ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

手放しの安心感

さんぽ ジンマシン 薬飲まなくても出なくなりました。
応援してくれたみなさん ありがとうございます。

絵本の「ももんちゃんシリーズ」の中に、
砂場をしている 1歳ぐらいの主人公 「ももんちゃん」に
犬さんやら 金魚さんやらが 順に近づいて 「ももんちゃん いいにおい~」という
お話があるのを 知っていますか?

このお話 最後に来たのは さぼてんさん。
さぼてんさんが近づくと ももんちゃんに とげがささります。
ももんちゃんは 目に涙をためながら 立ち上がり 走り出します。
がまんがまんしながら いっぱいいっぱい走る その先 それは お母さん
ももんちゃんは 何を説明するわけもなく お母さんを見たとたん わあわあ泣くのです。
さぼてんさんは 悪気がない でも とげが痛かった
泣きたかった想いを お母さんの胸で わあわあして すっきりするのです。

この絵本 さんぽが1歳の時 何度も読みました。
さぼてんさんがきて ももんちゃんが「いたいっ」となるところで
さんぽまでが 眉にしわをよせて 悲しそうな顔をします。
それが かわいくってかわいくって その顔が見たくて 読んだものです。

でも 実際に さんぽは トラブルがあった時 
ももんちゃんに なることはありませんでした。
ももんちゃんのように お母さんを求めて 走ってくることは ありませんでした。

その場で パニックになったり
        あわてて くるくる回ったり 線を目で追って走る視覚遊びをしたり
           自分で自分の頭をたたいたり・・・ 
さんぽは いつも いつだって 
自分のなかに 不快さを とりこんでしまい 
                    たった 一人で 処理しようとする・・・。

・・・さんぽにとって 変化の多いお母さんは 安全地帯にはならない 
       
さんぽが 何とか不安から逃れ 自分を安定する方法は
延々に変わらない線や筋を追うことであり、
自分のからだに より強い 刺激を与えることであり・・・。


ももんちゃんのように がまんして走っていって
胸の中で泣く・・・ それだけで 心が安定していく 手放しの安心感 
・・・・・・手放しの安心感
さんぽは そういう感情を 人に対して持つ すべを知らない。

ってこんなこと急にいうのは ちょっと 切ない 出来事があったからなんです・・・・。

保育園に お迎えいくと 最近 ぐったり疲れた様子の さんぽに
保育園のこと 一時でも 切りかえられる時間を つくれないかな。
一緒に 楽しいひと時 過ごせないかな・・・。
そんなふうに思って だめもとで 公園へ 誘った先日のこと。 
        (本当に 心が疲れているときは 拒否されちゃうんですけど。)

「オレンジ色の ショベルカー 砂場におろしていいから 公園で遊ばない?」

以前 砂場用に使っていた ショベルカーのおもちゃ われちゃって 残念がっていたさんぽ
そろそろ 家で 使わなくなっていた オレンジ色のショベルカーのおもちゃ 
代わりに 砂場デビューさせたら喜ぶかな。

「いく! 早くいきたい!」 
大成功!さんぽの つかれきったとろとろの目が やっと輝きだしました。

「砂場で 工事現場つくるよ。高速道路の工事なんだ。
オレンジ色のショベルカー 大きいから 土がたくさん集まるね。」
得意なおしゃべりが炸裂しだします! 
わくわく感が 伝わってきます。

うふふ あんなによろこんじゃって
こどもらしい 力のある目 それがうれしいよな。言ってみてよかったな。

自転車を こぐ足取りも いそいそ。風を切って 公園へ 向かいました。

公園は 思いがけず ちょっと混んでいました。

砂場について 早速 オレンジ色のショベルカーを 出して 遊びだした さんぽ
間もなく そこへ 保育園で見た顔の子が 何人かやってきました。

さんぽの顔が 曇ったのがわかりました。

その子たちは 「さんぽ君だ。それ貸して。」
あっという間に 持ってきたオレンジ色のショベルカーはもちろん 
そのほかの 一つ一つが こだわりで気に入っている砂場道具 
全部 持ってかれてしまいました。

