ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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自然を美しいと思うこと

寒いなぁ~。
春の気配はするんだけど 寒いっ。

でも 今日は さんぽから ぽかぽか気分の言葉をもらっちゃいました。

保育園に行った 朝

保育園に行く朝は たいていブルーな さんぽ
とぼとぼと 坂道を ありえないほど時間かけて 歩いて 門に入りました。

まあ いつものことです。

でも今日は入るなり
        「あっ!」

「かっか~ 見てえ~ これ見てえ~。」
さんぽの あまりに驚いた声に 何人かの保育園のお友達もよってきました。

さんぽの指先を追うと・・・・


             満開の梅の花 桜桜



ちらほらは 前から咲いていたのですが
いつのまにか 一気に開花したようです。

近寄ってきた お友達の男の子たちは「な~んだ」ともいいたげに
「つまんないの~こんなの。えいえい」
なんて言いながら 梅の幹を たたきだしました。

さんぽは ずっと見上げてて にっこりしながらいいました。


「すご~い。きれいだねえ・・・・。



寒い風の中で さんぽの言葉がぽかぽかしてきこえました。

   木の花 好きだもんね。さんぽ


自然・・・

表情はないけれど 生きているもの
さんぽに 刺激を与えずに やさしく変化していくもの


さんぽは 自然の変化は 受け入れられる。

さんぽが 好きな 自然

   月 
     雪
       桜 
         木のトンネル
            山 
             それに・・・・    夕焼け 

さんぽに 触れることはない 話しかけることもない
でも 毎日 そっとささやかに変化しながら 同じようにほほえんでいるもの。
さんぽの思っている通り 必ずそこにあるもの

自然を見て きれいだな 美しいな・・・と思う気持ち
 それがあれば
さんぽの苦手なものだらけの この世界でも 
                  生きていく楽しみが見つかるかもしれないな。

たとえ 人が怖くて 心が疲れ果ててしまったとしても・・・・。
自然は きっと人とは違うものを さんぽに与えてくれる。  
             そっと さんぽを 助けてくれる・・・・・そんな気がする。
私の心も たくさんの自然に 育てられたから わかる。


さんぽの 自然を美しいと思う
           この気持ち 変わらないよう 大切にしたい。         
                

いつか 山登り したいな    さんぽと
私たち夫婦の 夢なんです。



        もうすぐ 春
           ひだまりの 初節句だなぁ。 





 
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人の顔の見え方

先日 さんぽをくすぐっていた時のこと。
楽しそうに笑うさんぽを見て もっとくすぐってやろうと 
さんぽを見ながら私は  「もっと くすぐってやるぞお」 という表情をしました。
多分 目を見開いた顔をした と思います。

すると さんぽが

「誰? 誰なの?」と言い出しました。

笑顔は 泣き出しそうな顔に変わっています。   

「誰って かっか(お母さん)だよ。」
表情を戻しました。
さんぽには 怖かったんだと悟りました。

「違う人に見えたの?」

「うん・・・。怖いからやめて。」

「目を大きく開けると かっかの顔はこうなるんだよ。(やってみせる。)
その顔もかっかだよ。怖くないんだよ。」

「かっかじゃないと思うの。 怖いからやめて。」

さんぽは 人の顔が怖い。
一度記事にしたこともありますが、
テレビで人の顔が切り取られたようにうつる映像は 今でも見れません。
テレビなら 表情があまり変わらない アニメが好きです。

幼いころは 突然人が現れたり 近づいてきたりすると パニックをおこしました。
療育で輪になって座るときも 始めの頃 さんぽは背をむけていました。 

でも それもちょっと前の話
今は突然出てくることを楽しんだりできるし、 輪になって近づきあうことも平気。
そういうことでのパニックはなくなっています。
だから 今のさんぽが まさか これくらいのことで恐怖を感じるなんて・・・。

私は 気づいてあげていなかったのです。
さんぽは 経験の積み重ねで がまんできるようになっただけ。
人の顔の見え方は 変わってないってことに。

相手は 私 でも・・・・。
いつも 一緒の お母さんでも・・・。
   目を広げただけで 違う人に見える。


ついこの間 NHKの何かのテレビで
赤ちゃんの能力をさぐるものをやっていました。

「生後2ヶ月ごろの赤ちゃんは 人の顔を見分けるどころか
お猿さんの顔も 見分けることができる。」

2ヶ月の子は 私たち大人が同じに見える お猿さんの顔の違いを 
見分ける能力を 脳に持っている。

でも6ヶ月ごろにはそれができなくなる。
脳は整理され 必要としない情報の 細いシナプスが 順に消えていく。
そうやって お猿さんそれぞれの情報は 「お猿さん」というまとまりに 落ち着くらしい。


でも さんぽには 脳のその部分に障害がある。
おそらく 脳的には 2ヶ月の頃のまま
シナプスの幹ができず 細い枝がいくつもいくつも残っていく・・
人の顔も 少しの表情で 違う人に インプットされてしまう。

そして・・・・・
           混乱する


さんぽになって 考えてみる・・・・。
           
私が怒ったときは どう見ているのだろう。

今 目の前で お母さんが なにかをきっかけに 突然 違う人になる
その人は 声が大きく 穏やかでない声で 自分に何か言っている。
自分を否定している言葉が きこえてくる ・・・・  「だめ!」「やめなさい!!」

