ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

サポートブックと新しい担任の先生

さて、予告しておいた、実際のサポートブックと懇談
すっかりタイミングが遅れ、何か高まっていた気分も少々なえがちに。

それでも、せっかく書こうと思っていたことなので、記事にしようと思います。

サポートブックについては、たくさんネット上にも出ているし、
親の会では、必ず課題となる大きなテーマだし
専門の本も、最近はくつか探せばあるので、本当にありがたい時代になった気がします。

私は、そういうものを柱立てにして、いろいろ紹介されているサポートブックのいいとこどりをして、
母が、満足できるものを作成するのが一番だと思うんです。
「どれが一番いいっ」っていうのは、ないから。

今は、PCから閲覧できるように、それぞれの教育委員会が形式を出しているけれど、
私は、逆に、形式化されちゃう方が怖いように思います。
先生たちが書類として扱って、ちゃんと読まなくなっっちゃうような気がして。


って、私のサポートブックに対する考えは、前の記事にもう書いたか・・・。
くどかった。ごめんなさい。

実際どんなんにしたかっていうのでしたね。
私の場合、教員だったという経験をふんだんに利用して、教員の立場から作成してみました。

Q 担任が(サポートブック)を開くのは、私ならいつ?
最初の懇談、問題がおきた時と、個別の指導計画表をかく時、或いは校内委員会で話し合われるとき。

例えば、気になる問題行動を見つけたとき
「最近、妙なしぐさをよくしているな。何かのサインだったっけ。」とを開く。

不登校が続きはじめたまなど、大きな問題行動になって担任にはお手上げになってきた時
「保護者にはちょっといいにくいことがあるな。誰かわかる人に相談できないかな」とを開く。

校内委員会で、幹部の先生から、「もうすぐ運動会があるけど、あの子の対策は何かしているか」ときかれ、
あわてて「運動会はどうすればよかったっけ」とを開く。

を開いたら、すぐに対応できる
そういう利点があって、は担任にとって、よく手にとるものになるはず。
それは、支援のしやすさにつながるはず。
かな?

さんぽのサポートブックは、こんな感じ。ファイルして、表にマル秘マークをつけて渡しました。

1面目・・・一般情報、支援関係機関(施設名、担当者、支援概要、連絡先)
2面目・・・生育歴、発達検査の記録と学習面での支援方法
3面目・・・特徴
4面目~・・問題行動と具体的支援{項目、状況、支援(対応)、支援(予防)}
7面目・・・環境の変化・行事においての留意事項
      (席替え、身体測定、運動会、遠足、児童集会、給食掃除当番、遅刻早退についてなど)

それを持って、入学式次の日に懇談。
この日しか、サポートブックをゆっくり説明できないので、たっぷり40分時間をとってもらいました。
特に、ゆっくり説明したのは、4面目の問題行動と具体的支援です。

担任が一番参考になるのが、おそらくここだから。
自分が直面するはずの「困っている時のサインとなる行動」が何よりも気になると思うんです。
誰でも担任ならば、自分のクラスの子どもが困っていることを気づいてあげたいとは思う。
でも、気づくアンテナがあるかどうかは、その人によりけりなんですよね。

だから、さんぽが困っている「状況」の説明を、できるだけ具体的に想像して、話す。
「過去の実例」なんかは、すごくわかりやすく、教育現場が長い先生ほど、ピンとくるものだと思います。


状況の説明の書き方については、神戸市の教育委員会が出している「サポートブックの書き方」に詳しくのっていましたよ。是非、参考にしてくださいね。


ということで、どきどきの懇談。
笑顔の優しい女の先生は、私と同じくらいの年齢でした。

サポートブックを開いて、説明している間、表情は常に穏やかで、落ち着いた様子。
はっきりいって、でてくるオーラで、すでに合格でした。
ハハハ・・・この先生なら、サポートブックいらなくね?みたいな。

