ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

二人目を産むという葛藤

長男が 発達障害を持っている場合
二人目を つくるかやめるか・・・それはきっと一度は考えること。

発達障害の遺伝性・・・。
発達障害の原因がわかっていないのに 
その遺伝性は ある程度指摘されている と聞きます。

二人目をどうするか
私は もう決心しなければならない 年齢にきていました。
自分だけでは 気持ちが整理できず
 さんぽの定期診察の時 医師に相談しました。

・兄弟に発達障害が見られるケースは数パーセント それを多いと思うか少ないと思うか。
・発達障害の子にかかわらず 全ての子にとって 兄弟がいることは
 コミュニケーションを覚えていく上で いいことであることは 間違いない。

私は 迷っていました。

もし
さんぽに 兄弟がいたら 毎日の暮らしの中で 
子供同士のコミュニケーションのとり方や 人との共同生活を 
一番いい形で覚えていけるのではないか  

でも
さんぽは 突然現れる 兄弟を受け入れられるだろうか
共同生活が 家庭ですら逃げ場のない ストレスになってしまわないだろうか

そして・・・ もし 重度の発達障害であった場合、
さんぽに手が回らなくなって やっと兆しが見えてきたはずのさんぽの将来を
変えてしまうことにはならないか

それに
私は 大丈夫なのか?
さんぽでいっぱいいっぱいの生活をしてきたのに
2人目を ちゃんと ゆったりと育てられるのか・・・? 
今までと同じように さんぽに 愛をそそげられるのか・・・?
出産後 さんぽが 赤ちゃんを受け入れられなくて問題行動が出た時に
精神は平静を保ってられるのか、
ストレスがかかって産後うつにはなったらさんぽはどうするのか・・・・?

 
考えても考えても 答えは出ませんでした。


ただ なぜか 漠然と 本能的に 
     産みたい  もう一人 育てたい と・・・。

もし 発達障害があっても・・・? あっても。
もし もっと複雑な障害や 何か大変な病気を持っていたとしても・・・? しても。

それなら 産んでみよう。本能にかけて。

どんな子が 生まれてこようと 
さんぽに どんな変化があろうと

私は逃げ出さない という覚悟で。


そう決心しました。

 
決心は固かったはずなのに、妊娠中 何度も揺らぎました。

この妊娠は 正しかったのだろうか
私がこんな気持ちで 生まれてくる子は 幸せだろうか

何度何度も その想いを 打ち消し また考え・・・。


        出産



小さな呼吸 ぎゅうと握りしめている小さな手
小さな命が おっぱいを うぐうぐと飲み 
   その懸命に生きようとする姿に 思わずきゅんとなる

さんぽの時と だぶります
そうだった・・・。

いるだけで幸せ 
   お母さんはあなたがいるだけで幸せ

      さんぽも ひだまりも いるだけで
            お母さんは幸せなの。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ            

テーマ:二人目妊娠・出産 - ジャンル:育児

犠牲になっているのは誰。

ひだまりが 高熱 39度もあります。

見てるのが つらい・・・。

こんな小さな体で はぁはぁ 必死で呼吸している

おっぱい飲む唇が 熱くて 力ない

体全体が 燃えてるようです。


私のせいなんです。

今日、保育園の後 さんぽのお友達と遊ぶ予定が お友達の都合でなくなった。

予定変更に 動揺を隠せない さんぽ。

代わりの何かを つくってあげないと、不安定になるなと思った。


ひだまりは 今日一日 元気がなくて 寝てばかりいて

微熱があるのもわかっていた。

でも、起きてくると 笑顔を見せるひだまりに

甘えてしまった・・・。

そうじゃない いつも・・・いつも私はこうだ。 

おとなしいひだまり 抱っこすれば泣き止むひだまりに

手のかからないひだまりに

甘えて ちゃんとひだまりの時間をつくってあげていない。


さんぽを優先に さんぽの時間を さんぽの気持ちを

さんぽのことばかり・・・。


今日も ひだまりの体調を見ない振りして

保育園の後 さんぽとともに 連れ出してしまった。

その結果・・・・高熱39度の熱


ひどい母親だ。

小さな小さなひだまり、言葉もいえないひだまり

もっともっと 大事に もっともっと 体調を見てあげるべきだったのに。

ひだまりには 私に気づいてもらうしか方法がないのに。


ごめんね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。

お母さんを許してね。


ああ 神様 ひだまりの熱いからだ 早く冷やしてください。

体を触るのが つらいです。

 
ああ 早く朝よ こい。

熱が少しでも下がって 朝を迎えられますように。
  

テーマ:病気 - ジャンル:育児

スイッチを入れるのは兄

ひだまりの熱 さがりました。ほっやれやれです。
私ったら 2人目の子育てとは思えないほどの 狼狽・・・ 
恥ずかしいです。
でも、ひだまりの状態に気づいてあげられずに 
連れ回した自分が情けなくって・・・。