怖い。

私が考えても怖い。

目の前にいる人が 突然 変わってしまうなんて
想像しただけで 精神がおかしくなりそうだ。
それだけで もう 怒られている内容なんて 頭に入らない。

そして さらに その上で 自分の行動が 
その人に 理由も頭に入らないまま 否定されるなんて
そんなこと 受け入れるほうが 無理だろう・・・。


さんぽは こんなことを 毎日味わっているのか・・・・。  
怖いだろうなあ・・・・。
不安だろうなあ・・・・。


さんぽは 人が表情を変えただけで すざましい混乱をしている。
それを 私は もっともっとわかってあげなきゃ いけなかった。
今まで なんてひどい仕打ちを してたんだろう。
どんな恐怖を うえつけてきたのだろう。


改めて思います。

さんぽは 
     
       人だけど 人の顔が怖い
         
           その ちょっと悲しい さびしい事実・・・



私は ちゃんと 受けとめてあげなければならない。

もっともっと 理解してあげなければ。

       あなたの見え方 
            あなたの不安を

  



   

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触覚過敏と排泄自立 

前回の続きです・・・・。
感覚過敏が目立つ さんぽ

聴覚過敏のため 日常の生活の音に 多くの恐怖を伴い
臭覚過敏のため 常に食べ物やら 手のにおいやら かぎまくり
視覚過敏(?)のため 人が近づくとすごい恐怖だし テレビが怖くて つけられません。

そして 触覚過敏・・・
2歳の頃は 療育で 粘土や粉の活動があると
悲しいほど真面目なので 指示通りに 触りますが ほんのわずか触れるだけ。
そしてあわてたように 壁に沿って 横目で走る走る
少し活動が変わって 粘土に色がついたりすると また触りますが
その後は くるくると自己回転   
あまりの嫌さ度に 控えめなパニックをおこしてるんですよね。 
本当にいやなんだなあ・・・その姿を見て 改めて過敏性を認識したものでした。 

ご飯も 不器用でこぼしまくりのくせに 手についちゃったときにゃ大騒ぎ。
今じゃ 騒ぐことはなくなりましたが 
食事中 何度も手を洗いにいきます。

とはいいつつ 鼻水は 平気で 手でぬぐったりするから どういうこと?
・・・・・はあ~ これじゃ 一般人には 理解されにくいですよね。  

さらに この視覚過敏が 排泄自立の階段に 関係してくるとは・・・。


排泄自立が完成した時の さんぽの排泄は うんちもおしっこも 全脱ぎで座って。
一度身につけた形は 変えられぬまま 保育園へ突入してしまいました。

保育園に入り 観察君になって 友達の様子を うかがってきたさんぽ
「たっておしっこ」を 突然 思い立った時もありました。

「オレ 男だから たっておしっこするわ。」
おっ また トレーニング無しで 突如 階段をあがるのか?どきどき・・・
しばらくすると「なんで! なんでこっちにくるんだよっ!!」
                       トイレからさんぽの声
見ると おしっこが足をつたっている・・・
   いやだああ。ふいて~ パンツもズボンもかえて~うお~


       ・・・・・・成長の階段 あがれなかったかがっくり

保育園では その頃から 登園しぶりが続いたので 負荷をかけられないまま
時は過ぎ 時は過ぎ
ついに 秋の懇談で 保育園側から
「そろそろ 全部脱ぎ捨てず パンツを少し下げた状態で たっておしっこを」
と 言われてしまいました。があああん そうですよね。。。。

でも 大好きな担任の先生に 母の前で言われた一言で もう一度さんぽは奮起。
悲しいくらい 真面目ですから・・・。
私は さんぽが決心すれば ウンチの時のように ことは簡単だと思ってました。

          ・・・・・・ 甘かった。甘すぎました。 
そこには 身につけたことを変えることより 重大な問題がありました。

おしっこが飛び散り つたってしまう原因

               さんぽは ブツをもたない。

パパに 何度も仕方を教えてもらっても
お友達の方法を 見せてもらっても
さんぽは いっこうに ブツを持とうとしません。
その場で 手をつかんで 位置までもっていくと 手が あきらかに拒んでいる。
       少し触っては 何度も服になすりつけている
         見ると苦い顔・・・ ご飯が 手についた時の顔と同じ苦痛にみちた顔

                 触覚過敏・・・
                    そこに問題が あったのです。


階段状の成長とは また違う 発達障害的 特徴
感覚過敏からくる 排泄の課題です。

でも ブツをさわれなければ おしっこは あらぬ方向へ飛び散り
自分の足や 服がぬれるという 触覚過敏のさんぽにとって さらに耐え難い自体になる。 

「立っておしっこ」すること自体は さんぽは 決心したので 絶対に覆しません。
その決心は 自分に強迫的につきまとい、マイナス作用を引き出します。
ついに トイレに行くたびに さんぽは 半べそ半ぎれ半パニックになりました。
もう 前にも後にも 動けなくなりました。
私は ぬれた時にすぐ下着やズボンを変えて さんぽの不快さをおさえられるよう
4歳になって おしっこ失敗用の ズボンとパンツ 
何枚も持ち歩くことになりました。



どうしたらいいのかな・・・。

 


答えの見つからないまま パニックとお付き合い
毎日毎日 おしっこのとびちった 便器カバーたちを洗いながら ため息・・・。

そこから2ヶ月した ある日 

子ども用品専門店の西松屋で トイレトレーニング用の小道具
「たのしくできたよ」を見つけました。

便器にのせる小さな紙で おしっこがあたると 紙から 絵がうきでてくるものです。
本来は トイレトレーニング用ですが
 的あて用に 使える! 

