ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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多すぎる刺激に対する4歳児の行動

やっと 通院での話。

さんぽの保育園での出来事は 担任の先生に聞かなくても だいたいわかりました。
歌と踊りも その日のうちに 家で完璧に見せてくれるのが さんぽです。
  
入園したての頃は 周りのお母さんが驚いていました。
そりゃそうでしょう。
周りの健常児の男の子たちは まだ となりのお友達の名前もおぼつかない頃に
さんぽは 半分以上の子の顔と名前が一致し 
それどころか その子の癖やら 持ってるタオルのキャラクターやら
次々と 言い出すんだから。


私だって 驚きました。予想外。
保育園の出来事 あんなに覚えてきて伝えるなんて
お友達のこと あんなに知ってるなんて
始めはよっぽど 保育園が楽しいんだな 好きなんだな・・と。 (はいっだめ~


でも不思議なことに 保育園の帰り道に 聞いても あまり話したがらないのです。
じゃあ どうしてるのかというと

       家に帰ってからの「保育園ごっこ」


さんぽは家に着いたら 必ず「保育園ごっこ」をしだします。  

人形一つ一つをお友達に見立て、自分は先生。
 見立て方は 実に細かく、特に先生のおこっている表情やしぐさは とても厳密。
返事ひとつとっても お友達一人ひとりの声の大きさや応え方まで 細かく表現します。  
それは「ごっこ」というより「日記」に近い。というより「再現?」
     
     そうです。保育園ごっことは 名ばかり 
      その日一日の再現タイムなのです。

それは なんと 保育園をしぶるようになってからも ずっと続きました。
あんなに 朝 しぶって行くのに
帰ってくると イヤだったはずの保育園の生活を もう一度再現。

私は 理解に苦しみました。
嫌いだったら保育園のことを思い出したくないはず 
今までのさんぽなら 我慢してきた後は 一人遊びや 視覚遊びを ずっと続けるはず。     
      
     なのに なぜ 必ず「保育園ごっこ」?



この記事を読んでいて さんぽが何をしているか もうわかっている人もいるかもしれません。
私は、医師からきいて やっとわかりました。

           「刺激の整理」

さんぽのような あらゆることを刺激として 
目から耳から とりこんでしまうタイプの場合
とりあえず 全部録画してきて
後で自分自身で その刺激を 整理するらしいのです。

そこで 刺激が強すぎて 断片的に焼きついてしまった場面をストーリー化したり
(おこった顔がやけにリアルに再現されるのは 相当な刺激だからだそうです。)
思った通りいかなくて 混乱したところを 理想どおりに修正して 落ち着かせたりする・・・。
自分自身が パンクしないようにする 技なんだそうです。

そう よく考えれば
周りの子ども達がみんな 隣の席の子の名前も知らない時期は
4歳児の子どもにとって その程度が丁度いい キャパなのでしょう。
キャパ以上の 自分にとっていらない情報は 勝手に捨ててくれる機能を持ってる。
でも その時期に 名前どころか 表情から 癖から 持ってるものから
捨てずに 一気に たくさんの情報をつめこんできたら・・・・?
        ・・・・・パンクですよね!! 

それを回避するために その場で捨てる機能を持たないさんぽが 見つけた 
自分自身で 刺激を整理し処理する方法
     
それが 
       「保育園ごっこ」

いくつかの ブログの記事でも 本人がそうやって自分の中で苦手な刺激を 
整理しているということを 読んだことがあります。
でも それは 十分自分のことを知り尽くした 大人の人の方法かと。
まさか 4歳の小さな男の子が・・・
 
 それほど それをしなければならないほど 
         毎日の刺激に 追い詰められているってこと。
 そして それは 
   これからも ずっと続くということ。

まだ4歳になったばかりの子に すごい試練だよね。
 私の想像もつかないくらい・・・面倒くさくて大変なことだろうに。
 
でも、さんぽの場合 その方法を見つけたために
保育園にいけるようになったんだと 医師にいわれました。
(って半年しぶったんだけど・・・)

ちなみにその保育園ごっこは とても大事な遊びなので
始まったら じゃませず よく見ててあげること。
その時 不快な刺激の場面を繰り返したら 
「本当はこうなったらいいのにね。」という方向へ導いて 
録画を修正してあげると いいということを 教えてもらいました。
        

さんぽは 登園しぶりが 落ち着いてきた 9月ぐらいから 
あまりやらなくなったんです。保育園ごっこ。   
整理をしなくても 気持ちが安定できる 刺激の量になったということです。

なるほど・・・。
   視覚遊びで 自分を安定させてた時もそうだったけれど

      さんぽ ・・・・あんた わかりやすいなあ・・・。


でもね。本当は
あなたが そんなに必死に 刺激を整理しなくても いいくらいの環境
そんなところが あったらなあと思うよ。
そんな世界と選択できるものなら
お母さん ちゃんと選んであげるのに。

でも さんぽはこの世界に生まれてきた。
それで 必死で自分で 生きる方法を探している。
     視覚遊びだってそう 
        保育園ごっこだってそう・・・。 

お母さんは あなたの見方 考え方を 理解して
あなたが 少しでも刺激を整理するのが 楽になるように 環境を整えていくね。

一緒に 生きやすい方法を みつけていこう さんぽ! 


