ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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入園にあたって

3歳も過ぎ 入園を考える時期になった時 思ったこと
「もう 私が 常に 恐怖や不安から 
         散歩を守ってあげられないんだ。」ということ

さんぽは、3歳をすぎたあたりから
私が 手を離せるようになりました。
お友達を 求めるようになったのです。
そこに 多少の トラブルや 不安が あるとわかっていても
それ以上に 友達には楽しい何かがあると さんぽ自身が わかってきたのです。
パニックはほとんどなくなり、
小さな恐怖(他人とぶつかるなど)は、自分の中で処理できるようになってきました。

私も、大集団に入る前に 
友達との楽しい思い出をできるだけたくさんインプットさせたい!と考えていました。
単独で公園に行くのではなく
なるべく さんぽの 気の合う、或いはよく似ているタイプの 友達を見つけては
即 ママにこえをかけたり 
その子がいる時間帯を狙って公園に行ったりして(こわっ!) 
トラブルのない形の2人~3人(小集団)で遊べる機会を作るよう 心がけました。

手が離れたといっても さんぽの行動を常に観察。
「やばいっ!今のはかなりダメージを受けているはず!」
ってな時は、とんでいって別の遊びを誘い 不安を解消させます。
トラブりそうなときも 事前に守備 回避させます。
ママさんと おしゃべりしてる時間は ないのが 相変わらず基本です。
それでも 間に合わず 小さなパニックなることはしょっちゅう。

滑り台で 前の子と後ろの子にはさまれて 身動きできなかった・・・・パニック
黒板にかいていた絵を 突然来た友達のお姉さんに 消された・・・攻撃
かけっこの最中に おされた・・・攻撃
ずっとしつこく真似をしてたら 初めは楽しんでたお友達に怒られた・・・パニックなどなど

一度 小パニックになると長い長い 気が遠くなります。
理由がなく自分から攻撃することは 皆無に等しいですが
その理由が 他人には 理解しがたい時もある。
そして そんなこと 大集団に行ったら 日常茶飯事 当たり前に 起こりうることばかり。

今まで そこから 守ること 回避すること 気持ちを処理すること 
全て私が うけおって やってきた。

けれども 保育園には 私はいない。
さんぽだけで それをどう対処していくのか 想像もできない。
パニックになったら 誰がどう とめてくれるのか 見当もつかない。

保育園の先生に 私の代わりをしてほしいと思っているわけではない。
 
ただ 今までのことが 無駄にならないよう
  バトンタッチのバトンは確実に渡さなければ。
     だからこそ 伝えておかなければ

さんぽが どんな発達をしてきて 今どんな状態なのか
さんぽの苦手なこと 不安なこと 怖いこと おこりうる行動
それを 回避して パニックを防ぐ方法
不安や恐怖におちいったときの対応
私が 知っているさんぽの全てのこと
 私が そのためにしてきたこと全部
   どうかどうか さんぽが生きやすい場所になるように。

入園願書の受付の時は
周りを さんぽのことをカミングアウトした友達で固め
もし 話を聞かれても 気にならない環境をつくったうえで
面接の先生には
・ さんぽの障害名と簡単な症状
・ 療育を受けた場所と主な先生の名
・ 現在通っている病院と世話になっている町の臨床心理士の名
・ 多少の配慮をいただきたいという希望
を告げた。
明らかに 主任級の 経験豊富そうな先生は
顔色変えず 私の話をきき しっかりとうなずいてくれた。 
そして、「OO療育ですね。知ってます。先生もよくわかります。」
「町のOO心理士さんには、こちらにもきていただいています。」
と、つながりがあることを話し、最後に

「こどもには、すごい力があるんです。
    それに集団での刺激は 思っている以上に成長を促します。 
     今はそういう状況でも、集団で生活することで
         友達同士 いい刺激をたくさん受けあって  
           どのこも大きく変化を見せます。
       お母さん、心配しなくていいですよ。」と。

この保育園なら大丈夫だ。さんぽを任せられる。
私はこの時そう思ったのです。入園前の懇談の秘訣?

につづく
 
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入園前の懇談の秘訣?

入園が決まり、私はすぐ 園長さんに 
「面接でOO先生には話しましたが 園長先生に 具体的に さんぽのことを知ってもらいたくて。」
と、懇談を申し入れました。

医師に「保育園に 入園する前に 何を伝えればいいですか?」
と聞いたとき こういわれました
「あなたは、教員だったんでしょ。誰にどういうことを話せば 一番いいか
よくわかっているじゃない。」
そうだった。 私の今までやってきたこと 子育てで0になったんじゃないんだ。
私の過去は無駄にならない。むしろ利用できる。