その先生ったら、途中で、こんなふうにいうんです。
「これって・・・さんぽ君だけじゃなく、1年生ならみんなしてあげたい対応ですよね。」

・・・そう思えちゃうタイプか。う~ん、すばらしい・・・。
ますます、サポートブックいらなくね?みたいな。

さんぽへの支援を、特別なものとして重荷に感じるのではなく、
ごく当たり前の、指導方法として受け止めてもらえている・・・

この先生なら、大丈夫だな。

さらに私をほお~っとさせた言葉があります。
それは、名札の取り付けの件。
隣のクラスでは、入学式の日に「自分で取り付けたりはずしたりするよう、練習してくるのが最初の宿題です。」
といわれたのをきいたから。
さんぽには、あの親指と人差し指との微妙な力具合を調節して行う名札の取り付けや取り外しは、まだとても無理なので、家で練習はするけれど、できないことをあせらしたり責めないでほしいという話をしたところ

「さんぽ君、名札の取り付けが苦手なら、できるようになるまで、家で、ゆっくりつけてくればいいですよ。
そっと上着で隠しちゃえば、どうですか?。
名札を学校で取り付けるのは、校外の安全対策なので、外で名札が見られないように工夫すればいいことですから。
学校で学んでほしいことは、そこではなく、ほかにありますから。」


自分で名札の取り付ける
その小さな活動一つをとっても
それを行う理由は何かを、正しく理解し、
その行為が苦手な子には、その子にできる段階を追った別の方法を提示してくれる。

これが支援の基本だと思うんですよね。
そういう考えをこちらにさっと言える先生は、支援という意味をちゃんと知っている方だ。
ますます、さんぽのサポートブックは、いらなくね?

懇談を終えた後は、何だか浮き足立つ私でした。

それからしばらくして、元気に学校に通うさんぽに、担任の先生はどう?ときくと
「最高!多分学校の先生の中で一番いい先生だよ。
 だって、話がすごくわかりやすいんだ。
 きっと、オレたち一年生だから、ゆっくり話してくれてるんだ。
 いつもにこにこだし、この先生でよかったよ。」
と言っていました。

あ・・・やっぱりな。
ちゃんと、こどもにも伝わるんだよね。


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退院して、匂いをかいで。

すったもんだで退院してきました。

ひだまりは肺炎でした。
でも、悪化するまでが本当に早くて・・・。

その日の午前中は、公園で元気に遊んでいたんです。
午後になって、「あれ?調子が悪そうだな・・・?」と思ってからは
ぐんぐん熱が上がりだして、あっという間に40度。
慌てて病院へいって薬をもらったけれど、利いてる様子なく次の日の夜には肺炎、そして入院。

子どもの病気って、風邪一つとっても、本当に怖いんだな・・・って改めて。
ひだまりは、熱が高くなるタイプですが、でも、身体が弱いわけじゃない。
そうか、こういう自体って、誰でもおこることなんだって・・・今まで甘く考えてすぎていました。

さんぽはね。
さんぽは、ストレス系の病気やアレルギー関係のものは、結構数多くやってるのですが
一般のいわゆるウイルス系の病気には、めっぽう強いんです。
熱も38度代までだし長くても2日で下がる、インフルエンザも水疱瘡もさんぽにかかれば何のその。
もともとそういう系統の病気は、ほとんどかからなかったし、かかっても軽くて
周りのおかあさんをうらやましがらせてましたから。

私も、さんぽへの自信から、ウイルス系の病気の対策には、あんまり力を入れてなくて
予防接種も決められたもの以外に、任意で打つことはなかったし、
去年なんかは、インフルエンザ予防接種は、すっかり予約できなかった派でした。

でも、
何度はかっても、みるみるうちに40度を超える体温計
触るだけでわかる、異常な熱さの身体、ぐったりとしてどこを見ているかわからない瞳
ポコポコと上半身が動く、異常な速さの呼吸

酸素マスク、点滴、検査器・・・管だらけの小さな身体
それでも下がる様子のない熱

ただただ・・・震える手で祈るしかできない、自分。

経験して初めてわかった。
ママたちが、どうしてあんなに病気を恐れて小児科に走るのか。
みんながなぜインフルエンザの予防接種に群がるのか。
あんな想いしなくてすむなら、たとえ気休めでも予防接種できるならしておきたいと思うもの。

ところで、ひだまり。
点滴がとれた後の2日間は、結構楽しかったようで、自宅への帰り道は、がっかりしてました・・・。
彼女にとって、血液検査の針も、毎日誰かに身体を触られることも、何されるかわからない不安も
それほど苦になるものではないようで・・・。
って、血液検査の針を刺されるときは泣くんですよ。
でも、次の日、同じ看護婦さんが、同じ部屋に連れて行っても平気・・・ってなぜ平気??