だって「かして」と声をかけてきた子に
さんぽは 機械のように「いいよ。」と受容してしまうんだもの・・・。

さんぽは・・・・・ひきつった顔で 笑っていました。

おきに入りの砂場グッズが 何にもなくなった手は
何度も砂を つかみ さらさらと落とします

背中を丸くして さらさらと繰り返すさんぽ
            小さく小さく なっていきました。


以前から もちろん今も さんぽは 物への 執着心が 強い。
自分のものを 触られる・・・とられる・・・・・。
それはさんぽにとって 許せないことで その時には、パニックになって 手が出ました。
何度も・・本当に何度も そのことで トラブルがありました。
でもそれって たった1年前のこと。
保育園に入る前まで、ずっとそうだったはずです。
そのさんぽが・・・・ね・・・。
あんなに わくわくしていた ショベルカーさえ 簡単に渡し
友達の「かして」を 全て受容してしまうなんてね。
パニックにならないために 自分自身できめた 
「何でも受容」を 必死で実行してるのです。

そして・・・ 
そんな時にすら 私に向かって「助けて」の顔一つ 見せることはない。
私を求め 涙の感情を思わず見せることは ない。

ももんちゃんになれたらいいのに・・・・。
そしたら 我慢したことも 涙で流れてしまうのに・・・。

見てるのも いたたまれなくなった私は さんぽを 自転車乗りにさそって
砂場から 脱出させました。
いるのが つらい場所から 逃げさせます。

それが 私の役目。

さんぽの 手放しの安心場所には なれないお母さんだけど
こうやって 受容以外に 
心のパニックを回避できる方法を 教えてあげるのが 私のできること。

さんぽは きっと 保育園では ずっとこんなこと 繰り返してるんだね。


手放しの安心感を 人に対して もつことができないさんぽ

ももんちゃんになれたらいいのにね・・・さんぽ。
ももんちゃんになれたら すごく楽なのに・・・ね。。。。

思わぬ出来事に いつもより一層疲れた顔の 帰り道 
自転車をこぐさんぽの背中を見てると ぎゅっと切ない。 


今日だけは ももんちゃんのお母さんに なってみたかったな。

でも これは 封印・・・。 

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拍手のお礼&検診越え・・その後

はじめに・・・
最近 ブログ拍手を整理してみたら
なんと 知らないうちに 随分前の 過去の記事
ブログ村に入る前の記事にも 拍手がちらほらあることを 知りました
今まで 気づいていませんでした。

きっと さまざまな方々が いろいろな想いで
(もしかしたら何かを悩み 何かを得たいと)ブログを回り
偶然 ふとここにきて そっと 足跡残してくれているんだなぁ
・・・と思うと 力がわいてきました

私は ブログを始める前 たくさんのお母さんたちの記事を読み 
たくさんの勇気と 力をもらいました。
今でも そうです。
その存在で 何か自分が強くなれるような・・・
決して会うことはない・・・でもどこかでがんばっている・・・方々の存在。

偶然 ここにきて PCの前で ふと 共感したり 考えてみたり
そんなたくさんの出会いで 自分もまた一つ パワーをもらっています。

ありがとうございます。    
  



ところで さんぽ
ついに ジンマシンまで 出てきてしまいました。
何でも ストレスを結び付けようとは思いませんが
食事での原因は どうしても見当たらないし、これといって何も思い当たるふしがない。

きっと ちいさな 環境のきっかけはあると思うのですが
やっぱり 大きいのは 疲れ・・・なんだろうな と。

一晩中 頭の先から足まで 無意識にかきまくる
手や背中は つめの傷だらけ・・・血がにじむ
同時に ひどい歯ぎしりと うわごと
全身に現れる うきでたジンマシンの跡・・・。
苦しいよ・・・かっか 助けてよ・・・といわれているようで たまりませんでした。

今日は、医者にいって かゆみを和らげる 抗アレルギー剤 飲ませした。
本当の解決にはなってないけど すぅすぅと息をたてて 深く眠る姿に 心安らぎます。 
本当の解決には なってないけれど・・・ね・・・。