紙自体が視覚的な目印になり うまくいくと 視覚的に 評価が出る

こいつぁ いけるぜっ  

早速 試してみました。
「ここに おしっこあてると 何か動物さんが出てくるんだって!」
「ええーっ!おもしろそう  やりたいやりたい」
            やる気満々。いい感じ いい感じ
はりきって トイレにいき うきうきとしておしっこをするさんぽ。
でも いつものように ブツを持たずにおしっこをしたので
的にはあたらず 紙は「うさぎの耳」だけがうきでてきました。

予想以上にがっかりした表情・・・・
    失敗が怖いさんぽ 
    最初のとりかかりの失敗で2度とやらないことも多い。
      失敗かな・・・・     


失敗ではありませんでした。
結果的に これが 成長の階段をのぼる きっかけになりました。              


次のおしっこの時 さんぽは もう一度 自分から紙を置いて 挑戦しました。
その時 さんぽは確かにパパに教わったとおり 手でブツを持った。
私は 確認しました!!
     的に命中 
じゃあじゃあと おしっこがあたった紙から 「わんこ」がくっきり浮き出てきました。
何だか「おめでとう」といわれたかのよう。
私まで 拍手が 聞こえてきた気がしました。

視覚的な 評価が 即時的に出るって 本当にうれしいことですね。 

さんぽは どうしても 自分のおしっこで 絵がうきでてくるのを見たかった。
その気持ちは 触覚過敏をも のりこえる力になったのです。

感覚過敏・・・さんぽをみていると もともと動物に近い感覚だと いつも思います。
持って生まれた この過敏さ
私には理解できない 本能的に感じる痛みや恐怖
 
やっぱり のりこえられるのは 自分自身の前向きな気持ちなんですね。
本能ではなく 新しい部分の脳が そこを補って いこうとするのですね。


さんぽは その後 しばらく
その「トレーニングの紙がないと おしっこできない」
という強迫的観念にしばられ うまく紙がとれなかったり 紙のない場所で
大騒ぎすることが 続きましたが
それも 回数が解決してくれ 
紙がなくても ブツを持って 便器に正確に おしっこできるようになりました。

1セット40枚ほど あったトレーニングの紙は まだ15枚ほど残ったまま
もう使われる様子もなく トイレの隅で 笑っています。


さんぽは またひとつ 階段をのぼった。

    最初の突然のおしっこ成功から 1年と8ヶ月
       何回か 階段のぼりと 停滞を 繰り返しながら
           ちゃんと 自分で てっぺんまできました。


            てっぺんは同じ。 





   

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階段状の成長と 発達障害的排泄自立

「さんぽ おしっこ いってきまあ~す 
と 元気に トイレに向かい
「ちょこっと あっちにいったけど 大丈夫だよ。」
と帰ってくる。(毎回 パターン発言・・・あっちにいったって・・何?
さんぽのトイレ
乳のみ子 ひだまりがいる母としては 助かってます。

さんぽの排泄自立は いきなりきました。
ある日 突然 たまたまパンツをはいていなかった時 自分から 便器に座っておしっこ
何も 言わずに 思い立ったように 自分で トイレに行った・・・。
皿を洗っていた私は 何をしているんだろうとのぞいて ひっくり返りそうになりました。 
何と 次の日から ほとんど失敗なく トイレでおしっこするようになりました。
さらに 驚くことに 夜もちゃんとおきて トイレにいく・・・。

トイレトレーニングはなし 時は 2歳8ヶ月(おしっこのみ)でした。

トレーニングなし?ばかな!ですよね。
私もそう思います。

だって・・・その頃 私は排泄自立なんて それどころじゃなくて。
それよりもっと 私にとって さんぽに 今 させておきたいことが 多かった。
    公園で いっぱい体を動かすこと 
       触れたり遊んだり集団の中にいる 経験を増やすこと
    さまざまな人やお友達との かかわり方やトラブルの回避の仕方を 覚えること
私は そちらを優先していた。
それに・・・さんぽにトレーニングをさせる勇気がなかった
          ・・・自分にゆとりがなくて 絶対しかってしまう。
               これ以上 自分にストレスを増やせない。 
だから トイレトレーニング しなかった できなかった。 

1歳9ヶ月で 診断を受けた時 医師は こんなことを言いました。 

「広汎性発達障害の子どもの 発達の仕方には 特徴があります。
この子達は なめらかに上昇せずに 階段状に成長する。
一般の子が 徐々に成長している間 停滞・・まるで成長していないかに見えて
ある日突然 一気にすこーんとできるようになる。その繰り返しです。
おそらく停滞中は ずっと観察してたり 納得できるまで拒否し続けているのでしょう。
最終的にはひとつの課題をのりこえられる・・・でも徐々にではない。
てっぺんは一緒。成長の仕方が違うだけなんです。」

医師は そういってグラフを書いてくれました。

階段状に ・・・でも少しずつ 上にあがっていくさんぽたち発達障害の子の成長グラフ
なめらかな虹のようにあがっていく健常児のグラフと 頂点は同じにかかれていました。
         

         てっぺんは 一緒 
   

その話は さんぽの排泄自立で まさに証明
本当に その日 さんぽが決心して 
    大きな階段をひとつ 上りきったかのように

      見事に 発達障害的な 排泄自立をなしとげたのでした。

おそらくその日まで さんぽは 幼児教室のトイレ時間などに お友達のトイレを観察し
どんな時に どんなふうに そこでおしっこするかを 自分で納得したのでしょう。
その時点で もうおしっこはここでする と決めていたに 違いない。
だから その日から 失敗することはない。