嫌だったこと、忘れちゃうんでしょうね。


これがさんぽだったら・・・と思うと。

実は、ひだまりの隣のお子さんが、感覚過敏な4歳の子だったんです。
薬を飲む時は「この薬の匂いがいやだ」と特定の薬を拒否。
点滴のところが、かゆい、痛いといって毎朝泣き、きた看護婦さんが身体に触れると「痛い」と泣く。
血液検査をするまで1時間の説得がいるし、入院中ずっと早く家に帰りたいと言い続けて泣いていました。
根気よく穏やかに対応するお母さんも、熱が下がると「どうか早く退院させてください。」と医師に懇願。
血液検査の結果は、万全ではなかったけれど、相談の上、退院していきました。

ああ・・・さんぽなら、同じ反応をしただろうなって。

入院して、病気は治ってきても、心のストレスは増えるばかり・・・。
病気そのものより、入院生活自体が苦しくて精神的につらいから、治すエネルギーが増産されない。
ひだまりの入院より、もっともっと、いろいろな意味で、本人も周りもきつかったはず。

そう思うと
さんぽが、ウイルスに強い力を持って生まれてきたのも
神様の配慮なのかな。
うん、きっとね・・・。


さて、久しぶりのさんぽとひだまりの再会。(小児科病棟は、子どもは兄弟であっても面会できないのです。)

「わあ~~~ひだちゃん、元気になってよかったね~~~。」っと
ぎゅうっとだきしめるさんぽ。
「にいちゃん、ありがと~~」と抱きしめられるひだまり。

しばらくそのまま・・・

その間、抱きしめながらも確かめるように、しっかりくんくんしていたさんぽは、叫びました。

「うわあ、ひだまり、病院の匂いだ!!この匂いオレ 嫌!!
しかも、この辺(点滴のついてた手の甲のあたり)、バンドエイドの腐った匂い~~~!!くっさーー!!」

・・・・・ホント、配慮してくれてありがとう、神様・・・・。

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更新が遅れます

ひだまりが入院・・・。
急性肺炎で、もう4日目です。
また、更新が遅れます。
待っててね・・・・。

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サポートブックについて一考

3月・4月というと、まずやらねば・・・と思うのが、
「新しくさんぽと関わる方々への、支援のお願いとあいさつ」

結構、私たち親に、重くのしかかる重大な責任だから
その方法は、どうしたら一番ベストか、いつもギリギリまで悩みますよね。

最近は、「サポートブック」なんて、普通に出回った言葉ではありますが、
3年前の、さんぽが入園前の時点では、なかなか情報を集められず、その形式を求めて、
親の会にあわてて申し込んだり、資料を買いまくったりしました。

その時の親の会では、
「今は悩むかもしれないけれど、毎年やってるうち、だんだんうまく文章にできるようになるよ。」
と軽くいわれ、
(こんな大変なこと、毎年やることになるのか・・・。)と逆にショックを受けた覚えがあります。
でも、毎年この時期にサポートブックを持って、担任と懇談することが当たり前になって4年目にもなると、あの親の会の方が言いたかったことがわかる気がします。


さんぽの特性と支援の方法が、正しく伝わることは大切だけれど、
このサポートブック一つで、全てをわかってもらい、支援を確実にしてもらうのは、所詮無理なこと。
人によって理解の差は出てくることはあっても、
サポートブックの中身自体で、理解の差が大きく変わることはない
ある人は、サポートブックなしでも、ピンとポイントをおさえた支援ができるし、
別のある人は、どんなに力作のサポートブックを読んでも、全く理解しないだろうし・・・。

