ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

視機能トレーニング

視機能のことについて 以前記事にしましたが、
最近、また、そのことが気になり、本腰を入れてさんぽにトレーニングをしようと思っています。

そのきっかけになったのは、1月終わりの通信大学でのスクーリング
講義の内容が「学習障害」、その中でも「よみかき障害」についてのものでした。
そこで事例としてあげられた、よみかき障害をもつ子どもたちの困難。

・・・例えば、たくさんの音を全部耳で拾い上げてしまう中での授業のわかりにくさ
・・・例えば、「め」と「あ」、「は」と「ほ」などが同じ字に見えてしまう中で、文章を読む難しさ

自分自身が講義の中で体験した上で、その困難さを想像すると、
そして、おそらくさんぽもそういう傾向があるだろうと思うと、

これから訪れる学校生活での生きづらさがわかってしまい、
胸が痛くなって、思わず、涙ぐみました。

教師として子どもたちとかかわった時、
よみかきを苦手とする子は必ず1人や2人は、教室にいた。
その子たちの、できない苦労はわかっていたつもりだったし、教師としてできる支援はしていたつもりでいた。

でも、私は、まったくわかっていなかった。
こんなに、つらいことだなんて。大変なことだなんて。
そして・・・さんぽもきっと、この想いを味わうなんて・・・。


そして、次の内容で、頭をゴツンとされたような気持ちになりました。


読み書き障害の中でも、「視機能」が原因の困難においては、
「視機能検査」によるトレーニングを行うことで、一定の効果が報告されているということ。


私が、頭をゴツンとされたような気持ちになったのは
さんぽが、6月のWISC-Ⅲ発達検査で「視機能の問題」を指摘されていたことに関係します。

記事にもしましたが、その時だけは、大慌てで、トレーニングをしてくれるところを探し、通いだしました。
でも実際、場所が遠くお金もかかることなので、3ヶ月に一度になり
家でのトレーニングも、がんばったのは始めの頃だけで、最近はすっかりおろそかにしていたからです。

どこかで、私自身に、さんぽの視機能での遅れが実感できず、危機感が薄かった面があると思います。

トレーニングの効果は十分感じていたのです。
記事にもかいたように、キャッチボールがうまくなったし、ひらがなもすらすら読めるようになりました。
でも、逆に「なんだ、すぐできるようになったから、そんなに心配ないじゃん。」
なんて、ひどく安易な考えに流れてしまっていました。

視機能の問題に早めに気づかせてもらっていていたのに
きちんと対応できなかった自分が悔しい・・・。

時間は取り戻せないのに・・・。


しかあーし、ここは私。

悔やんでばかりいても前には進まない、動かなければ・・・
・・・・この腰のあげ具合が早いのはもともとの性格ですが・・・
1月の終わりの頃は、まだ、胸のしこりの結果がわかっていなくて、
手術になる前に、さんぽのこと、やれること全部やっておかなきゃっというあせりが
私の腰を一気に押しあげてくれました。

よしっ! 奮起だあああああ!!

大学でのスクーリングの後、すぐ「視機能トレーニング」について、すぐ検索開始しました。


「トレーニングが続かなかった」これには理由がある。

「危機感がなく、必要性を感じなかった」という私の感情的なものも理由の一つです。
それに加えて
私にもさんぽにとっても、トレーニングの内容が、家で続けやすいものでなかったことも大きな原因でしょう。
単調であったり、簡単すぎたり、あるいは、トレーニングそのものが楽しくなかった・・・・。

何か工夫しなきゃ、多分、トレーニングを再開しても、また続かない。

そう思い、通っている視機能トレーニングのメガネ屋さんからの提案以上に
もっと、自分で視機能トレーニング自体を考えていこうと思いました。
ネットで、6月にもたどったはずの検索を、改めてクリックしていくと、
情報は、半年前よりずっと多く出てきました。

さんぽに合いそうなトレーニングソフトもあったし
今通っているメガネ屋さんより、もっと近い場所で
ビジョントレーニングの教室が開かれている情報もゲット!

たった半年なのに、
ずいぶん「視機能」の面に研究が進み、新しいトレーニング方法や器具が開発されていることに驚きました。

本当に、「発達障害」の理解と研究は、一気にすすんでいるんだと実感。

さんぽにとって、これからの道が、少しでも生きやすくなるかもしれない。
そう思えることが、足を前に出す力と勇気になる。

まだ、情報は、知らない人は何も伝えられぬままの状態で、支援体制が整っているとは思えないけれど
でも、探そうと思えば、より理解の進んだ支援の方法を見つけることができる。

ならば、常に探していこう。
今の状態に甘んじることなく、ただただ将来を不安に思うのではなく
さんぽの生きやすい支援の方法を、見つけていこう。

それが、私の役目だ。

情報の多さは、気持ちを高めてくれました。


3月から、一度、ビジョントレーニングのある教室に通ってみるつもりです。
体験はすませ、さんぽの反応はまずまずのところ。
もうすぐ、学校準備のために1年通った学習教室が終わるので、家計的にもOKなのが何より(切実な問題ですよね)!
どんなトレーニングなのか、どんな効果があるか、また報告しますね。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