実は 熱が下がった後も ぐったりして とろとろと寝てばかり 
声をかけても反応なく 目に力がないひだまり 

私は 心配で何も手もつけれずにいました。


でも 心配はいりませんでした。
あるきっかけで ぱちっと目を覚ましたのです。

それは・・・なんと
             さんぽの声

保育園から 帰ってきたさんぽの 「ただいまぁ~」

それをきいて ぱちっと目を開けたひだまりは 今までの状態がうそのように
まるで 遠い世界から戻ってきたかのように 
目が生きだし、体に力がよみがえってきました。

さんぽを ずっと 待っていたかのよう。
さんぽが ひだまりの精気のスイッチを 入れたかのよう。

そうなんだ・・・なぁ。

ひだまりの脳に 刺激を与えているのは 母より 兄ちゃんなんだ。
まだ かかわりあってるとは いい難いのに
無意識の中で  最大に さんぽの声や姿が 刺激を与えてる

やっぱり 兄弟って すごいですね。

母は 何だか すごく感動しちゃいました。



ひだまり ただいま 8ヶ月
ハイハイしながら 母を どこまでも追いかけ 
姑のように? 床に落ちているあらゆるごみを すかさず見つけ 食べています。

好きなものは バナナ おしりふきの箱 ハイパーレスキュー指令基地(兄のおもちゃ)

そして
     何よりも・・・・
          さんぽ兄ちゃん   です。  



 
  

テーマ:二人の成長&育児 - ジャンル:育児

「指さし」に思う

ひだまり ただ今 10ヶ月
今日から 「指さし」が始まりました。

さんぽの場合 指さしは 1歳過ぎてからでした。
なんとなく 指さしなのか? 指のばしなのか?っていう 感じだったなあ・・・。
指さしより 言葉の方が 早かったし
「何歳?」ときくと 指で「1」がつくれた。
でも、それなのに さんぽの指さしは いつも腕を伸ばすだけで・・。
ほかの子が きっちり一本の指をだして あちこちを指さしているのが 不思議でした。
障害との関係を知ったのは ずっと後からです。


ひだまりを見て 指さし っていうのが
こんな突然に 現れるものなんだ ということを知りました。
まあ 9ヶ月ごろから、さんぽと同じような 「腕のばし」は あったんですが・・・。
でも それは「どうぞ」のような? 「ちょうだい」のような? 「あれとって」のような?
まだ 指さしとは いいがたいものでしたから。

今日は のばした腕の ゆるく握った 手から 指が にょっきり一本出てきました。

あっ指さしになった・・・
その時 ひだまりの脳の中で 何がおきたのか 何が開花したのか
目の前で繰り広げられた ヒトの発達の変化に 驚きました。   

すぐ 指先と視線を 追ってみると 冷蔵庫にはってある小さなマグネット

あっそうか・・・。そうだったんだ。

以前にも ひだまりが 同じ位置で 同じ方向に 何度も腕を差し出したのですが
「腕さし」だったので 私は 勘違いしていました。 
マグネットでおさえている デンデンムシの絵を 気にしているのかと思ってました。

違ってたんですね。
ひだまりが 幾度と 指さししていた その指の先は 「カーズ」のマグネット。

お兄ちゃんが いつも見ているビデオのキャラクター だったんです。
  
それに気がついた私には
「お母さん!お兄ちゃんの好きな車 ここにある!」
そんなひだまりの声が まるで聞こえたかのようでした。 

ひだまりの感動・・・ しっかり お母さんに 伝わってきました。

「これ、そうだね。お兄ちゃんの好きなカーズの車だね。」
そういってひだまりを見ると、ひだまりは こっちをしっかり見つめ返してきました。

それは、言葉もない 0歳児の赤ちゃんと 心が通い合ったような瞬間・・・。

これが 共同注意・・共感の第一歩なんだな。

そうやって ひだまりと初めて共感したと気づいた そのきっかけが 
お兄ちゃん・・・さんぽの好きなもののことだった
この事実に お母さん ちょっと感動しちゃってます。