だから、先生に渡す、サポートブックの一番大きな役目は、結局のところ
「私たち親は、子どものことをよく見て、支援してきました。どうか、先生も丁寧に子どもを見てください。」
という隠れたメッセージにつきるのかな・・・と。

別の一面からも思うことがあります。
サポートブックを先生に渡したことで、過剰な期待をするのは、酷な気もするんですよね。
だって、私たちが数年かけて知りえた支援方法を、紙切れ数枚で理解しろっていうのは、
きたばかりのコックに、レシピをやるからここの伝統の味をすぐ再現しろっていってるようなものだもの。

私は、支援のお願いをするにあたって、サポートブック作成そのものではなく
「子どもの困り感をいかにインパクトを残して伝えるか。」
そこを練りあげるのに時間を割こうって思っています。

今回担当する先生が、どのくらい知識があって、どのくらいなら理解をしてくれそうで
どういう方法でアプローチすると理解を深めてくれるか

例えば、担任の先生に説明する時と、保健の先生や特別支援コーディネーターに話をする時と
当然ポイントが違ってくるし、
年配の経験豊富な先生に話をする時と若くていきおいのある先生の時とでも、サポートブックの効果的な出し方は変わってくる。
もし懇談後、「あの子どもは、今まで丁寧に支援されてきたんだな。このサポートブックはすぐ出せるところに置いておこう」という気持ちにさせたら、読まれなくても大成功だな
もし、懇談後、「やれやれ、やっと長い懇談が終わった。あの親うるさそうだな。」と、先生のたくさんの指導書の中にポンと積まれてしまったら最後、もう見てももらえないどころか・・・年度終わりには、なくなっちゃってそう


実際、元教員の立場(普通学級担任)から思っても、おそらく先生がサポートブックを開くのは
「サポートブックをわたされた懇談の時」と「個別指導計画を作成することになった時」と
「何か問題が明るみになってきた時」だけだと思うんですけどね。



さて、それでもやっぱり、サポートブック。

今回、私は、PCで検索した「神戸市の教育委員会」が出しているサポートブックの形式と
親の会で教えていただいたものを参考にしました。

最終的な項目の順や、項目の有無は、住んでいる県の教育委員会が作成している
「個別の教育支援計画表」をもとにしました。
「個別の教育支援計画」を担任が書くときに、サポートブックを見ればすらすら全部書けるように。
そういうものに関して、こちらにも情報があることがアピールできるかなと思って。

何気に、年配の権威を感じさせる先生だったら、あえて
「もし、教育支援計画表をかかれるのなら、このサポートブックを見れば、全部かけるようにしておきました。」
と、こちらから、「知識」をアピールしてもいいかな、とも思っていました。(作戦作戦!!)。

それから、毎回、資料として
「アスペ・エルデの会」の出している、「はじめの一歩だよ」
ネットで見つけた和泉市教育委員会の出している「気づきからスタート」
わが子の絵や文字の書かれたものや、発達検査のデータ
その他、わかりやすく支援の方法が図にかかれている本なども、一緒に持っていきます。

視覚的な情報って大事かなっと思って・・・・。

見え方や、不注意の多さ、目と手の協応と不器用との関係を話すのに
言葉ではいまいち伝えにくいし、理解されにくい事柄なんだけれど
わかりやすく図に描かれていたり、わが子の実際の絵や文字をみせたりすれば、より適切に説明できるものですよね。

今は、啓発用にいいものがたくさんでてるので、どんどん使っちゃおうぜ!