担任の教員が知りたいこと。
それは どんな行動をおこしやすいのか、どう対処すればいいのかということ。
親以外に 子どもの状態について聞くことができる 第3者はだれかということ。
そして それは 担任よりも先に 権力のある幹部の人に言っておくことが大事。 
入る前に、予想できる問題行動はできるだけ多く話しておく。
「こりゃ 大変な子どもかも。親もうるさそうだ。」と思わせておき、
さまざまな配慮を考えてもらった後、実際はそうでもなかったというのがベスト!
もちろん、要望はしても文句は言わないが原則。
この際「発達障害とは?」のような専門的な資料はいらない。
教員にとって、かかわる子どもそのものが、何よりも知りたいし、
毎日の雑務に追われて たとえその障害について一般的な知識を知りたくても
それを理解する時間はないのが現実だからです。

私が当日 用意した資料はこれです。

前置き* ここの保育園を希望した理由
      懇談を申し出た理由(さんぽの障害の告知)

1:広汎性発達障害とは(ごく簡単)
  もし、詳しく知りたい場合にと「アスペ・エルデの会発行の冊子」を園に贈呈

2:かかりつけの専門機関
 保育園が直接情報を得ることができるところも紹介するといいと思う。
 「親にはいいにくいが、気になる点が」ということが先生にはある。
 さんぽの場合は町の幼児相談に通っていたため、臨床心理士に了解を経て連絡先を伝え  た。

3:現在の発達の様子(実際担任が見ればわかることなので、詳しく伝える必要なし。)
   言葉・運動面・身辺自立面・遊び・社会性(順番、貸し借り、集団活動)・こだわり

4:園でおこりうる、予想できる問題行動とその対策や対応(最重要!できるだけ具体的に。)
  ・次の活動にうつらず、活動を終えることができない
       →「10まで数えたら終わり」と言ってから10まで数える。
  ・大集団で指示が通らず、勝手な行動をする
      →一番前か一番後ろにして、前後左右を人まれない位置、
         または先生が個別に声ををかけやすい位置に座らせる。
  ・初めての活動を拒否する
      →最初の日はみんなのやってるところを見せるだけにする。
  ・教室に理由がなく入らない
      →掲示など、前と違うものがあると考えられるので、何で変えたのか説明する。
       或いは、掲示や席替えなど前と変えるときは、事前に説明しておく。
   
おそらく、ここにあげたさんぽの対策や対応は、実は経験のある先生なら一度はやっていることです。
先生は少し気になる子どもに対しては、感覚的に、個別で対応する技術を持っています。
その方法が、たまたま発達障害の子に効果的な方法であることはよくあることです。
そこに書かれたさんぽへの対応は、意外にも先生にとってそんなに特別なことでも難しいことでもないんですよ。
でも、予想のできない行動が突然おきると、対応にあせり、
てっとりばやくその場をおさめるために、しかる・ほかっておく・無視するなどの
簡単な方法へ逃げてしまう先生は多い。
でも「この方法が通用するんだな」と確認できると 先生にとっては見通しが立って、経験で培った技術で対応してくれるでしょう。
そうそう、あげた対策や対応が、ちょっとやれてなくても、おこらないことも大切。
命がかかわる問題でない限り。
何度もまた同じことを要望すれば いつか気がついてくれます。よほどの先生じゃなければ。
担任か園長先生、どちらかとは円満でなければ、絶対うまくいきませんから。

この資料を どどんともって 懇談にのぞみました。
実は、ここの園長さん、お友達の重度の発達障害のママさんに
理解のない言葉を発したらしい。そのママさんは憤慨してた。
まずは、園長先生から しっかり理解してもらわないと!むんむん! 
園長先生と 担任の先生と 予備用に3組
資料を読んですぐ 園長先生は言いました。
「失礼ですが保育士か 学校の先生か 何か やってましたか?」
のほほほほ・・・・・。やってましたよ。だからわかります。先生方の大変さもごまかしも。

園長先生は、今でも会うと、私に今日のさんぽの様子を語ってくれます。
「ちゃんと見てますよ。」アピールです。
とてもありがたいことです。心から感謝の言葉を出すと
「お母さんが、さんぽ君のことをしっかり見ていたと 資料を見てわかりましたから
 私たちも、背筋が伸びた感じで、気持ちを引き締めて 保育してるんです。」
そうです。そうでなくては困りますよ、園長先生!入園前の毎日

につづく



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入園前の毎日

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入園式

入園式の日 
保育園のスモックを着て ぼうしをかぶり かばんを持ったわが子は
なかなか・・・うふふ!かわいいっ!
ちなみに さんぽ 
みんなに スモック着ては かっこいいねえ と言われていたから 上機嫌
「はやくはやく」といさんで 行きました。

保育園について さっそく仲のいいお友達とはしゃぎまわっている様子。
「今からお話があるから、お母さんは先に大きな部屋にいくけど いい?」
「さんぽは 後から 同じ部屋にいくよ。でも お母さんの代わりに先生と一緒に行くんだよ。」
「その部屋には たくさんお友達がいるの。どうしても 怖くなったら 後ろにお母さんはいるからね。」
と告げて どきどきしながら さんぽの教室を後にしました。