新しい環境での生活 そして検診続き 遠足に参観。
今が 一番 不安で つらいときだもんね。
きっと 少しずつ楽になっていくはず。きっとね。

ちなみに 検診。
それなりに やり遂げることができました。
先生には「周りの子より落ち着いて受けていた。」なんて言われました。 

私としては 眼科・耳鼻科検診が 一番 ネックだと考えていました。
さんぽを 家から出すこと自体 できるかどうかも怪しいと。
例え、もし 園の活動だからと ポーカーフェイスで受容しても、
さんぽの本心は もちろん大パニックなのは 変わらないでしょう。

さんぽの不安が 少しでもやわらぐことは 全部やっておこう
ってなことで 考え抜いた方法は 5つ

1・園の先生に日程をきき、やり方を見せてもらう。
  当日 さんぽの頭や顔を持つ先生を あらかじめ決めてもらって 練習にやってもらう。
  練習において、先生たちの気合が入り過ぎて、妙なテンションの高まりに 
         さんぽ びびり、その夜ひどい夜泣き 失敗

2・先生から教わった当日の日程を 家でパパと私で再現
  さんぽのよくやる再現遊び風に、いろいろなぬいぐるみを友達に見立てて
         行う。さんぽ喜んで、何度もやりたがる バッチグー

3・目と耳の構造を 絵本で説き、どの位置に どんな器具を入れるか
  なぜそれをするのか説明する。
  とても興味を持ち 何度も読みたがる。 意外にいい感じ?

4・検診の日は、検診が終わり次第 お迎え。そして全部の検診の後はごほうびあり。
  前日のうわごとで「おわれば、がちゃがちゃ」と唱えていた・・・
  安易な方法だが、やむをえん

5・検診時間をできるだけ短縮するために、寝ている間に耳垢とりに精を出し、
  当日朝の鼻の中の掃除もかかさない。お母さん くたびれました。

今回 手ごたえがあったのが 3の絵本(というより図鑑)。
以前、けがをして血が出るとパニックになっていた時、成功した方法からヒントを得ました。

その時は、かさぶたができることで、
血が流れ出すのを止め、ばい菌から守るという解説の絵本「かさぶたくん」で大成功。
だから、今は 血が出ても「かさぶたくんが守るね。」の一言で 
パニックを抑えることができます。

今回は、「感覚器 目と耳と鼻と口」という ちょっと 専門的な本で 解説しました。
結構 絵は リアルすぎて 気持ち悪いのですが
さんぽには そこは平気なようで、やけに気に入ったみたいです

それをみると こういうタイプには、
やっぱり、頭で 納得させる 説明が 一番 効果的かもしれないな。
と改めて思いました。

これからも 手だての一つとして 使っていこうっと。

本当は、どうにも嫌がったり、寝ている時の状態がひどくなったら、
思い切って 欠席・・・・も 選択に入れていましたが
何とか 使わずにすみました。
欠席してしまって 小学校で 何もかも初めて・・・は できれば避けたいもんね。

今回の さんぽのがんばりに 今は拍手
よくがんばった!よくのりこえた!さんぽっ

・・・ジンマシン・・・でちゃいましたが・・・・。くくぅ~


   ひとつのりこえ ひとつのりこえ

さんぽは 強くなって 大きくなって 階段をこえていく


でも のりこえるためのパワーと 手だては 
こちらから 手のひらに載せて 見せてあげなきゃね。

それを受け取る そうさんぽがきめても それでも 
不安から さんぽを 守ってあげなきゃね。

それでも 疲れてしまったときには

ゆっくり 休ませてあげなきゃね。

 
   

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ヘルプのサイン・・・ゆっくりといこう

毎夜 ぎりぎり歯ぎしり やってます。さんぽ・・・。
ぼりぼり・・・・ アトピーも痒いんだね。悪化したんだろうな・・・。

ストレス たまってきちゃったんだね。
さんぽの 「何でも受容」の 限界の合図です。

夜泣きは 金曜から毎日・・・始まりました。
うわごとで たくさん 苦しい心のうちを 自分に確かめるように 言っている。
 
4月に入って がんばりすぎてた。さんぽ。

担任の先生 「年中さんになったんだから~しましょう。」が多すぎる・・・。

年中さんになったんだから お母さんと 門でバイバイしましょう。
年中さんになったんだから 泣かないようにしましょう。
年中さんになったんだから すばやくお支度しましょう。
年中さんになったんだから・・・・年中さんになったんだから・・・・。

年中さん・・・黄色い帽子のお兄ちゃん
さんぽだって あこがれだった。黄色い名札 黄色い帽子

「だからこそ 今がチャンス!今が肝心
学級開きの時期に いろいろなことを 設定して こどもたちを軌道にのせたい。」
  
そういう 先生の考えは わかる・・・・でも

先生 門でバイバイ は 始まって3日で必要かなあ?
泣きたいのに 泣くことができない設定は 新しい環境のこの時期に いるのかなあ?