ただその医師には
「排泄は 自立はわりとしやすいのですが、完全ではなく
何か課題が残ることが多い。
うんちをふくのだけは できないとか、電気をどうしても 自分で消さないとか
立ってしないとか・・・。一度身につけると なおりにくいかも。
でも 何か納得すると 今までのは何?というくらいころっとできるようになる。」
と忠告されていました。 

そうやって 子どもの成長の見通しが つくのって 本当にありがたい。
無駄に あせったり しかったりしなくてすむ。
こっちも いよいよ次の課題か・・・さあこい!!って構え 冷静に考えることができる。

さんぽの場合は 次の課題は 「うんちもトイレで」でした。
「うんち~」と言ってトイレに行き 「オムツにかえて~」といってオムツでする
医師の言葉が 頭に浮かびます。(これだな・・。
長期戦は 覚悟の上。
お母さんも百歩譲ろう うんちをオムツですることはOKだ
あとは うんちをトイレですることに 自分なりの納得するきっかけを つくるだけ。
いろいろ きっかけ作りはしてみました。
おむつから うんちを便器におとすところを 見せる・・・とか。
オムツでなくパンツでうんち そのパンツを一緒に洗う・・・とか。 
しまじろうのビデオで・・・とか
 
そのどれが 納得する材料になったかは わからなかったのですが
ある日 さんぽから 「3歳になったら うんちもトイレでするわ。」と。
さんぽが決めたんなら まず大丈夫だと思いました。
そして やっぱり 誕生日 うんちもトイレで ひょうひょうと 当然のようにしました。
こういうところは 本当に真面目すぎるくらい・・・・ですよね。

おしっこから 5ヵ月後 でした。

    まさに はっきりとした かっこいいくらいの階段状の成長
       
     緩やかな虹のような成長じゃないけれど
             でも てっぺんは同じように近づいてくる。

  停滞中は ちょっと苦しい時もある・・・。
         
          決心までの 長い長い拒否の行動
          なんで と思うほどの 細部へのこだわった想い  
          納得し 決心したあとの 強迫的とも思えるほどの真面目な行動
           ・・・・・・・そこからくる不安 

でも 先には いつか 階段がある。
   そこに 自分でのぼる日が くる

       そうなんだなあ
          さんぽは そうやって成長していくんだなあ。

排泄自立自体には さんぽは さほど苦労がなかったのだけれど
さんぽが 成長していく その過程の 発達障害的な 特徴を
改めて 考えることのできた 大事なできごとでした。 

これで 上りきったかに思えた 排泄自立。
でも まだ 階段は 終わってなかった。。。。。。

いわゆる 全部脱がず「立っておしっこ」です。

そこに挑戦したのは 保育園の先生の指摘があってから・・・。
つい この間の11月からです。

ここにも さんぽの 発達障害的 成長過程がありました。 
続きます。











 
    

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にっくきイボとの格闘記録

鍼灸がらみで 思い出しました。
水イボ格闘の日々・・・。

水イボってできませんでした?小さい頃
少し透明がかった小さなぷつぷつ・・・横腹とかももとか皮膚の柔らかいところにできます。
私は 小さい頃・・・皮膚科にいってとってもらった覚えがあります。
これが・・・痛いのなんのって。
ピンセットで 芯をぽちっとひっぱるんですよね。
いまだに その方法は 変わってないらしいですね。
皮膚をひきちぎるので 痛いわ 血が出るわ 跡も残るわ。
とても病院嫌いのさんぽに 耐えうる方法じゃない・・・。
これがまた せっかくとっても ウイルスが原因なので またできちゃう。
ウイルスの抗体ができない限り、再び再発するらしいんです。
皮膚の抗体ってなかなかできにくいらしい。
特に さんぽみたいな アトピーもちで 免疫低下タイプの子は余計に時間がかかるらしい。

水イボって 本人は何にも痛くもかゆくもないんですよね。
厄介なのは 増えていっちゃうこと。
そしてウイルス性でうつるので 保育園で プールに入れてもらえないこと。  

さて さんぽの場合 去年の今頃 おなかにぷつぷつと15個ほどありました。
本人にとっては 何にも困らないイボ
それを 病院にいき 痛みをともない 血が出るのを見せて 目の前でとるなんて 
あー無理無理 どんなパニックになるか 恐ろしくて想像もできん。
かろうじて1回目は いけても 2回目は相当 無理。説得する自信ない。
でも、全部とらなければ 1回目とった意味がなくなるし。
皮膚科は アトピーでお世話になるから 痛い目にあわせる場所にしたくないし。
どうしよう・・・
と思っているうちに あっという間に増えちゃいました。
その数 30個ほど・・・・ もうとることも 大変な数に。
でも これでは 保育園でプールに入れない。困ったぞ。

皮膚科に相談すると
看護婦さんは
「もっと小さい子でも我慢して取ってますよ。とらなきゃプール入れないんだから。」
・・・・あんたには 用はない。
医師は「漢方を飲んで自然にとれるのを待つ方法もあるけど 
                ちょっと気長に待たないといけないよ。」
待ちます 待ちます。どんなけでも待ちます~。
そして プールまでに治ることを願って その日からヨクイニンを飲み始めました。

水イボに関しては 医師も二通り分かれているようですね。
積極的にとる派と とらないで待つ派
一般的に皮膚科は前派で 小児科は後派だそうです。
本人とって 何にも困ることがないし いずれ抗体ができる
        ・・・でもうつる
それが問題らしい。