通院記録 まだ続きます。



  
  
 
    
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テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

担当医師との出会い

1年半ぶりの さんぽの通院です。
「こんにちは、元気そうですね。」という医師の笑顔を見たとき 
      何だか   胸が じん・・・・。
なけちゃいそうなくらい あったかくて明るい まなざし。
不安材料が少ない私でも 見ただけで 不安が消えちゃいそう。 
     素敵な医師なんです。

出産で遅れた再診 私はとても待ち遠しかった。
さんぽが登園しぶっていた頃 指折り数えていたっけ。
あの頃・・・・朝 つらかったもんなあ。(まだ 記事にすらできない)            

さんぽと話してもらえるのは たった 1年に一度 
七夕のようです。

 
この医師との初めて会ったのも 何と さんぽの障害を知る前
さんぽが6ヶ月の時 ちょっとふらっと地域の講演に参加したのが 
運命の出会いでした。 
小児科医であるその医師
アスペルガーや軽度発達障害の子どもを診る機会が多く、
それらの理解を広めるために 講演に飛び回っているようでした。

その話のわかりやすさ、子どもに対する姿勢 
とても印象的で 全てに すぐ引き込まれました。

そんなことも 過去として忘れた1年後 
さんぽは発達障害の疑いを指摘されました。
大学病院での予約はしたものの 半年後のこと、
もっと早く診てもらえるところを 手当たりしだい探し回っていた頃、 
月1回だけ、大学から医師をよんで
「心の相談」と称し 発達障害の子の相談を行っている機関を知り 連絡をとりました。
対象は、学校や保育園などで 適応をできずに困っている子どもたちのようでした。

電話では「1歳6ヶ月なんて そんな小さい子は 対象外。」とお決まりのセリフで
受付の人に断わられ、「ここもか・・・」とあきらめたのですが
後で なんと再び連絡がきたのです。

「医師が 是非 できるだけ早く診たいといっている。」

医師の名前をきき 私は すぐ思い出しました。
まさに あの時 講演していた女性医師
後になって その女性医師が、
以前私が特殊学級担任だった時の「教師と医師との会」の医師と深いつながりがあり
発達障害についての理解を広めようと 地域に出向いていることも知りました。

運命の出会いって・・・・あるんだな。

さんぽと一緒に過ごすようになって 改めて思います。


出会いは 偶然ではなく 必然・・・ 今はそんなふうに 思います。 



さて今回の診察
集団に入ってからの さんぽの様子を中心に 
さんぽの行動を分析してもらったり、心配なことの対応方法を教えてもらいました。

特に 納得したのは 「刺激の整理」について。
それを含め、きちんと記録しておきたいので 次回の記事にしようと思います。
   

その医師には 何でも わかっちゃうみたいなんだなあ。
さんぽが 言葉に表せない気持ちも 
   だから そうせざるをえない行動も。


「そうかあ そうだったのかあ 
     さんぽ そうだったのね。(輝いた目でさんぽをみる)」
        (さんぽ 意味もわからず 思わずうなずく)
       
         っていったい何度 繰り返したでしょう 私・・・・。 


だって・・・。
   
新たに また一つ さんぽに近づける気がして うれしくなる。

   明日からの さんぽとの一歩が 楽しみになる。

     
         この医師に会うと いつもそんな気になるのですが
          今回もやっぱり そんな気になっちゃいました。


テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

メリークリスマス~全ての子どもたちに~

私のこと です。
ちょっと 今までの記事の内容から離れますが 許してください。
私の心のつぶやきなので。

この時期
  ・・・イルミネーションが輝き、クリスマスソングがあちらこちらから聞こえる頃
毎年 行っていることがあります。

それは さまざまな施設に出向き ピアノでクリスマスソングを弾くこと
 

私の たった一人での 小さな 反戦活動です。



今年は ひだまりがちっこいため 演奏予定はありません。
でも、誰も聴いていなくても ピアノに向かおうと思います。

そして さんぽと 歌おうと思います。
   笑顔で クリスマスソングを!


さんぽが お腹で鼓動していた時
 私は 本当に不思議な感覚がわきあがってくるのを感じました。      
     
        世の中に 生きる 全ての子どもたちが いとおしい
                     全ての命を あたためたい 
 
この感覚は何でしょうか。
いわゆる 本能的な  母性 なんでしょうか。

それは 生理的な現象なのかもしれません。
母になるための 女性ホルモンによる いたずらかもしれません。

でも 私の中に 突然わきあがってきた この感情。
自分の思想とかではなく 
 もっと動物的な無意識なところから きている気がしました。
おそらく 母である 動物が全て 持っているもの・・・?

その年の 12月
確か 同時テロから1年後
まだまだ はげしく続く世界の 人間同士の戦いが ニュースで繰り返されました。

そこに 赤ちゃんを連れたお母さんが 生きている
毎日 銃声の中で 子どもたちが 生きている
いたたまれない気持ちになりました。 

ああ どうか クリスマスを 一人でも多くの子どもたちが
      笑顔で すごせますように・・・!!