先生という大人の存在を信頼し 先生のいうことを そのまま真に受けるさんぽ
言われたことを しなくてはいけないと とらわれている。 
自分の 限界も知らず 何もかも受容し 行動しなくてはいけないと考える。

「明日から、門でばいばいするよ。先生がそう言ったから。」

「えっ!まだいいと思うよ。教室もロッカーの場所も 変わったばかりだし 心配でしょ。」

「でも 先生がいったもん。オレ がんばる。」

その決意の顔は つつけば すぐ涙が出そうな表情でした。
私にはわかる・・・それは ヘルプのサイン。

あわてて お友達にメールすると、「子どもからそんな話は出てない」とのこと。
さんぽに「お友達も 門でばいばいしないって。
だから、お母さんついていきたいな。」と説得しました。

次の日 不満と不安で いっぱいいっぱいのさんぽの手を握り 
教室前まで送りました。
どんどん教室まで送りにくる お母さんたち・・・。
ほとんどの子どもが 門の前でバイバイなんかしてません。
そうでしょう。まだ、門でバイバイの時期ではないもの。
確か5月ごろ、保育園便りで 通達されるはずだもの。 

もちろん 先生は 「できる子は・・」とか「これからは・・」みたいに 言ったのでしょう。
普通の子はそれを 自分と照らし合わせ 「できない」と思ったら しない選択をする。
でも さんぽは・・・・真に受けて 受容しなくてはいけないと自分自身を強迫する。

さんぽ 無理だよ。無理。

そんなにがんばったら 心 疲れちゃうよ。

「いやだ」という 選択があるんだよ。 

言われた通り 行動しなくても 何も 変わらないんだよ。誰も 困らないんだよ。
 
そんな状態で
今週から 検診が続き 今日は眼科、明日は耳鼻科、あさっては内科
おそらく 教室で その話がでた あたりから 
ついに さんぽの夜泣きが 始まったわけです。

でも 検診は きっかけにすぎない。
検診があろうとなかろうと もう そろそろギブアップなんでしょう。

こうやって さんぽの受容してしまった苦しさは 
今は さんぽの無意識な夜に 表現される。  

担任の先生は 熱心なベテラン先生です。
私がさんぽについて 話した懇談のときは 「できっこない」的な態度でしたが
きっと ご自身で 少し勉強されたのでしょう。
今週明けには、掲示ががらりと変わり、視覚カードがはりめぐらされていました。
去年の担任の先生には ない指導の手だてです。

でも・・・さんぽは、もう去年一年で 保育園の生活には 自分なりのペースを見つけている。
それに家でも 安易に視覚カードは使っていない。
混乱のない普段の生活での 細かい視覚カードは 必要ないから。

それより もっとケアが必要なこと・・・。
あえて言えば、
そうやって週明けに 掲示ががらりと変わってしまう変化への 事前の一言。

先生・・・!! さんぽに必要なのは そこの支援なんです。  

そういわれてもな・・・。難しいだろうな。
ここは 先生の勉強している部分を ありがたく 感じなきゃな。
さんぽじゃなくても きっと いつか 誰かのためになる。



去年の 長い長い 登園しぶりの日々を
そして 医師の
「さんぽ君は受容のコントロールが必要な時期。コントロールするのは親です。」という言葉を
何度も 思い巡らせます。

今週は 思い切って 半日で 帰宅することにしました。
さんぽは「なぜ?オレ 大丈夫だよ」といいますが ここは適当に理由をつけます。
すると、意外にもあっさりと 「ありがとう。」なんて 言う。
こちらからの支援の声に ほっとしているんだとわかる。