体育館にいても 私は気が気でなくて落ち着きません。
しばらくして さんぽたちがはいってきました。
一番前で仲良しのお友達がその後ろに2人続きます。
       おそらく先生の配慮でしょう。
ちゃんと 言われるまま いすに座り お友達と顔を見合わせて笑っています。


式は 無事に 終わりました。
たったり 座ったり 時には どこかに行こうとして 止められることもありましたが
でも それも お友達と一緒に遊んでいる延長でのこと
「これで終わりです」
といわれたとたん 立ち上がって 私に向かって歩いてきたのも
おあいそ おあいそ 許す。よくここまで我慢した!
   こんなに知らない人がいっぱいの中
      予想できない 初めてのことの流れ
        マイクの響く音 子どもたちの歌う大きな声 ざわついた雰囲気
さんぽにとって苦手な刺激だらけの中
泣かないでいるだけでも立派なのに
最後まで なんとか指示に合わせて 行動できたなんて すごい!!
さんぽ すごいよ。がんばったよ。

うれしくなって さんぽにききました
赤頭巾「さんぽ 保育園楽しかった?」
アイコン名を入力してください「うん みんなと歌ったし 遊んだからね。」
赤頭巾「明日も行きたい?」
アイコン名を入力してください「なんで? 今日行ったから もういいわ。」
がっくり・・・・・。

さんぽは 次の日の朝 「おかっしいなあ。保育園はきのういったのに・・・・?」
といいながら それでも 元気に出かけていきました。

その次の日は「そろそろ ちがう保育園にも行こうよ。」
といいながら 明るく出かけてきます。

保育園の教室前では お母さんと別れるのことが わかってきて
泣きついているこどもがいっぱいの中
「ばいばい」とそっけなく別れます。
幼児教室で練習したのがうまく行ったのかな。
あまりに あっさりとうまくいったので 不思議なほどでした。

家に帰ってくると 保育園での出来事を再現します。
朝のあいさつから その日の出来事 帰りのあいさつまで
何があったのか 全てわかります。
先生のおこった顔 お友達のタオルのキャラクター 隣の子の手をかじる癖 
本当に よく見ているんです。
1週間もすると グループの子の名前はもちろん
まだオムツのOOちゃん 面白いこと言うOO君 いつもニコニコしているかわいいOOちゃん
クラスの子の名前と その特徴まで おおよそ言うことができました。
広汎性発達障害の子は 人の名前を覚えにくいなんて・・・さんぽには通用しないようです。

入園2週目には 通っている精神科の通院がありました。
「友達の名前も覚えて、楽しく通えているなんて、優秀だね。」
なんていわれ ほくほくでした。
その日は そのまま さんぽの好きな電車に乗り トミカショップまでレッツゴー!
がんばってるさんぽに 保育園は一休み ちょっとしたプレゼントの日にしました。


ところが、その次の日をきっかけに さんぽの朝の登園しぶりが 始まってしまったのです。

丁度 精神科の通院の日に 身体測定があったようで
次の日 さんぽは突然 園長先生たちに一人 別室につれていかれ
裸にされて 身体測定を したようなんです。 
その日は 担任の先生がお休みの日で 知らない先生が代わりをしていました。
私は身体測定をする日は知っていましたが
まさか その日に欠席した人は 次の日にやると思っていませんでした。
そのため 何もさんぽに説明していなかったのです。
たださえ、担任が違って 混乱しているところに
一人 別室につれていかれて 裸にされ あれやこれやと触られる・・・。
どんなに 苦痛だったでしょう・・考えるだけでわかります。
パニックにはならなかったようですが 相当な不安定な状態になったのは予想できます。

そんな状態で 自由時間に トラブルがおきないはずがありません。
自由時間 はっきりとはわかりませんが さんぽには つらいトラブルがあって
ずっと泣いて「帰りたい」を繰り返していたようです。
それを 聞いたとき 胸がつぶれる想いでした。
どんな気持ちで 今日を過ごしたのだろうかと思うと・・・。
  
次の日 保育園へ向かい 教室についたさんぽの顔は
恐怖と不安で いっぱいいっぱいの顔でした。
思わず「泣いてもいいんだよ。」と言ったら
ずっと我慢していた糸がぶちっときれたかのように わあわあと泣き出しました。
抱っこをしながら 私も泣けてきました。

    人より敏感で 不安材料が たくさんたくさんある この子に
         私は どれだけ無理をさせたんだろう 
           保育園の生活が 不安でないはずがないじゃない。
   きっと ずっと つらかったんだね。不安で怖かったんだよね。
     でも どう拒否すればいいか わからなかったんだよね。
 
  しばらく 一緒になって泣いたあと
「1~10まで数えたら 先生と代わるよ。」と話し、10数えました。

10数えると さんぽは私に回していた腕をほどき
先生に向かって 抱っこの腕をのばしました。
ちゃんと わかっているんです・・・・こういうところ 真面目すぎるくらいなんです。
とてもとても 後ろ髪がひかれる想いでした。

その日から 毎朝 さんぽと私の 戦いが始まります。
     「保育園にいきたくない病」との戦いです。
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