しかし・・・、過去や今回使った資料が、なんかあっちこっちに散乱しているし
せっかくなので、本や、ネット、啓発資料などで、特性をおさえたわかりやすい図や絵などを見つけたら
これからはすぐコピーして、いつか役立てれるよう、いつもファイルリングしていこうかな
と思っています。


最後に、私が、サポートブックを渡す時に必ず随所随所に出そうと思っているのが、
「さんぽの過去の状態と、その頃の親としての気持ち。」

さんぽの今の状態の中から、話をして支援をお願いしても、本当の意味でのさんぽの困り感が伝わりにくい。
さんぽは、本当に困っていても、先生たちが思っているような行動には、現れないから。
先生たち自身は、困らないから・・・・。

逆に、保育園では、困っていない先生に、さんぽの支援をおねがいしたことが
「親がやけに神経質で過保護だ。親がこれだから、子どもまで不安になるんだ。」
というふうにとられてしまったので。

その時の反省から、さんぽが、幼い頃あらわれていた、わかりやすい困り感を伝えていくことは、
たとえすっかり過去のことでも大事かなって思っているのです。
横目行動や、自己回転。テレビや人の顔を怖がったり、気持ちの切り換えに時間がかかって泣き続けたこと
怒った私の顔を別人だと言ったり滑り台でのフラッシュバック・・・
どうしてそういう行動になるのか、何がわが子を生きにくくさせているのか、その頃に親としての苦悩があった。
だからこそ、療育を受けようと決心したのだし、さまざまなところで支援をお願いしてきた。
その部分に、最初に共感し、重く受け止めてもらうことは、理解の近道になるのかなと。


実際、具体的にどんなサポートブックにして、どんな懇談になったか、次の記事にします。


先に言っちゃうと、担任の先生は、あたり(言いたくてっ)
サポートブックなしでも、適切な支援ができちゃうタイプの気がしました。

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入学式

入学式の日の朝は、案の定
「やだなあ・・・行きたくないなあ・・・。」で始まったさんぽ。

ひだまりが、式の間、おじいちゃんに預けられてお菓子を買ってもらうらしいとかぎつけ
おこって、ねたんで、・・・・そして、一泣き

礼服のズボンのベルトが、きついから嫌だといって二泣き

入学式のお祝いは、前にもらっちゃったから、今日はがんばってもお祝いもらえない~と、三泣き

まあ・・・そんな感じで、朝からぐずぐずやっておりました

私は、(んなこと、いまさらじゃんかよ~~)とうんざりしてくる気持ちをおさえ、
これは、入学式の不安からくるものなんだ~想定内の状態だ~
と自分に言い聞かせ、仮面の笑顔で対応。

最後には、涙の跡も残ったまま、観念したさんぽと、とぼとぼと学校へ行きました。


でも、一度、腹をきめれば、いかにもさんぽ
表情も身体も、ロボットのようでしたが、きっちりときめます。
その姿から、ここまでくれば、困った事態はないだろう・・・と予想できます。


気持ちの後押しもありました。
玄関ホールに張り出された、クラスのお友達。
就学時検診の時にさりげなく名前をあげておいたのですが、さんぽにとって気の許せるお友達が
しっかり同じクラスに配慮されていました。
(ちなみに4クラスあるので、同じ保育園の男の子は、3人程しかいません。)
ありがたいことです。

しかも、教室にいけば、お隣は、4ヶ月検診の時からずっとお友達の女の子。
名簿順の偶然なんですけどね。
だけど、隣に、視覚的によく知った顔があること、これは最高のポジションですよ

というのは、ずっと前に、医師からこんなことを言われていたからです。

さんぽは(当時2歳半)、年度初め、療育教室の掲示と先生が変わった時に、パニックになって教室に入れなかったことがあったんです。やっと泣き止んでそこから動かなかった場所が、唯一、掲示の変わってなかった所
その話を医師にした時に、こう言われたんですね。
「さんぽ君は、環境が変わった時、変わってないものを見ると安心できるのよ。
 環境が変わった時は、その中で、変わってないもの(持ち物とか人とか)を探してあげるといいわよ。」

そう考えたら、ほらっ「隣の席をみれば、保育園の頃と変わってない顔がある」って素晴らしいでしょ!!