検診は 日程をきき 何度も練習。
検診のあとの お楽しみも用意して
とりあえず 今週をのりきろうと思います。


大事なのは 登園ではなく

お母さんからはなれて 一人で教室行くことではなく 

保育園で 泣かないことではなく


さんぽの 心が 安定した 状態であること

ぐっすりと深く眠る夜が いつもあること


そこなんです。  

ゆっくりいこう さんぽ。
さんぽのペースで いいんだ。

がんばる さんぽも かっこいいけど
お母さんは さんぽの 心からの笑顔で 十分なんだ。    

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キミの桜の絵に想う・・・。

桜 散りだしちゃいましたね。
今年の桜 本当にきれいだったなぁ。
桜

には というより 桜の季節には 特別な想いが あります。
さんぽの障害を指摘されたのが この時期でしたから。
3年前の桜だけが 私の中で 全く 思い出せないのです。

春のなかった年です。

園のスモッグで 桜吹雪をあびながら きゃーきゃーと 走り回るさんぽ
未知の花びらの感触に そっと手をひっこめる ひだまり
圧倒されるほどの数の 優しい桃色の花 
それを支える 生命力の満ちた ごつごつの 桜の木の幹

今年も 桜を 春の訪れを ちゃんと感じることができた。
それが 何よりです。 

そんな時 おりしも 絵画・造形教室で 桜の木を描くことに なりました。
さんぽが 苦手な「絵」です。

さんぽの前には 大きな画用紙

それを 見ただけで 緊張で 表情が 引きつった笑いになっているさんぽ・・・。

(でた!あの顔。やばいっ やばいぞ)

さんぽは 緊張のあまり もらったばかりの絵の具の筆を落とし 
ぽつんと 跡が ついてしまいました。

(うわちゃ~ 最初からそれはないでしょ。)目も当てられません。

ところが 絵の先生が言った言葉
 「あっさんぽ君。いい桜の木の種をかいたね!」

その言葉に さんぽの顔がゆるみました。

そこから 先生は こんなふうに すすめました。

1 「木はね。種をかいた そこからぐんぐん伸びるよ。下から上にぐんぐんと。」
教室のみんなに そう言って 何度も下から上へ重ねていきます。

「そして 枝が手を広げるよ。太陽に向かって 上へのびていくんだよ手は足には生えないので気をつけてね。」

とても 納得できる 言葉の選び方ですよね。
しかも、ポイントがくまなくちりばめられている。
そのわかりやすさに さんぽも 自然に手がすすんでいきました。


それぞれの子どもたちの画用紙に
それぞれの 生命力にあふれた 木がたつ。

指示は細かくても 同じ木は一つもありません。
太い頑丈そうな木・優しいおとなしそうな木・年代が古そうなかすれた木・・・。
さんぽの木は、ごつごつしていて 紙からはみでそうなくらい力のある木になりました。

「桜の下で お花見したいからおにぎり持っていこうかな。新聞紙を丸めておにぎりをつくろう」

活動が変わって 新聞紙をぐしゃぐしゃと丸める行為は ちょっと一息ストレス解消

そして 先生は ピンクの絵の具をといたパレットに 
つくったおにぎりをいれました。そしてハンコウのようにぽんぽんとしだしました。 

広げた手に いっぱいいっぱい桜をもたせてね。
でも足は桜をもてないからはんこをうたないでね
木のてっぺんには桜の帽子をかぶせてね。」


そして 画用紙には 満開の桜

できあがった 自分の満開の桜に さんぽは 思わず 「わぁ~~~」

うっとりとした笑顔 
満足そうな目・・・うれしいんだろうなぁ。

誰の手も借りず 自分の描いた絵だもんね。  

見てやってください さんぽの桜 満開の図→桜の絵


見え方が違うさんぽ 部分からものを見ているさんぽ
絵を描く という活動は 思っている以上に とても難しい。
たとえ描いても さんぽ自身がわかるものに 仕上がっていなければ 
自己評価は どんどんさがっていく一方になる。

でも、言葉をかける そのかけ方一つで 描く絵は変わる。
そして 描く喜びを味わうことができる。

その経験が 重なっていけばいいな と思う。
そうやって 自分の絵を 好きになってくれればいいな と思う。

今回 さんぽが 無理なくかけたのは

・筆の通る道筋(下から上・太陽に向かって伸ばす)の納得いく指示
・筆をおく位置(足には手を描かない)のポイントの納得できる声かけ
・活動の変化とそれが作品につながる 驚き 
・花見をした次の日だった タイミングのよさ  

