらくとれないはず、
急に話しかけられたらいったいどう対応してるのか。
ショーまでの見通しの立たない長い時間にパニックはおきてないか
高まる不安感をどう解消しているのか


私こそ、想像もできず、気が気でありませんでした。



でも、こうなったからには、私だって腹をくくって待つしかありませんよね。



ついに始まったさんぽ達のステージ。
緊張は、良いものに変わり、本番に強いさんぽは、堂々たる演技を披露。
他のダンスチームに負けない、なかなかのダンスに、私も大きな拍手を送りました。
ショー自体は、上出来です。


さて
全てのステージが終わり、ロビーに荷物を持ったさんぽが、
すっかり疲れた様子で出てきました。

「はあ~~、ダンスも疲れたけど、待ってるのが長かったわ~」
というさんぽを、そうだろうねえ、とねぎらいます。

だけどどうかな?
思ってたより、元気な感じ?
やっぱりダンスをした達成感が、その他のストレスを吹っ飛ばしたのかな?


と、横で、
「お~、じゃあな!バ~~~イ」と手を振る、黒人ハーフの男の子
「じゃあな、ばいばい」と元気に答えるさんぽ。(目はあわしてないけど。)

「またな~。うまかったな、お前」今度は、少し大きなお兄ちゃんが。
「ありがとうっ!またね。」とさんぽ(目はあわしてないけど。)



・・・・えっ?さんぽ、知らない子とお友達になったの?




「ううん、友達って言うか、まあ、一緒にダンスしたり、話しただけだけど。」




・・・・へえええ。
正直、絶句。


心の準備も、リハーサルも、見通しも、ないないづくしの中で
パニックにならないどころか、知らない子達とコミュニケーションとれたんだ・・・。
びっくり・・・。


ああ、そっか、ダンスだから。

さんぽの大好きなダンスをする仲間だから、か。

ダンス好きな仲間だから、きっと何か通じるものがあったんだろうな。
同じ空間で一緒に踊っているだけで、きっと次第に一体感が生まれたんだろうな。
話しをたくさんしなくても、目が合わなくても、ダンスでちゃんと心が通い合ったんだろうな。

さんぽの言うとおり、「お友達になった」というか、もしかしたら楽屋で一緒に踊っただけかもしれない。
それでも、生まれるつながり、そういう形でコミュニケーション


素敵だな~。
私には、できないことだから。
ダンスの好きな仲間でしかできないことだから。
さんぽだから見つけることのできたコミュニケーション方法。
私が、どんなに支援を考えても、そこを見つけることはできなかったな。


好きって本当にすごい!!!

好きなことならば、苦手なことを乗り越えられるエネルギーが生まれる。
そして、こちらの予想外の力でさえ、つかんでくる。

まさに、さんぽの手で。


最高だね。












































テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

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