入学説明会にて

細胞検査の結果がでました。

「良性」

しこりは、大きいので、一部の細胞で、断定はできないけれど
良性である確率が高いとのこと。

後は、確率を私がどう考えるかで、
経過観察にするか、切り取ってしまうかを決めなさいとのことでした。

私は経過観察を選ぶつもりです。
おおむね良性であるならば
ひだまりを一日でも抱っこできる方を選びたいからです。

手術は、ひだまりが保育園に入ってから、また考えよう。
それまで、健康管理怠らない!と決心。

気になって、ブログをのぞいてくれたみなさん、ありがとうございました。
ご心配おかけしました。
また、少しずつ、ブログ更新していこうと思います。




少し前になりますが
2月に入ってすぐ、学校説明会がありました。
きっと、どこもそんな時期ですよね。

今回は、どう学校と接点をもとうと悩みましたが、
とりあえず、幹部に方に知ってもらいたいことは、前回の就学児検診で、ゆっくり話をきいてもらえたので
今回は、ちゃんとさんぽのことを覚えているか、学校として理解をしていただいているか
さっくりと「確認」のみにしようと考えました。

そこで、確認内容を2つ
・ 担任の先生・特別支援コーディネーターの先生との事前懇談の日程
・ 入学式当日の流れの説明と、入学式の会場の見学の付き添いを、前日にさんぽにしていただけるかということ

さて、入学説明会が終わり、以前に話しをきいてもらった先生のところにいくと
すでに先に、どなたか保護者がお話をされていました。

思わずきこえてしまった内容から考えると、おそらく今年支援学級に入られる1年生の保護者の方。
しばらく待っていましたが、なかなか終わらない様子。
私以外に、その先生を尋ねてきた保護者の方が2人ほどいましたが
雪のチラつくとても寒い日だったので、その方の話が終わるのを、待てずに帰られていきました。

支援学級に入る子どものお母さん・・・そう思うと、長くなる気持ちもわかる
私は、はじめそう思い、好意的に待っていましたが
聞こえてきてしまう会話に、どこかひっかかるものを感じだしてしまいました。

「交流学級との時間はどれだけあるのか」を尋ね、それについて学校側から回答があると
「もっと増やしてもらえないか。それだけでは、わが子には少なすぎる。」と突っ込む。
「OO小学校は、週に○時間あるときいている。うちの学校はどうしてそんなに少ないのか。増やせないのか。」
 
まくしたてるその言葉に、保護者の方の、学校に対するけんか腰の姿勢が感じられてしまう。
そして、先生の顔は、明らかに困惑していて、早く話を終わりたいという雰囲気がある。
順番を待つだけの私の身でも、その話し合いがいい方向に進んでいないことが、十分わかりました。

そのお母さんと学校との今までの経過を知らずに語ってはいけないとは思いますが

そのお母さんは、きっとわが子を守ってあげなければと必死なんだ。
学校にわが子を知ってもらいたい、そして適切な対応や支援がほしい。
それを、伝えられるのは自分しかいないんだと。 
その想いは、私にもよくわかる。

でも、伝え方を間違えてしまうと、結果的に本当の理解は得られない。
正しく伝わらないどころか、マイナスにさえなるかもしれない。
せっかく伝えたい大切なことを話すなら、一歩でも理解の芽を増やさなければ、もったいない。

だから私たち親は、わが子について伝えたい内容をしっかり吟味するとともに、
その伝え方がどうあると一番理解してもらえるかを、しっかり練って考えておかなきゃなって思う。

伝え方・・・
例えば、伝える場所の設定。こんな風に風の吹きさらす体育館の立ち話では、思考もままならない。
今回のように、他人に話が丸ぎこえなのもよくないだろうな・・・。

伝えるタイミングや時間配分。先生にとって、わが子のことは、たくさんの仕事の一部。
誠意を持って対応できる時間を超えないような配慮だっている。

さらに、周りの保護者との兼ね合いや先生の表情を読むとる余裕だって必要かもしれない。

正しい理解と支援をしてもらうために
その話しをするための、たくさんの準備と気配りがいる。


私だって
さんぽのことに一生懸命になってしまって、どこか肝心なところで見えていない部分はないだろうか。
周りに、たくさんの気配りができているだろうか。

心に留めてなければ、突っ走ってしまいがちだよな。



なんか・・・保護者として学校に理解してもらう良い伝え方のマニュアルがほしいですよね。
そっか・・・自分の中でつくらなきゃね・・・。


ちなみに確認事項は確実に話してきましたよー。
さんぽは、入学式の前日に、入学式もどきをしてもらえそうです。
よしよし・・・!!まずは、ガッツポーズ。

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保育園最後の発表会

お久しぶりです。

病院を変え、検査をしました。
今回は、乳腺の専門を長く経験されている医師を選びましたが
その医師から、「おそらく良性。」と言われたので、ほっとしていることろです。

細胞の結果を見てみないとはっきりしませんが、きっと大丈夫。

ずっとブログから離れていてごめんなさい。
こんなに更新していないのに、時々誰かがのぞいてくれているのがわかる閲覧数。
ちらっと片隅に、さんぽや私のことを気にしてくれている方々がいると思うと
本当に力になります。
いつもいつも、ありがとう・・・・!!