ってなところかなぁ。うまく家でも活用したいな。

こういう経験を 待っていたのです。 
先生 ナイスです。ナイスッすよぉ~。

よっぽどうれしかったんだろうな。
さんぽは めずらしく 家でも 紙に向かいました。
自分から 絵を描こうとするなんて 2歳の頃から 一度もなかったのに
今日 教えてもらった桜の絵
そして 花見の たくさんの情景も書き加えました。
青い自転車、お弁当、バーベキュー、ひだまり、かっか、さんぽ・・・・。
ちょっと わかりにくいけど 
でも さんぽは 今日はぐしゃぐしゃにはしない。
自分の絵を 「ごみだ」なんていわない。



さんぽの描いた 家族の顔は みんな にっこり 
       今のさんぽの気持ちのように
                      笑っていました。 

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明日はどんな楽しいことがあるかな。

さんぽ 新しい環境での生活 はじまって1週間です。
至って順調で 気が抜けるほどです。

1年前とは違い 覚えてくることも 明日の日程のことぐらい。
いまだに 前のクラスのお友達の名前しか 出てこないし。
・・・・それが 普通ですよね。
自分にとって 丁度いい 情報の量しか とりこんできていないのでしょう。

去年は この時点で、あらゆる友達の名前と 持ち物のキャラクター
先生の怒った顔から くせ を真似し
必ず 「保育園の一日」を細かく再現する遊びをして 刺激の整理・・・。
本当に 情報過多で 混乱していたんだな と改めて思います。

新しい担任の先生は ちょっと「う~ん」ってなところはありますが
毎日 今日の自分のやり方で 何か不都合がないか 私にきいてくれます。
一生懸命な気持ちは伝わる先生です。

さんぽはっというと
「先生は みんな好きなの。だから今の先生も好き。」何て言う。

今まで 出会った先生方が さんぽの心に 大事な部分を 作っておいてくれてるんだね。
さんぽの 今までのいくつもの 先生との出会いが 素敵だった証拠。


人が怖かったさんぽにとって
      おそらくマイナスから始まった 「人が好き」ということ。
たくさんの優しい人に出会い 見守られ 
     4年もかけて 何回も経験して 少しずつ少しずつ高く積み上げられていった
         マイナスから 0へ そして徐々にプラスへ・・・

そして 「人は怖いけれど でも好き」と言える 今のさんぽがある。
今回も 崩れることなく いっそう ねっこの強いものに なっていきますように・・・。



来週には 耳鼻科検診があります
やばいですよね~。 結構 ポイントだと思ってます。
去年の 登園しぶりのきっかけも 身体測定でしたから・・・。
何とか のりこえられる方法を 探っていきたいです。
どうなるかなぁ。


そんなこと まだ知らない さんぽ
昨日の夜 寝る前に こんな言葉 言ってのけちゃいました。

「明日は どんな楽しいことが あるかなぁ~。」

      ・・・・ 素敵な言葉です。

  

テーマ:保育園児日記 - ジャンル:育児

スイッチを入れるのは兄

ひだまりの熱 さがりました。ほっやれやれです。
私ったら 2人目の子育てとは思えないほどの 狼狽・・・ 
恥ずかしいです。
でも、ひだまりの状態に気づいてあげられずに 
連れ回した自分が情けなくって・・・。

実は 熱が下がった後も ぐったりして とろとろと寝てばかり 
声をかけても反応なく 目に力がないひだまり 

私は 心配で何も手もつけれずにいました。


でも 心配はいりませんでした。
あるきっかけで ぱちっと目を覚ましたのです。

それは・・・なんと
             さんぽの声

保育園から 帰ってきたさんぽの 「ただいまぁ~」

それをきいて ぱちっと目を開けたひだまりは 今までの状態がうそのように
まるで 遠い世界から戻ってきたかのように 
目が生きだし、体に力がよみがえってきました。

さんぽを ずっと 待っていたかのよう。
さんぽが ひだまりの精気のスイッチを 入れたかのよう。

そうなんだ・・・なぁ。

ひだまりの脳に 刺激を与えているのは 母より 兄ちゃんなんだ。
まだ かかわりあってるとは いい難いのに
無意識の中で  最大に さんぽの声や姿が 刺激を与えてる