でも 確かにいわれていたとおり なかなか抗体はできないんですよ。
さんぽみたいに アトピー持ちは 掻くから余計に広がっちゃって
ついに プールの時期が やってきちゃいました。
その頃には もうすでにその数 100個以上
治る様子もありません。

たださえ 登園しぶりが続いていて 出産間近で 不安定な時期でした。
なのに プール入れないなんて 事態は最悪です。
改めて 必死で 治す方法を ネットで探しました。
イボ茶(漢方茶) 木酢液 スピール膏 
よいといわれる民間療法は 全部やりました。
さんぽは プールに入りたい でも病院で取るのは嫌だってことで 結構我慢しました。
でも 民間療法だって それなりに 相当なストレスだったはず。
出産もこえて ずっとやり続けました。私もさんぽも・・・
              ・・・・・がんばったよなあ。うんうん。

プールの時期も終わり 9月に入っちゃいました。
さんぽの 水イボは すでに300個ほどになってました。
プールが終わっちゃったなら もういいか。いや来年のプールまでには 治さねば。
そう思っているうちに なんと
さんぽの水イボは 全部全部 一つ一つが大きくなって 目立つようになりました。
300個の水イボが 大きく赤くなると 皮膚を見るのもつらいほどです。
にっくき 水イボの芯が はっきりわかるようになりました。
夜中 さんぽのぼつぼつの水イボに 木酢液を塗りながら 何度ため息ついたでしょう。

でも 300個ほどをピークに
  だんだん はじけるように 水イボが 勝手につぶれていくようになりました。
つぶれだしてからは 早い早い みるみるうちに 水イボが 小さくなっていく。
そして 2週間もしたら ついに 跡形もなく 一つもなくなりました。

気づいてから 約8ヶ月 

やっとさんぽの体に 水イボの抗体が できたのだー!

うううおおお   うれしいよお

長かったあ・・・・。


いわれていた通り 抗体は必ずできるんだなあ。
 
待ってよかった。。。。。。。

痛い想いしなくてすんだし、もう2度と 水イボはできないし、

この1年はプールに入れなかったけれど それは苦しかったけれど

      待ってよかったのだ そう思っておこう。   


さんぽ でも実は まだイボ あるんです~。
これは 水イボじゃなくて でも増えたり大きくなるウイルス性のイボで また厄介・・・。
ずいぶん前から (2歳ごろから) あったのですが
大きくなることもなく 一個だったので 
皮膚科の先生と相談して ずっと様子見してました。
でも 今年 ストレス過多だったさんぽ  
    免疫力が落ちて 周りに一気に増えてしまった・・・。

やっぱり免疫力の低下している人に 多いらしいですね。イボ
このイボも 抗体ができれば 完全に消えるのだけれど
抗体できない限り 皮膚科で 焼いても とっても 
再発する可能性は捨てきれず、その上 跡も残るらしいのは水イボと同じ。
だから 一番の方法は やっぱり抗体を つくりやすくすること。

つまり 自然治癒力を高めること。

子どもだと「イボがとれますように」と毎日祈ったり
イボとり地蔵さんにお願いにいったりすると 
その気持ちが治癒力を高めて 数週間で抗体ができる例も多い
どこかの皮膚科の医師のHPにのってました。

あっても困らないイボ でも どんどん増えると気になるイボ・・・。

ストレスを溜め込み 恐怖を私たちより数倍感じるさんぽに
できれば 無駄に 痛い思いはさせたくない。
うまく自然治癒させたいな。
自然治癒力を高めさせたいな。

鍼灸が 効果的にあらわれないかな・・・・なんて淡い期待。
一度 妊娠中 軽く相談してみたけれど 
小児鍼で子どものイボが治るっていうのは そこの鍼灸士さんは
いまいち ピンときていないようでした。
でも イボとり地蔵さんも 通って
ヨクイニン(漢方)飲んで ちょっとがんばってみようかな。
水イボだって 治ったんだ。
きっと このイボだって 治っちゃうぞ。

ほかに イボと闘ってる 発達障害のお子さん いませんか?
一緒に がんばりましょうね。 

  【“にっくきイボとの格闘記録”の続きを読む】

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ストレスと免疫低下と鍼灸と

さんぽは 病気知らず ・・・3歳までずっとそうだと思ってました。
熱ひとつ 出したことなくって・・・。
病院嫌いなだけに、これは本当に助かっていたんですが。

そうでもなかった。orz

保育園入った 今年 本当によく病気しました。

病気するときは きまっていろいろ さんぽが大変な時
たださえ不安定なのに これでもかこれでもかと 次々 ウイルスを拾ってくる。
そして そんな時は 普段 たいしたことないアトピーまで悪化する。

今日は耳鼻科 今日は皮膚科 そのたびにさんぽを説得しながら 
なんで こんな時に どんどこ追い討ちかけるように病気になるかと思っていたけど


不安定だから 拾ってくるんですね。


ストレスが 自己免疫力や自然治癒力を 低下させている。


そんな気がします。

アトピーなんてテキメンです。
ひどかったのは 不登園の続いたころ、出産のころ、冬休み明け
理由は季節でも気温でも乾燥でもない 
明らかに さんぽが不安定になると 一気に悪化するアトピー。
そして 気持ちが安定すると お薬塗らなくても 自然とよくなっていく

インフルエンザ さんぽがどこからかもらってきましたが
実は 今回も 不安定な時期が続いてたから 危ないなあと思ってました。
あああ ビンゴ やっぱりね。
何も ご丁寧に インフルエンザまで・・・。