どうか どうか 今日この日は子どもたちに
   (銃声ではなく)クリスマスの歌が届きますように・・!! 

私にできることなんて ・・・・・ありません。
ただただ 思うだけ。願うだけ。   
でも わきあがるこの思いは ちゃんと表現しよう。
そう思いました。

そして 始めた「クリスマスソングのピアノ演奏」という名の 
小さな小さな反戦活動。

今年で4年目です。

場所は・・私の演奏を聴いてくれるところならどこでも。
老人ホームであったり 病院であったり 生活支援施設であったり 自分の家であったり 


もちろん私の 演奏を聴いて 反戦活動だなんて思う人は 誰もいないでしょう。
みんな、音楽を聴き 
それぞれの想いで 口ずさんだり 
        小さな頃を思い出したり
          忙しく働いていたり
             それでいいのです。

 ただ ただ 私は自分の思いを 音楽に表すだけ


今年も私はピアノに向かいます。

どうか みんなが 笑顔でクリスマスをむかえられますように!!

世界中の子どもたちから 明るい歌声が 聞こえてきますように!! 

 

          メリークリスマス!!




テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

ひとつのりこえました~予防接種~

インフルンザが 騒がれる季節
当然 予防接種の話題がでますが
私は ため息が出ます。
さんぽは 病院という病院が 全て大嫌いで
それはそれは 連れて行くのが んもう~大変・・・。
みなさん 一緒なんでしょうか。どうしてるのかなあ。

今までは 神様が味方してくれてるのか  
おかげさまで ほとんど病気知らずで 助かってました。
どうしても行かなくてはならない時は
さんぽも 自覚があるほどの 痛みや つらさが ある時なので
最終的に 説得して (でも家から出るのに 1時間ほどかかる
             (病院の駐車場に止めた車から出るのに30分) 
      本人も 納得の上 (それでも 待合室にて 泣き叫ぶ
                  (名前が呼ばれたら 戦争 ) 
終わった後の ごほうびで ごまかせたのですが (ごまかせたのか?)

調子も悪くないのに 注射・・・。ありえないし。

私は もともと インフルエンザのワクチン自体に疑問の念もあったので
さんぽも私も 今まで一度も うったことがありませんでした。

でも、今年保育園に入って、さすがのさんぽも 初めて高熱を出しました。
保育園の環境や その時の様子を思うと うっておくべきかと。
私も さんぽの恐怖に包まれた あの顔を見るのは つらいのですが
できれば 避けたいと思っていましたが

ついに決心しました。

いや でもどうやって連れて行くのか・・・!!
連れていく自分すら 想像するのも怖い。
予約したものの その日を思うと 眠れないのは私。
あれやこれやと対策を考えました。

最初の手段 
ひだまりの予防接種を見せる・・・・ 大失敗
もう二度と さんぽの前で 注射の話をすることができなくなりました。
事態は最悪に。
注射・・・というと反射的に 涙がでてくるまでに。

そして迎えた今日
ひだまりの事件から 注射のことはふれず
今日も ずっとふれずに あえてよったおもちゃ屋で
「さんぽが すごいことしたら これ開けようか。」
と お気に入りのミニカーを さんぽの前で 購入 包んでもらいました。

目を輝かせて さんぽがききます。
「すごいことって何?」
「う~ん そうだなあ。 ・・注射とかどう?」(今考えても わざとらしい)
「ああ だめ。注射は がんばれないから。すごいことできないわ。」
がっくり・・・。まあ そんなとこだろうな。

その日は私は 時間まで 気が気でなくて ほとんど上の空。
だんなも もしも要員として 仕事をきりあげて帰ってきてもらってました。
いよいよ コングが鳴りました。時間です。
「さんぽ、今日 行くとこ あるんだわ。・・・・病院なんだけど。」
「もしかして・・・注射?!(泣き出す)」
         ー 説得 10分-

「いやだあ。うお~」
「いやだよね。だけど 終わったらこれ開けようよ(おもむろに包みを見せる)」
「(ちらりと見る)いやだあ。うお~」

しばらくすると 泣きながら 立ち上がる。
思わず だんなと顔を見合わせました。
「よっしゃ」二人で無言のガッツポーズ! やんややんやともちあげて駐車場へ。
そこからは びっくりするほど 順調にことがすすみました。

診察室によばれても 泣きながらも 暴れずに抱っこされ
腕をまくったら 自分で 10数えだしました。 
   (私が ひだまりの予防接種で 見せたこと 生きてるんだ)
「6」数えたところでおしまい
「あれ、もう終わったんだ。」なんて言って
涙でぐしゃぐしゃの顔だけど すごく笑っているのがわかりました。

「さんぽ すごかった?」
そう言う顔が きらきらしてます。 
よっぽど うれしかったんでしょう。
楽しみにしていたミニカーのこともすっかり忘れちゃってました。
もしかしたら ミニカーはほんのきっかけ、どっちでもよかったのかもしれません。