やっぱり 兄弟って すごいですね。

母は 何だか すごく感動しちゃいました。



ひだまり ただいま 8ヶ月
ハイハイしながら 母を どこまでも追いかけ 
姑のように? 床に落ちているあらゆるごみを すかさず見つけ 食べています。

好きなものは バナナ おしりふきの箱 ハイパーレスキュー指令基地(兄のおもちゃ)

そして
     何よりも・・・・
          さんぽ兄ちゃん   です。  



 
  

テーマ:二人の成長&育児 - ジャンル:育児

犠牲になっているのは誰。

ひだまりが 高熱 39度もあります。

見てるのが つらい・・・。

こんな小さな体で はぁはぁ 必死で呼吸している

おっぱい飲む唇が 熱くて 力ない

体全体が 燃えてるようです。


私のせいなんです。

今日、保育園の後 さんぽのお友達と遊ぶ予定が お友達の都合でなくなった。

予定変更に 動揺を隠せない さんぽ。

代わりの何かを つくってあげないと、不安定になるなと思った。


ひだまりは 今日一日 元気がなくて 寝てばかりいて

微熱があるのもわかっていた。

でも、起きてくると 笑顔を見せるひだまりに

甘えてしまった・・・。

そうじゃない いつも・・・いつも私はこうだ。 

おとなしいひだまり 抱っこすれば泣き止むひだまりに

手のかからないひだまりに

甘えて ちゃんとひだまりの時間をつくってあげていない。


さんぽを優先に さんぽの時間を さんぽの気持ちを

さんぽのことばかり・・・。


今日も ひだまりの体調を見ない振りして

保育園の後 さんぽとともに 連れ出してしまった。

その結果・・・・高熱39度の熱


ひどい母親だ。

小さな小さなひだまり、言葉もいえないひだまり

もっともっと 大事に もっともっと 体調を見てあげるべきだったのに。

ひだまりには 私に気づいてもらうしか方法がないのに。


ごめんね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。

お母さんを許してね。


ああ 神様 ひだまりの熱いからだ 早く冷やしてください。

体を触るのが つらいです。

 
ああ 早く朝よ こい。

熱が少しでも下がって 朝を迎えられますように。
  

テーマ:病気 - ジャンル:育児

新たな不安の始まり

新しい年度が はじまりましたね~ 
私は どちらかというと 「新しい」という環境に 結構強いほうで
4月は 変化する環境が ぴかぴか新品に見えて うきうきなタイプでした。

でも さんぽのことを考えると そうもいかない・・・。
ああ これも変わるのか・・・。あれも変わるのか・・・。

その変化を知るたびに、さんぽの これからの状態を 思う。

ため息の とまらない時期 ですね。

担任の先生が 異動することは うすうす 感じていて
(うすうす感じるように 担任の先生が 配慮してくれていたんです。)
とても とても よく気がつく 素敵な先生だったので
残念で たまらなかったけれど 心の準備 してたし させていました。

でも 園長先生までも なんて・・・・。
それとなく さぐりは入れてあったのに な。
こういう 大事な変化 事前に 教えていただきたかった・・・。

4月1日 春休み中も保育園に通っていた ゴマ君のお母さんから
「私も行ってびっくりしたの。通園が始まって知ると さんぽ君混乱するかと思って。」
と 連絡をもらいました。  

こういう さりげない連絡 本当に 助かります。
園長先生より さんぽのことを よくわかってますよね。 
ママ友との つながり 大切です。

その連絡をもらった直後は ちょっと くらくら・・・・立ちくらみ
         でも ため息ついてる暇なんかない。


すぐ さんぽを 守るための行動 しなければ!!! 