あんなに 健康的で 風邪知らずで 体だけは元気自慢だったさんぽなのに
この1年で あっという間に 消失してしまった自己免疫力
体までもを 追い詰める ストレス
そこまでの負荷が たった4歳の子に・・・。
保育園さえいっていなければ 今でも元気印だったのかなと思ってしまう。

ストレス菌が さんぽを 体の中を むしゃむしゃしているのを 想像しちゃいます。
お願い さんぽの元気のもと 全部持っていかないで

今 小児鍼 いってみようかなあって思ってます。
自然治癒力を高める・・・なんて言いますよね。

実は 私 妊娠中 鍼灸にお世話になって 結構  東洋医学に惹かれてるんです。
鍼灸にいくきっかけは 逆子
さんぽが 逆子になっているのを知ったのが7ヶ月
逆子体操をしたり ゴットハンドの名を持つ医師が回旋術をしてもだめ
9ヶ月目に 帝王切開の日取りを決めた後 だめもとで
駆け込んだ鍼灸で ごろりと治ったのでした。
ひだまりも やっぱり逆子で 
8ヶ月にわかった時に もう逆子体操もせず すぐ行きました。

それが不思議なもんで、鍼やお灸をしたのは
でも、してる最中から 子宮がほかほかしてきて
おなかの赤ちゃんが 動き出したのがわかるんですよ。
そして 赤ちゃんが自ら正しい位置におさまる。
誰も無理やり動かすこと無しに
薬で 不自然に体を変えること無しに
なぜ?薬もなしで?足にお灸をして子宮の中が?
恐るべし 東洋医学ですよね。
ちなみに逆子は80パーセント以上の確率で 治るそうです。

その時の 鍼灸士さん 出産をとても喜んでくださり
「小児鍼 よかったらやってみてね。
自然治癒力を高め 病気しにくい子になりますよ。」
といってくれたのを 思い出しています。

さんぽみたいに ストレスでがちがち 
そのために自己免疫力も落ちてるタイプには
もしかしたら 小児鍼みたいなものは 合うかもしれない。
ついでに ひだまりも一緒に。

でも さんぽが 鍼灸士の白い服に耐えられるかな。
それが またストレスになったりして
難しいところだなあ。    

テーマ:健康 - ジャンル:心と身体

おわび

さんぽのインフルエンザがうつってしまいました。
授乳中でタミフルのめないため
熱が高くて
思考停止しています。
コメント ちゃんとゆっくり味わって読んで お返事したいので
治ってからにします。遅くなりますが ごめんなさい・・・。

ママたちのうわさ

2月になりました。そろそろ 来年度のクラス替えや 担任について
ママさんたちが 立ち話で ささやいている季節になりました。

さんぽを 取り囲む さんぽの周りは やさしい・・・。
今のさんぽの友達は ほとんどが4ヶ月検診で 偶然出会った人ばかりです。
みんな 同じ年 だいたい同じ月で 生んでいるので
わが子が 大きく成長していく その過程を ともに一緒に喜び 歩んできました。

さんぽが 混沌とした世界にいて 大変だった時も・・・。
私が さんぽのことしか 見えなかった時も・・・。

そのママたちへのカミングアウトの日は 突然やってきました。

さんぽが2歳の時 そのお友達の一人のママが
「今度 脳波の検査受けるわ。うちの子ADHDかもしれない。」と。
お姉ちゃんより 言葉が遅いことや 好き嫌いや癇癪が激しいことを
お医者さんに相談したようでした。(ADHDというより・・・。 )
私は さんぽのことに必死で その時まで そのお母さんの心配に 気づきませんでした。

その若いお母さんの(若さは関係ないか)の話を聞いたとき、私はとまどいました。
まだ 心の準備ができていない・・・。
でも 今 さんぽのことを理解してもらう機会だ と思いました。
そして その場で さんぽの障害を カミングアウト
誰もがびっくりしていて、「考えすぎだよ。」「一人目だから心配になるんだよ。」なんて・・。
本当に 理解してもらえたか、準備のない カミングアウトは正しかったか 悩みました。
その日の夜 次々と届いてきたメール
「さんぽ君にどう接していけばいいか 何でもいってね。」
「わが子にとって大事な友達だよ。」
「さんぽ君のこと大好きだから、これからもよろしくね。」
そんな言葉がうれしくて。ほんのり 心はあたたかくなりました。
この場所でなら さんぽも私も がんばって生きていけるかもしれない。

ママ友への カミングアウトの日
 その日は 勇気をもらった日に なりました。 

さんぽをとりかこむ さんぽの周りは いつも やさしい・・。
カミングアウトしたからといって 何が変わるわけでもない。
それぞれの お母さんの理解の仕方で 今まで通り あたたかく接してもらえました。
お友達にも そのママにも 甘えることもなく いつも一見つれない態度の さんぽ
でも、「さんぽ君が大好き! 一緒に遊んで!」と声をかけてくれる
赤ちゃんの頃からの お友達がいる
「さんぽ君 おはよう!今日は元気?」とあいさつをしてくれる
笑顔のお母さんたちが いる
さんぽの今は このやさしい人々で 支えられている。

来年度の話を 送り迎えの 立ち話でしていたときに
「さんぽ君のクラスはいいね。先生がベテランで。
うちのクラスは 新任で頼りないし、何たってクラスにアスペルガーの子がいるのよ。」
という話題になった。
そのお母さんは さんぽのことを 知らない
所詮 浅い付き合いのお母さんです。