さんぽの中で ものすごく 心に引っかかってた注射。
きくだけで 涙が出るほど怖かったもの。
でも、のりこえなければいけないと どこかで思ってたもの。

一番さんぽ自身が わかっていたんだね。
    のりこえたい と思ってた。  
    そして 泣きながら でも 確実に意識して
        自分のあしで 踏み越えた
              
手にしたのは   自信
       
すごいもの 手に入れたね。

かっこいいよ。さんぽ。
  
何だか急に いろいろやれる気になったのか
苦手な片づけや お手伝いにも挑戦しちゃったり
いろいろなことを てきぱき やっちゃったり
今日は ぷぷぷっと笑っちゃうほどの 生き生きぶりです。
どうやら 夜泣きも 心配なさそう!!

さんぽは 怖いものがたくさん。
注射ひとつとっても 多分 私の想像できないほど たくさんの刺激を 
恐怖として 痛みとして 感じとり おびえ震えてる

でも ひとつずつひとつずつ できるものからひとつずつ

こうやって のりこえていけたら いいね。 


自分でのりこえたら 
     
     あしもとを 
         
        きっと自信が照らしてくれる



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ごま君3~守りたい~

ごま君の続きです。

ごま君は 同じ保育園に通っています。
クラスも一緒・・・ 保育園の配慮です。

最初こそ 不安でいっぱいの中 二人とも 
保育園では寄り添うように遊んでいたのですが
さんぽは だんだん登園を渋るようになり
ごま君は、やっぱり健常児 数日もすると 元気に通うようになりました。

朝、保育園にいっても 徐々に 一緒に遊んでる姿が見られなくなりました。
最初は いつも 砂場に行って こじんまり 遊んでたのにね。

ごま君は 砂場遊びを 卒業しました。
そして さんぽからも・・・だろうな・・? 

私は そういう日がくることを 覚悟していました。
けれど やっぱり 寂しい
ごま君のいない砂場で背中を丸くしているさんぽ
 

でも、これからずっと ごま君を独り占めできないもんね。
仕方がないよね。

そんなある日の夕食で
「さんぽね。お友達で一番好きなのは ごま君なの。」
と突然言い出しました。
「どうして?」
「今日ね。保育園で 意地悪されたの。でもごま君がさんぽを守ってくれたの。」
「ごま君はいつもさんぽを助けてくれるの?」
「うん、ごま君は いつもさんぽが困った時に守ってくれるの。
         だからね。ぼくも守る!かっかとひだまりとごま君を守るっ!(立ち上がる)」

さんぽに こんな言葉を 言わせる ごま君
長いお付き合いのごま君は きっとさんぽが本当に困った時 助けてくれたんだね。
きっと さんぽのこと 気になるんだね。
何だか とてもうれしかった。
「守る」なんて 言い合っちゃう
ごま君とさんぽの関係が とてもうれしかった。
(かっかとひだまりがついでに入ってるのも かわいいけど。)

その数日後 運動会の練習を こっそりのぞきに行った私
さんぽの姿を 追いかけます。

集団での指示が通りにくい さんぽ

先生の「立って」の指示に従えなかったり
   待ってる間に 座って砂いじりをしちゃったり
      順番がわからずに 並ぶところがずれていたり

そんなさんぽに 
   何度も何度も 声をかけ 手を引っぱって 
そっと 導いてくれている子がいます。
          
     ・・・・・・・・ごま君です   


見てると あたたかいものが 胸に広がりました。
素敵なお友達と出会えてよかったね。 
守られてばっかだけど ・・・。
きっとさんぽの気持ちも伝わっている。

さんぽが泣くと ごま君はさんぽの気持ちを代弁してくれて。
ごま君が泣くと さんぽはごま君の気持ちを一生懸命考える。

   さんぽが守りたいと思っている・・・・さんぽを守ってくれるごま君!!


でも実は 昨日
ごま君が もうすぐ おうちを建てて お引越しをしてしまうと聞きました。
とてもまだ言えない・・・。
ごま君から 卒業しなくてはならない日が もうすぐくるなんて。


ごま君が いなくなった日

守りたい人が いなくなった日
 
さんぽは どうなっちゃうかな。






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ごま君2~ごま君の教えてくれたこと~

3歳の時の ごま君の言葉 忘れないように記録しておきます。

ごま君とさんぽ  ほかに人のいない公園で
さんぽが先頭に たてに並んで歩く 汽車ごっこ
楽しそうな姿を 二人の親は にっこり見ていました。

ところが そのまま さんぽは 公園を出て行くではないですか?!