早速 電話。
園長先生との懇談を 申し出てきました。

2日の日には、さんぽのために 変わった教室を 見せてもらう予定になっていました。
3日の日が 新学期の登園 はじまりですから。
懇談は 2日に やってもらわなければ 困る。
私の 必死さは 伝わり 2日に懇談 こじつけました。

本当は こういう大きな変化は 一日でも早く 事前に教えていただきたかった・・・。

だって 本当は きちんと準備したい。
心も・・・・ 実際の資料も・・・・。
今日知って 明日懇談じゃ 資料だって 大慌てなものになる。

さんぽのこと 初めてしってもらう
何よりも 大切な懇談なのに・・・・。
見直す時間もない 資料で のぞまなくては ならないなんて。

2日の日
さんぽと一緒に 久しぶりに園に行きました。
予定通り 新しい教室 靴箱 ロッカー 持ち物を入れる場所 掲示 置いてあるおもちゃ
一つ一つ さんぽと 今までと何が違うか 確かめました。
ちゃんと 心の準備ができていた さんぽ。 笑顔で 違いを 説明してくれます。

ああ 新学期が始まっても この笑顔が 消えなければいいけれど。


そして懇談。 目の前に 並んだ 園長先生と 担任の先生。

いよいよ 決戦のゴング

いかに わかりやすく さんぽの特性を話し
問題となる行動や 不安や恐怖の場面を つかんでもらうか。
そして そこでの適切な対応の仕方を 理解してもらうか。
私たち親子の 今までの思いを ちゃんとのみこんでもらうか。
  
時間は 集中してきけて うんざりされない 程度・・・ 30分を頭に

             勝負です  


話してみて がっかりしたのは
去年のこと あまり引き継がれていない  ってこと
担任となると さらに 今後 引き継ぐ時間も ないらしい。
去年、園長先生と担任の先生に わたした 考えぬいた 資料も
新たに 次の園長先生や担任の先生に わたされることも ないみたい。

保育園は 忙しいから そうなっちゃうのかなあ。

ちなみに 学校は 異動しても そこまで引継ぎが空っぽになることは ないですよ。
私の経験上。

園長先生は ともかく
年少の担任のカナ先生は さんぽに合った 見通しのきく 指導をしてくれていたし
席や並び順 グループの友達関係に 絶妙な配慮があった。
さんぽの 間違いのある 複雑な表情を 適切に 読み取ってくれていたのも そう。
てっきり 引継ぎで そのあたりを 先生同士で 話し合ってくれるものだと。 
 
そう思っていたので はあ~っ て感じです。


また 0 から はじまっちゃうんだなあ。


全部 0 に 戻っちゃうんだなあ。

力 抜けちゃいますね。


そして 気になる 担任の先生。
年少さんの時に 隣のクラスの先生でした。
朝 よく 怒っている声が きこえてきました・・・。
喜怒哀楽がはげしいタイプの気がします。

常に 穏やかな表情で 安定していた前の先生と 180度違う感じです。

その先生の 人間性を否定するつもりはありません。
でも 前の先生とのタイプの違いに 何となく 嫌な予感がします。

私が さんぽの特性について 説明していくうちに
だんだん 表情が固くなり 困惑しているのが みてとれました。
対応について 話していくと
「そんなこと できっこない。」的な態度に なっているのもわかりました。

前向きに考えれば
困惑も 私の話を 受けとめようと思って きいてくれたから
私の話したことを 自分のやり方と照らし合わせてくれたから こそ です。

そのため 最後に付け加えました。
「私も 元教員です。 
集団において 一人の子に 個別に対応することが
いかに難しいことか よくわかっているつもりです。
でも 無理を承知でも お願いさせてください。
頭のどこかに 今日の話を残しておいて欲しいのです。」

正直な 気持ちです。

全部は無理、でも少しでも さんぽの見え方考え方に 近づいてもらいたい
些細なことで生じる さんぽの不安 恐怖・・・
それを感じるアンテナ 片隅にでかまわないので 取り付けてみて欲しい。  
取り付けるのがめんどうならば そういうアンテナあることだけでも 知ってて欲しい。 


どうか どうか お願いします。


何だか 始まりから いまいち 兆しが明るくない 新学期


           心配。 


               大丈夫かなあ。 この1年。



  園の 門の 前

     風とともに はらはらと散っていく 桜の花びら

      それが 不安 の文字になって

          私にふりつもっていく・・・・。

  そんな気さえしてしまう 懇談の帰り道 でした。




           

テーマ:保育園児日記 - ジャンル:育児

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