指さし・・・コミュニケーションのはじまり
それは ある土台が必要だと ききました。

一つは 初めての場所やヒト、もの・・何でも怖いと感じる 人見知りの時期に
その怖さをのりこえてみようとする感情が育っていること。 

例えば お砂場の砂さえ怖い・でも触ってみたい・・人差し指でちょこっと触ってみる
その気持ちがあるということ

そして

怖さをのりこえて 自分でやってみることができた達成感とともに 現れる
「自分が主人公である」というスイッチを持っているということ。

スプーンを自分で持って食べたいとか おもちゃを差し出してあげるとか
自分からいないいないばあをするような、主人公の切り替わりのスイッチ


ひだまりは 今日 そのスイッチを手にしたんだね。
お母さんが一方的につくりあげていた あなたの生活 

これからは あなたが 主人公になっていくんだね。

その土台
つくる手助けをしたのは さんぽかもな。
改めて そう思う母は 

ちょっと幸せな気分です。


ちなみに ひだまり
人差し指を差し出す その行為 確かめるように 幾度となく繰り返しました。
時には いったん 指差しした その人差し指を 目の前で眺めたり
口に入れてなめてみたり 鼻の穴に入れて もう一度眺めてみたり
そして また再び 指さしして 私の反応を見る・・・。の繰り返し。
人差し指の その力と意味を 頭と体で 感じ取っているような?

その姿 ヒトとして とても面白くて興味深くて 一日眺めていました・・・。 

テーマ:二人の成長&育児 - ジャンル:育児

1歳の誕生日

ひだまり 7月の最後の日に 1歳の誕生日を迎えました。

何だか・・・ばたばた・・・1年が あっという間で
ひだまりの成長を ゆっくり 味わうこともなく
ふりまわして ふりまわして 過ぎてしまったような・・・。

家族で ささやかに お祝いしました。
さんぽと一緒につくったケーキに いっぽん
ピンク色の 小さなろうそくを立てて 歌を歌いました。
 おたんじょう日は うれしいね~大きくなるからうれしいね~
そして 手形を取って アルバムと ビデオを見ました。

私って 思い出に 視覚的なもの あまり必要としていないんですよね。
普段 写真も ビデオも 撮りっぱなしで 改めて見ないし 整理もしない。
だから 写真やビデオを しみじみ味わうことなんて ほとんどなくて。

でも、ビデオ 久々によかった・・・。
視覚的に思い出を確かめるのって やっぱり時には いいですね。

ひだまりと さんぽ(さんぽの1歳までのも見ました)の 
生まれたてから ヒトになっていくまでの 過去の記録は 
私の中の 思い出の引き出しを 一つ一つ 優しく開けていきました。

言葉なく 画面いっぱいに ただただ 寝顔・・・。

どこか遠くを見つめ ばらばらに 動かす手足が ぴんぴん・・・ぴんぴん・・・。

ぎゅっと握った 自分の手を ひたすら じっと見つめる目・・・。

画像に映し出されるのは 純粋に 生きるために 生きている小さな命の成長

私に 何か語るわけでもない、
感動の一言を 表現するわけでもない
でも 言葉以上に 何かとても あたたかくて幸せな感情で 包んでくれる。
たまらなく幸せな気持ちで いっぱいになる。

忘れちゃってたな・・・。

次から次へと押し寄せる 陣痛の波
こみあげるうねりと 不安と痛みと 強い意志
確かに 自分ではないものが 下へ下へと自らおりようとしていて
私が それを 押し出そうとする
まだ 息の仕方も知らない命と 私とが 本能的に支えあう 神秘の力

目も開かない 生まれたばかりの命が 母の匂いに誘われて
すいついて 口をコクコク動かす 生命の力
何も知らず ただただ生きる術をあずけてくる命に 
体中から 愛がわきあがってくる 母性

抱きしめる・・・
すやすやと眠る子をおこさないように そっとほほを近づける 
この 無条件にあたたかくて甘い時間

この一年
当たり前で 
最高に幸せなこと 
してきたんだよね。

出産した日に 日記に綴った言葉
もう一度 心に刻もう。

「もっと もっと 自分が 母になれますように。

もっともっと 私から 愛が あふれますように。

私の中にある 愛が まっすぐ ひだまりとさんぽに 向かいますように。」


ひだまり 

1歳の お誕生日 おめでとう

すくすく すくすく 大きくなあれ

陽の当たる 穏やかで 明るい場所で

優しい花を 咲かせられる日まで

お母さんは ずっと見守っているよ。

お母さんは あなたが 生きていることが 幸せなんだ。      

テーマ:誕生日 - ジャンル:育児

次のページ

FC2Ad