「だめ!止まって!」

ごま君は止まったのですが さんぽは止まらず・・。

走って追いかけ さんぽに向き合い 公園に戻ることを説得します。
でも そのまま行き続けようとするさんぽ。止める私。
(なんで 今日はわかってくれないかなあ。) 
ついに 久々の 長いパニックに・・・。
でも、公園の外は 道路。
ここは私も押さえたい事柄なので
しぶとく説得して 最後は抱っこで公園に戻しました。

その間、ごま君は、わざわざ私たちの近くで遊び 気になる様子でした。
そして 帰ることになった私のところにきて

「あのね、さんぽくんね。歩きたかったと思うの。
        汽車ごっこ楽しかったから ずっと歩きたかったと思うの。」

と言いました。
私は はっとしました。
そうか 私にその言葉が足りなかったんだ
私は 危険だからと 自分の意見ばかりを さんぽにおしつけ
さんぽの気持ちによりそった言葉一つ かけてあげてなかったのです。

あわてて 抱っこされながら、まだ涙が残るさんぽに
「歩きたかったんだね。」と言うと
さんぽはこっくり頷いて、安心できたかのように
すうっと私の胸で寝ていったのでした。

さんぽは おしゃべり
だから すぐ忘れてしまう。
「嫌だ」とか、「拒否したい」とか「その理由」とか
一番わかってほしい自分の気持ちを 
  本当はうまく表すことができないということを。 

わかっているのに
  わかっているはずなのに 大事な時に 忘れちゃうんだ。

ごま君は わかるんだね。
さんぽが言葉に出さなくても
         さんぽの気持ち 
             わかるんだね。 
     
さんぽと同じ気持ちだったから わかるんだね。


3歳のごま君に 教えてもらいました。
忘れのできない 忘れちゃいけない 出来事です。

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ごま君~ごま君のまいた芽~

さんぽには ちょっと素敵なお友達が います。
障害のわかる前から 一緒に遊んでいた 同年代のお友達
長い付き合いです。

その中でも 一番よく遊ぶ ごま君

さんぽは ごま君が 大好き
ごま君も さんぽが 大好き

二人は ちょこっと似てて ちょこっと違う

人がたくさんいるところは 苦手・・・だから一緒に泣いちゃう。
接触して遊ぶことは あまり好きじゃない・・・だから二人は 気持ちのいい距離がある
公園は 少し怖い・・・だから二人で 砂場で過ごす。
言葉遊びが好き・・・だから二人の会話は どこまでも続いてる

好きなおもちゃは 違う・・・だから 取り合いにならない
得意なことは 違う・・・だから お互い すごいなあ って思ってる

二人の出会いは まださんぽが診断されてない頃
地元のサークルで。
サークルが始まり、司会者がマイクで わんわんとしゃべりだすと
さんぽは 泣き出すため 扉の外へ・・・。
しばらくすると ごま君も 扉の外へ・・・。
あれ?この子 前の時も ここにいたなあ。
ママとぺこり、「人が多いところ・・・ぺけですか?」「そうなんです~」
それからママと会うと 悩み相談会。

最終的には、さんぽは 診断され ごま君は 診断されませんでした。

さんぽが パニックが頻発した時 気持ちがなかなか切り替えられない時
さんぽのことをよく知っているママと
そんなさんぽと遊ぶのが好きな ごま君は
そっと ずっと 待っててくれました。

パニックや トラブルがおこることを前提で 
一緒に遊ばすことができるのは とても助かることです。
人が怖いさんぽは 人とかかわる方法を 経験していかなければ 覚えられない。
親子でかかわり方を覚えてきたら、そろそろ次は他人と・・・だけど 
でも これが なかなか 大きなハードルですよね。

よくわからないけど なにかとわあわあ泣き、
子どもにあまりかかわろうとしない上に、時々不思議な目で、一人走り回る
切り替えに時間がかかり、遊びを終わらせるのが大変で
下手すると 意味のわからないことで 自分の子を攻撃してくる
そんなさんぽと一緒に遊ばせる・・・それは理解のいることです。
でも、ごま君は ごま君のママは
そんなさんぽを認め ずっと付き合ってくれました。

さんぽは ごま君との関係から どれだけたくさんのことを学んだでしょう。
どれだけたくさんの楽しい経験を インプットしてもらったでしょう。
さんぽの中に 「お友達は楽しい」という種をまき
その種が ちゃんと芽を出すまで 一緒に過ごしてくれたごま君
私では どうしたってできないことを やりとげた小さな男の子。

さんぽの 大切な 初めてのお友達




ごま君と会えたこと

それは 不安と恐怖の毎日とたたかいながら生きていたさんぽへ
神様がくれた  とても素敵なプレゼントです。
  

今のさんぽの保育園での生活は 
      ごま君のまいた芽が育っている証。

丈夫な芽を  ありがとう!ごま君 




 

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今日はゆっくり眠れますように・私の抱負

昨日は さんぽの寝言が多かった・・・。
ぎりぎり ぎりぎり 歯ぎしりも。
さんぽが寝てる時 つらそうにしているのは とてもとても切ない。

毎日の生活が さんぽにとっては 不安と恐怖と強い刺激に対する緊張だらけ。
せめて 寝てる時だけでも 体を心を休めてほしいのに。

「いやだ、いやだ。ぼくは悪くない」
昨日は寝言で そんなこというから
思わず だきしめてしまった。
さんぽには 本能的に拒否されちゃった・・・。急に触られるの嫌だもんね。