でも思わず 声が震えた。自分でも驚くほど動揺しているのがわかった。
「誰のこと? どうして アスペルガーって知ってるの?」

「ああ 私もよくしらないけれど、
保育園の先生が 個人懇談で アスペルガーの診断を受けたほうがいいって
親に 話したらしいよ。
親も親だから その話を結構周りに言ってるんじゃないかな。」
「アスペルガーの子、すぐ誰にでもかみつくし、集団行動乱すんだよ。
うちの子も たたかれてるらしいの。親は放任してるんだって。」

そのお母さんは 「アスペルガーの子」「アスペルガーの子」という。
名前をいわず 障害名で。
いったい アスペルガー というその言葉の意味をどれだけ知っているのだろう。
それが どういう障害であるかは伝わらず 流れるのは障害名だけ。

目の前の その事実が とても・・・とても悲しかった。

さんぽのことを知っているママが 話をうちきろうと 気をきかせてくれたけど
私は あえてその話につっこんでった。

本当に 困っているのは その子なんです。
そして きっと その子のお母さんも。
それを どうしても 伝えたかったから。

むきになって 名も顔も知らない子について語るなんて
変な親と思われたかな。


名も顔も知らない子 
   なのに私は障害名を知っている・・・。
   (だいたい本当に アスペルガーかどうかだって わからない。)      

それが とても嫌だ。
とてもとても嫌だ。
 
その子を取り囲む その子の周りは 
やさしいだろうか。
ちゃんと支えられて いるだろうか・・・。
 

  

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不器用さん講座~その3「番外編リコーダー」

不器用さん講座その1「絵をかく」、その2「折り紙」は
医師からの情報、私だけではもったいな~いと思って書いた記事ですが
ちょっと 番外編をいれます~。

もし 自分の教員時代の経験が どなたかに役に立てばと思って・・・。
調子こいて 書いちゃいますね。
さんぽには まだ早い話ですが おそらく苦手であろう「リコーダー」
元音楽教師の私なら こんなふうに援助すると思います。

「リコーダー」が苦手君 おいで~ 

不器用さん講座~その3「番外編 リコーダー」

リコーダーが苦手な子に 不器用さんが多いのは 自分の経験上 間違いありません。
今 思えば どうにもこうにも リコーダーをうまく扱えなかった子どもの中に 
さんぽと似たタイプの子が 高い確率でいたように思います。

でも、リコーダーは その2「折り紙」でも出てきたように
視覚的なサポートが可能で、
その通り穴を押さえることで 確実に正しい音が出てくるという意味では
発達障害の子どもにとって わかりにくいものではないように思います。
大事なのは ちょっとした 手だて
私の経験で やってきたものを 載せてみました。

援助① 「持ち手
苦手な子どもの中に リコーダーを持つ手が 左右逆の子がいます。
なぜ、逆に持つか。先生が一斉指導の中で 鏡のように
子どもに向かって 持ち方を見せるからです。
当然 相互的な情報の処理が 難しい子どもは 逆になります。
だから 逆に持っている子って 結構多いんですよ。 
私は 5年生でクラス半分の子どもたちが 逆に持ってたケースを見ました。
音楽が苦手でおおざっぱな男の先生に 2年間教わってしまった結果でした。

でも、実は 逆の手でもすらすらと吹けてしまう子どももいます。
そんな子は 十分音楽を楽しめるし それでいいかもしれません。
でも もし苦手ならば 直した方が正解です。
理由は、これから何度も指導される上で、教える側も教わる側も、
そのことで運指が混乱するからです。

とはいえ一度覚えてしまうと 言ってもなかなか直らないのが さんぽのタイプの子どもたち。
そんな時は 視覚サポートで補おう!
右手シール 左手シールをはるのが 手っ取り早いと思います。
そして できれば笛を吹く直前に 先生から
「シール見て!」と一言 声をかけてもらえれば 強化はばつぐん!

援助② 「そえる手」の位置
不器用さん講座その1「絵をかく」で出てきた通り、
さんぽタイプ君たちは 親指と人差し指の力加減とバランスが うまくいかない。
そう考えると リコーダー「シ」なんて致命的ですよね。
だから 左手だけで運指をしている時、とても吹きづらいんだと思います。
ならば 大事なのはリコーダーにそえる右手。
でも、さんぽを見てるとわかりますが 左右の協応って自然にできないですよね。
おそらく そえる手の方への意識がなく 位置を無意識には習得できない。
経験上 苦手な子は よく そえる手の位置に問題がありました。 
そえる手の位置までって 教えないですからね。指導上の 落とし穴なんです。

対応は いたって簡単。
援助①での右手のシールをはる場所に一手間。
そえるとバランスのよい場所を確かめて ぺたっ
そこに親指をおくと うまく持てるように工夫してみてください。

援助③ 「高い音の左手の親指」
リコーダーは高いド音以上になると 左手の親指の穴を 半分だけ開きます。
その音だけの練習ならできますが メロディーの流れで 突然出てくると
これが結構 大変!! 不器用さん泣かせです。
よりにもよって 親指を 細かく移動させるなんて 今考えれば酷な話です。

これね。一応指導上では 穴を半分開けないといけないことになってますが
全部あけちゃっても そんなに音には影響ないんですよ。
ただ、高いレやミは 確かに出しにくくなるんですけど。
多少 ぷう~っとなっても、メロディー上 そういう音は頻度が少ないのが普通。
だから思い切って 高い音の 親指の半開きは 全開にしちゃう。
そうすると その部分で止まっちゃうということが 避けられます。
高い音が出てくると 急に苦手になってしまう子どもには お勧めです。
 