もし、私のことがきっかけに自分自身の体について、何か気になることがありましたら
よかったら、是非病院で検診を受けてみてください。
本当に、今回、この件のことで、わが身の健康管理の大切さを痛感しました。
子ども中心の生活、ついつい自分ことを後回しにしがちですが、
自分の身体を管理することを怠ることが、決して子どものためにならないなと。

特に乳がんは、早期発見で90パーセント治療できるそうなので。



ところで、今日、さんぽの劇発表会がありました。
保育園最後の発表は、「西遊記」と合奏

さんぽは、お遊戯的なのは、幼い頃から大の得意。
今までなら、セリフも歌も踊りも、すぐに覚え、家でしつこくやってくれたため、
本番までに、私もが大体覚えてしまいました。
毎年、本番は、声の大きさや、セリフのなりきった言い方、のりのりの踊りで、大評判。
さんぽの個性が、いい意味で発揮される場所です。

でも今年、去年と違うのが、「合奏」。
練習が始まった最初の頃は、
「合奏の練習は、うるさくて嫌なんだ・・・。鍵盤ハーモニカできないし。」とつぶやいたりして、
どうかなと思うこともありましたが、これも慣れ。
音楽がもともと好きなので、割と早く、のりこえることができたようです。
最近は、うちに遊びに来るお友達と、一生懸命練習したりする、ほほえましい光景も。

心も少しずつ大きくなって、
「恥ずかしい」なんていう気持ちも芽生えちゃったりなんかして、
今年は、家で、踊ったり、セリフを繰り返さなくなりました。

劇のセリフや踊りを家で生き生きとやって見せるのが、さんぽらしいなぁと思っていた母としては
・・・ちょっと寂しいんだけど、これも、成長の流れ・・・だもんね。

ただ、今回は代わりに、途中で流れるらしい、「モンキーマジック」の歌を何度もきかされました。
聴覚が異常に敏感なさんぽは、数回きくと、それらしい英語で歌っちゃうので
保育園の先生には、「英語を習っているのか」とか「なぜ、歌詞を知ってるのか」とか言われたりして・・
今までと違う、でもこれも何だかとってもさんぽらしい、エピソードです。



さて、本番。

「猪八戒役」の衣装もぴったりのさんぽは、一番に出てきて、堂々とセリフ。

(このぶた役、なり手がいないと考えた先生が
「こんな武器を持てるんだよ。かっこいいよね。」とうまいこと言ったら、まんまと立候補したらしい・・・)

「最後の踊りがかっこいいんだ。」といいながら、家では見せてくれなかった踊りは、
誰よりもリズムが決まってて、やっぱりジャニーズ並みに(親ばかで~す)とっても上手。
合奏の「世界に一つだけの花」「ビリーブ」も、
手話や楽器演奏、周囲の音に戸惑う様子もなく、最後まで堂々としていました。



そう・・・

きっと保育園の先生の配慮のもと

一番後ろの一番隅という、さんぽにとって刺激の少ない最高の場所で

一生懸命、頭でリズムをとりながら、背筋をのばしてタンバリンを叩くさんぽ。


私は、瞬きするのも惜しいくらい、目に焼き付ける・・・。

ふと、初めての劇発表会の幼いさんぽが・・・
・・・配役決めのとき、何しているのかわからなくて泣き出し、先生を困惑させたこと
・・・家で、楽しそうに踊ったり役になりきったりして、何度も再現した姿

そうか・・・そうだったな。年少の時はこの劇発表会が
ずっと、保育園をしぶっていたさんぽの、やっとさんぽらしい姿を見せれた場だったな・・・。

一度思い出がよみがえると、今度は次々に
だんだん大きくなっていくさんぽの、ここで過ごした日々が、頭に流れていく


だから
さんぽたちの演奏の間奏で
「残り少ない日々、たくさんのお友達と思い出をいっぱいつくります!」
なんて、思いがけない言葉が入った時には

心に広がっていた、優しい時代から贈り物が
一気に、涙にかわって、ぽろぽろと落ちてきてしまいました。


卒園まで、涙はとっておくつもりだったけど
会場内、暗いから、ちょっとだけならいいよね。



お母さん、うれしいんだ。

さんぽが、大きくなったこと。
できるようになったこと。
自分で歩き出したこと。


ここでの日々、忘れたくないんだ。



演奏が終わり、しっかりおじぎをしたさんぽは、
舞台から、余裕のある最高の笑顔を見せてくれました。


卒園まで、あと1ヵ月半です。

テーマ:保育園の生活 - ジャンル:育児

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