さんぽは 3歳ごろから パニックが減った分
寝言や夜泣き はぎしりが ひどくなりました。
特に 保育園に通いだしてからが ひどい・・・。
行動は我慢できるようになっても 心は本当はくたくた。

そして ぎりぎりぎりぎり・・・ 
寝ている時まで 体に力を入れ
「いや」「なんで」を繰り返したり 泣き出したり
時には 立ち上がって おこっていたり。

そうやって一生懸命 バランスをとっているんだね。
つらいなあ。
楽にさせてあげたいなあ。

昨日の原因は わかる。
ひだまりの 予防接種の様子を見たから・・・。
インフルエンザの予防接種に向けて
(さんぽは もちろん 超~~~~~病院嫌い。それはそれは連れて行くのは覚悟です。)
場所なれと 見通しを立てやすくしようと
あえて 見せたのでした。

たった 10数える間に終わる
しかも赤ちゃんでも ちょっと泣くだけ
ということで 安心させようと 思ったんだけど
ハイ・・・・大失敗。
視覚での 注射がささる という衝撃が強すぎ 
家に帰ってから しくしくしだしちゃったんです。
そして 
そして  
夜泣きと 寝言 
ごめんね。ごめんね。お母さんの方法が間違ってた。
ああ つらいなあ。





私の抱負
そんなんな こんなんな日に 
私は OO歳のバースディを迎えました。]
ぱちぱち・・・なのか・・・?
以前 20代のとき 旅先でであった 今日の私と同じ歳の方が
「若いからできることを やるあなたたちは 素敵だわ~。
でも わたしはうらやましいとは思わない。
わたしも 今 この歳だからできることを 存分やってるから。」
とかっこいいことを いってたっけ。
その時 私(たち)は リヤカーに荷物のせて 歩いて10日間 九州を横断してたのでした。
まさしく 若気の至り・・・今じゃできん!
そんなことはできないが
今の 歳だから できること。
この歳の私だから できること なんだろうなあ。

本当のお母さんに なること かなあ。


OO歳の抱負
 さんぽとひだまりの 子育てを楽しむ。

    ・ さんぽの歩み ひだまりの歩み あわせて 待って ほほえんで

    ・ お散歩たくさん 太陽のエネルギーをもらって 太陽に助けてもらって

    ・ 歌う   二人に たくさんの歌を  歌で 気持ちを発散   

    ・ 公園へ 山へ 自然のいっぱいある場所へ おいしい空気を食べよう

    ・ 笑う  いつもにっこり 笑顔のオーラ 出せるように
      
    ・ お母さんって何だろう 一息ついて 考えて 我慢して 勉強して
    
    ・ 自分にあえて時間の負荷を 生きる活力のために 家事も 内職も ボランティアも  
 

素敵なOO歳になれますように!!    
      
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自分の特殊学級時代を思ふ~道しるべを作った方々~

今年の春 でかけた発達障害についての講演。
最後に 講演のまとめを 話された医師は
講演を聴きに並ぶ 人々の顔を見て言いました。

「ずいぶんたくさんの 僕の知った顔が並んでいます。
僕と一緒に 長い道のりを歩いてきた発達障害の方と お父さんお母さんたちですね。
さまざまな悩みをともにしながら 時に 励まし 逆に励まされ ここまできました。
ようやく 発達障害について 社会が理解の目を見せるようになりました。
発達障害については ここ10年で大きな理解を得、研究が飛躍的に進んでいます。
今までのことは 生きています。みなさんの力なのです。」

発達障害をもつ方々 そして守ってきた保護者への 
いっぱいの愛が 感じられる言葉でした。
思わず もらい泣きをしてしまいました。

私は この医師に 9年前に会っていました。
特殊学級を担任していた時に  
「心配のある子の事例研究会」で。     特殊学級担任のいきさつはこちら→自分の特殊学級時代(8年前)を思ふ~何もしらない先生~



対応に悩む子どもへの 対応の仕方を 医師から専門的に学びたいと考える教師の会で
その考えに応えていただいた医師が参加していました。

会は有志で行われ 教師は10人ほど。
養護学校の教師が多かったですが 特殊学級の担任や普通学級の担任もちらほら・・。

それは、医師の構成したプログラムで
事例をめぐり まず教師同士で 
さまざまな視点で その子の個性と課題点にせまり
対応方法を練るものでした。
話し合いの時折に 医師からの助言がありました。
最終的に 医師から 事例に対する具体的な対応方法や 考え方を学びました。

9年前・・・当時は LDやADHDという障害を持つ子が 普通学級にもいるらしい
という程度のことが 教師間で出回った頃でした。
特殊学級担任であった私は LDやADHDと自閉症との関係も 全く知りませんでした。
でも その医師は いうのです。
ある日 普通学級の子どもの事例での 助言で
「おそらく その子は自閉症です。保護者に連絡してください。一度私が診ましょう。」
次の 普通学級の子どもの事例の時も
「おそらく 自閉症だと思います。ぼくを紹介してください。」
私は 次々と「自閉症」という医師の言葉に混乱しました。
普通学級に 時にいるような 少し気になるタイプの子が自閉症?   
その時 初めて高機能自閉症という 言葉を知りました。