援助④ 「運指」
リコーダーは「運指」で音が 確実にきまります。
運指は さんぽタイプにはうれしい 「リコーダーの絵で描かれた表」があります。
とてもわかりやすく 視覚的サポートの王様のようです。
これを使わない手はありません。

でも、意外と 吹いているリコーダーの楽譜には 一部しかかいてなかったりするのです。
ここに一手間。
運指を 全部の音にかく。或いは 運指だけの楽譜をつくる。
これだけで ふけるようになる子は多いですよ。 
ただ、子どもによっては 運指表を 逆に見た方が わかりやすい子もいました。
そんなタイプは 楽譜にかくときも、 全部逆さにしてみてくださいね。

援助⑤ 「スモールステップ」
それでも 不器用さんにとっては 指で一つ一つ穴を押さえることは難しいこと。
簡単にすらすらふけるようになるものではありません。
でも、よ~く 援助④の 運指の楽譜をみてください。
指の移動の簡単なところが必ずあります。
同じ音が 続いていたり ひとつの指の移動が 繰り返しだったり・・・・。

そこから 練習を始める。
すると すぐできる!やる気がむくむく
じゃあ ここも・・・・ってな感じで。
曲は 始めから吹かなきゃいけないものじゃないんです。
子どもは 一斉でふいてるときも 耳でききながら
「あっここからふける」と あわてて でも生き生きとふきだします。
最初からずっとわからず ごにょごにょ手を動かしているうちに終わっちゃうより 
自信の具合が違ってきますよ。

講座は ここでおしまい!!
もし リコーダーで困っている不器用さんがいたら  
ちょっとした 手だて  是非 一度 挑戦してみてください。 

私の 過去になってしまった経験が どこかで誰かに 役立っていたら・・・


・・・・そんなふうに考えるだけで ちょっとうきうきします。
     

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不器用さん講座~ その2「折り紙」の巻

不器用さん講座~ その2「折り紙」の巻

その1「絵をかく」の巻 の続きです。

これも 先月の通院で 医師から教えてもらったことです~。
私だけじゃもったいなくて! 

さんぽは 不器用さん 
今だに ピース・・・親指あやしいぜっ。
ボタンのとりはずし 絵をかく はさみを使う 箸を使う・・・

どれもちょっと こちらの一工夫と 待ち時間が必要です。

最近 年少さんの 休み時間にはやりだしたのが 
           「折り紙」
まさしく 苦手分野ですね。

まず 折り紙を折るということに あまり興味がない。 
 その上 つまんで折ることが ぎこちない
   折るほうの手は必死でも 押さえる手が協応せず
    ぐちゃぐちゃに・・その内 嫌になってくる。    
見ている方は 
 (どうして そうなる?なぜ片手だけでやろうとする?まだ半分もやってないのに疲れた?)
心のつっこみが 次第に いらいらいらいらに。

なかなか 楽しむまでいかないです。折り紙・・・親も子も。
私 折り紙大好きっこだったのになあ。


さて また出てきました。
私の尊敬する 担当医師の言葉。

「折り紙苦手な原因は、不器用であることと 部分にこだわってしまうこと。
 折っていってどうできあがっていくかイメージがわかないこと。
 それには とっておきのいい方法がありますよ。」

それは・・・
  「完成品を ひとつずつ 開いて見せて(本人の目の前で)
    その折り紙で 折らせること」

完成品を崩すことにより 本人に 実像の状態や
今折った形が どう変わって 実像に近づいていくかのイメージが 明確にできる 

折り筋がついている折り紙を使うことにより 不器用でうまく折れない、
細部にこだわってすすまない ということを 補うことができる。 

なある・・・ほどっ!!!
白い四角の紙の前で 
「さあこれをつくりましょう」と突然 完成品を見せられて
 なのに なぜか三角に折りだす所から始められても
さんぽの中で 完成品とつながらなかったんですね。

その上に 部分に目がいって ぴっちり合わないとか
図柄が合わないとか こだわってしまってすすまない。

まずは そこに援助がいったんだ!!

だから 「完成品を目の前でくずす」

そうすれば あとは不器用面を補うだけです。
でも大丈夫! くずした折り紙は 不器用さんにうれしい 折り筋入りの折り紙。

これなら 指先がぎこちなくても
少々の手助けで まるで自分が折ったかのようにできます。
自分で完成できるって やっぱり うれしいよな。


不器用だから 
     不器用だから・・・。
そこにとらわれてしまうと 本当に援助のいるところが 見えなくなる。

「不器用」という言葉で 
      片付けられてしまう活動に
さんぽの持つ 見方・考え方からくる原因を 
             探らなくちゃいけないんだな。



ちなみに「折り紙」
そのやり方で 活動の流れを納得し、何度か折ってコツをつかむようになると
折り紙の折り方の絵が 視覚的なサポートになって
結構 はまる発達障害児の子も多いのだと聞きました。
折り紙の折り方の図は 余分な情報がなく 
折れば必ず図の通りになるので わかりやすいようです。
手先を使うものなので はまるならはまった方が のちのち役立つとか。


しかし、12月のたった1回の1時間の通院で 
     私はどれだけたくさんのことを学んだでしょう。
記事だって すでに7つ目・・・。
    まだまだ 記録に残したい話もあります。
       改めて この医師に出会えたことに感謝です。




 

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