その研究会の後、おきまりの飲み会で 医師は
「自閉症とよばれる障害は
  とても山のすそが長いことが わかってきた。
   その中には 普通学級で過ごし 
  戸惑い苦しんでいる子がたくさんいるということも。
  自閉症の子どもは 対応の方法で力を伸ばすことができる。
  でも、 いくら保護者に対応の仕方を話しても 
  一日の大半を学校で過ごしているので
  きちんと 対応されない状態が続いてしまう。
  そのまま 大事な時期を通り越してしまう。 
  それが 医師としてもどかしい。
  しかし 教師も困っていることがわかった。 対応の仕方がわからないから。
     そこに 医師が入ることで 前に進む。
  医師と教師と保護者が ばらばらでは 進まない。連携しなくてはいけない。
  僕は教師と連携して 自閉症の子どもに より早く適切な毎日に導きたい。
  そのためにきているのです。」

確か そういう話を 初心者の私に 熱心に話してくださいました。
とても 驚き、感動しました。
あとで その医師が 早く教師に伝えたい との理念で
謝礼も交通費もなしで 県も違う場所から この会にきてくださっていること
その医師は 発達障害研究の第一線におられる 本当に忙しい方だということを知りました。

そこで学ぶ その会をたちあげた養護学校の先生方は とても熱心で
困っているから 医師に何とかしてほしいのではなく 純粋に
「今 目の前にいる その子どもを よりよい方向にしたい。
でも教育だけではどうしても追いつけない分野・・医療の分野まで知る必要がある」から
医師から 専門的な技術を得たい という考えでした。
一斉授業で成り立ってしまう 普通学校の教師とは 
根本的に 「個への対応」という考え方が違っていて
それ自体が とても 私にとっては新鮮でした。
(特別支援教育・・・の基本が そこにあるのではないでしょうか。) 


その9年後 わたしは さんぽのお母さんになりました。


9年前 どんなに探しても なかなか見つからなかった適切な本が
今は 家の近くの本屋で 見つかったりします。
さまざまな講演が一般向けにあり  私は情報をもらうことができます。
さんぽは 1歳半で もう療育をうけることができ、
ある程度 理解をもった保育園の先生に あたたかく見てもらっています。
学校では特別支援教育法ができ、特別支援という考え方が広く理解されるようになりました。
そして
今も さまざまな場所で がんばっている 発達障害の子どものお母さんたちと
想いを 共感し合えるブログで 私は 励まされパワーをもらっています。

たった9年の間に 

たった9年の間に 社会の 理解の芽は 大きく育ちました。


9年前 小さな教師の会に 時間の合間をぬってきてくれた医師
自閉症の子に もっと 専門的な対応をして 成長を促したいと考えていた養護学校の先生 そして 何よりも 自閉症・・・発達障害・・・という障害が闇の中だったときに
整わない環境の中 一生懸命生きてきた 発達障害の子どもたちや
その子どもたちを 必死で守り 理解を求めて立ち上がってきた お母さんたち

9年の間の
その方々の想いを 考えると
言葉では 表せない気持ちで いっぱいになります。


たくさんの人の 9年間の想いを 道しるべに

さんぽの 今の生活がある。  
           

私のできることは・・・・・

まず その道しるべを 大切に 無駄にせずに

さんぽの 道を 歩きやすくすること。

そこからです。






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自分の特殊学級時代(8年前)を思ふ~何もしらない先生~

今 科目終了試験に向けて 勉強中・・・。
「自閉症児・者への支援」「発達障害論」のレポート書いてます。
ママになってからの勉強は 時間と 自分の逃げとの戦い・・。
ひだまりがねんねのうちに と思って始めましたが
なかなか進みませ~ん。
さんぽが 保育園から帰ってくるまでの間の 限定時間。
さんぽも 苦手な集団生活 がんばってんだから お母さんもがんばらねば。
ただ 発達障害について勉強しているのは 自分のため。
そのきっかけは さんぽでは ありません。  

さんぽが1歳9ヶ月の時 地域の「子どもの心の相談」に行きました。
そこの医師は 発達障害に詳しい ある小児科医でした。
以前 私は その医師の講演を聴いたことがあります。
その手の話に興味があったからです。
なぜって ・・・それは特殊学級の担任をしたことがあったから・・・。 
そのことを 話すと
「じゃあさんぽくんに どういうふうに 対応すればいいか 話さなくてもわかっているわね。」
と言われました。

私は 言葉が出ませんでした・・・。
実は 何もわかってなかったのです。
特殊学級の担任をしておきながら 何も知らないのです。
その学級の中に「自閉症」と診断されていた子がいなかったから、
と言い訳したいですが、通級していた子どもには
今、思えば、明らかに高機能の子やLD、の子がいたのにもかかわらず・・。

発達障害のこどものために ボランティアで 相談をうけつけている その医師に
そんな教員がいたなんて 申し訳なくて ついに言い出せませんでした。
特別な知識や資格もない普通学級の担任が
次の年に特殊学級を担任するのは この地域では当たり前でした。

呼び名もまだ 特殊学級だった8年前
一年間でしたが 私は特殊学級の担任でした。

できたての特殊学級・・・その未知な状態に
現校から 担任を 希望する人がおらず
異動したばかりの 20代の私が 
若さと情熱を買われて(?)担任することになったのでした。

(数ヵ月後に 私は その人事自体が 間違っていることに気づきました。
本来 設立したばかりの場合、特殊学級経験者か障害児教育専門者で 
なおかつ その学校の流れや行事を知っている人が 担任すべきです。
次の年から 私は担任からはずされてしまいました。
代わりに、また未経験の方が担任を・・・がっくり。 )

教師としての経験も 浅かった私は
初めての特殊教育も 「情熱で 技術を補おう」 などと
世にも恐ろしげな 考えで教室開きをしてしまいました。

教室に入ってくることが楽しみになるように・・と掲示板にさまざまな掲示をはり
担任が決まって あわてて読んだ薄っぺらい知識で 
療育に使われる道具や おもちゃを 意味なく購入して 並べました・・・。
ほかの学校の 特殊学級を見せてもらい
上っ面のいいところだけをとりそろえました・・・。 
まさに手探りの状態の 環境で
根本的に ずれてました。 

ひどいですよね。
特殊学級の担任なのに 全然わかっていないのです。
掲示も 療育の道具も  
どれひとつとっても 私の自己満足で 空回り
その子にあわせた 支援ではなかった。
きっと 当時の担任していた子どもの親にとっては
「先生・・・。一生懸命なのはわかるけど 求めているのはそれじゃないんですが・・。」
でしょう。

ある程度 きまったカリキュラムをこなせばよい 普通学級と違い
特殊学級は 全て 自分でつくりあげていかなければならず、
でも何を どうしたらいいのか 本当は さっぱりわかりません。
明日の日のことが 今日心配でした。

設立したばかりだから その学校には特殊教育について詳しい人は皆無。
まして幹部は 悪気はないだろうけれど あきれるほど知らず
「ほかの子が見ないよう 教室に 目張りをしなくていいのか」などと
障害を マイナス要因としてとらえていた 大昔の教育の話です。
それに対し 逆に当時の 特殊教育事情を話して
考え方を 改めてもらわなければならなかったのです。
でも私だって 何も知らなかった・・・。
やっと 特殊学級のやるべきことが わかりかけてきた1年後
希望はかなわず 普通学級の担任を 命じられてしまいました。



あの8年前、毎日が 何をどうしたらいいかわからなかった私は
まずは すぐ次の日に使えるような 情報と技術がほしかった。
当時は まだ今のようにわかりやすい本は 簡単に手に入らず
また 障害児教育を 簡単に学びにくい 地域的な事情もあって
意欲のわりに 手に入るものは 少し・・・。 
あの時に もっと知識と理解があったら 目の前の子どもたちの 成長をうながせたのに
 あの時に もっと情報を手に入れていたら 生きやすい環境を整えてあげられたのに
   あの時に あの時に・・・。
申し訳ない気持ちと 悔しい気持ちとが 
そして さんぽの母であることが 
今 学ぼうとする私を 後押ししているのです


でも そのたった1年の間に すばらしい先生方に出会うこともありました。
このことは また改めて記事にしたいと思います。 こちら→自分の特殊学級時代を思ふ~道しるべを作った方々~


その 先生方は 「心配な子どもの事例研究会」を有志で行い勉強していました。
自閉症スペクトラムについて、もっと教師に伝えていくべきだと考えている 医師と
個々への専門的な対応の方法を 
医師と連携し教えてもらうべきだという考えの 教師との会でした。
そのころは 全部で10人ほどの少人数の会でしたが 
まさに そこにいた医師や教師のような人たちの努力が
のちに 「特別支援教育」が導入されるきっかけに なっていると思います。   

「特別支援教育」が本格的に 学校に導入され
その考え方や方法が 紹介されるようになりましたが
先生の考え方や教育方法が 急に変わるとは思えません。 
根本的な部分で まだ理解していない先生たちは 多いと思います。
それは 8年前の私のように 気持ちはあっても 空回りしたり 
直面する毎日に 早く対応したいのが先決で
対応の方法は 今までの自分の技術に 頼ったりしているのが 現状ではないかと。


そこに 発達障害について理解があり
      わかりやすい情報と 知識を 
       より実践的で効果的な方法を
   先生方の近くで 助言できるコーディネーターのような人がいたら・・・。 


いつか 教員の誰もが そういう知識と技術を持って 対応できる日
あるいは そういう教員やコーディネーター的な役割をする人が 
各学校にいる日がくると信じたいですね。



もし さんぽやひだまりが 許してくれるなら
私がやりたいことを 自由にやってもいい日がくるなら  
私は もう一度 教員をしたい。
ニーズに合わせた個別の支援で その子の成長と発達を促すことのできる教員に

そんなこといったら


・・・・まず ぼくのことを ちゃんと支援して!!
         
       さんぽにおこられそう・・・。 

  
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