でも、そのお友達以外にも、そのクラスには、保育園は違っても、知っている顔がまだまだたくさん。
保育園前によく遊んだお友達や、公園で何かと絡んだお友達、水泳教室が同じだったお友達など、
さんぽは覚えていなくても、どこかで潜在的に覚えている、安心できる顔がずらり・・・。

もう・・・神の仕業としか思えないっ!!
さんぽの邂逅の運には、生まれ持ったすごいものを感じているのですが、改めて感動・・・。
さんぽは、神様を味方につけているとしか思えないわあ・・・。


ところで、入学式の式そのものは。
昨日から予習がばっちりだったさんぽ、ほかの子よりも、少々の余裕を感じられるほど。
後で「やっぱり、ビデオ見ておいてよかったよ。日本の歌の時、知らない歌だったけど平気だったし。」
って言ってたから、その効果は、間違いないでしょう。
(日本の歌って、君が代斉唱のこと。あれで、戸惑う一年生って多いんだよね。)

ところが
最後の最後になって、教室でのこと。

教科書点検のために、保護者が子どもの隣にいくように言われて、私がさんぽの横に来てから
異変が・・・。

緊張の糸が、切れちゃったんだろうな。
「かゆい、身体がかゆい~~~、もう嫌だ~。」と
急に、明らかに異常なほど、全身をかきむしり出して、半泣きのさんぽ。

多分、ストレスからくる、アレルギーの悪化・・・。

「さんぽ、よくがんばったよ。あと、記念撮影をしておしまいだから。」
なんとかなだめ、気持ちを落ち着かせようとしますが、一度こうなってしまうと、簡単には切り替えられません。
礼服の上から下から、あらゆるところを掻きまくり続けるさんぽを見ながら
(あとは記念撮影だけだから、何とかやらせよう)とはらはら。

それでも、何とかクラスの記念写真が終わり、
かゆみもおさまって、すっきり笑顔のさんぽを見ると・・・・

礼服のボタンは、かきむしった時に、飛び散ってなくなってるし
黒の長靴下は、足をかきむしった時に、くちゃくちゃにさがっているし(しかも片方だけ)
ネクタイは浮かんだ感じで曲がり、シャツはしわしわ・・・

うっうわあ・・・・これで写真とったんか・・・。
これじゃあ、酔っ払いだぁ・・・

いやいや、がんばった証さ。
さんぽの頑張り記念と思えば・・・・あはっあはははは・・・と前向きにっ。


しかし・・・借りた礼服のボタンはいずこ・・・・

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入学準備 ~最終編~

・・・散り出しちゃった。
お花見楽しみましたか~?でも、今年はいまいちちょっと寒かったですよね。

卒園から、あっという間の春休みを過ごして、バタバタとしながら、
あれよあれよと、入学式に突入してしまいました。

本当は、入学式やサポートブックについて、記事にしたかったのですが
余裕なく・・・すでに、もう入学して4日。

私は、昨日になってやっと、久しぶりに、ゆっくり睡眠がとれるような始末で。

今年は、私は桜を楽しめる余裕が、ありませんでした。

何がそんなに・・・?って?

そりゃあなた、あれよ。入学のための最終準備っすよ!!
入学グッズの作製と、それから、勉強スペースの構造化、最後にサポートブック・・・

入学グッズは別にこったものを作った訳ではないのですが、さんぽ兄ちゃんの袋物を作ると
袋物を愛する女、2歳のひだまりちゃんが黙ってなくて、
結局全部2つずつ作らなきゃいけないのが、厄介で。

ただ、作ったカバンに、ぬいぐるみやらプリキュアのカードやら詰め込んで、
「これは、ひだちゃんのかばんでしゅー」と背中に背負い両手にぶらさげ歩くひだまりの姿を見ると
ついつい、これ以上袋作ってどうすんだと思いつつ、
ついついフリルやリボンまでついたブリブリの袋もつくっちゃうんですよね。
(完全にさんぽの袋より、力入ってる・・・。)
なんで、女の子って、袋物、小さい頃から好きなんですかね~。話がずれました。


でも、それよりも、時間がかかったのが、勉強スペースの構造化。
何たって2LDKのところ狭いおうちですから、場所を確保するのも大変で。
いわゆる完璧にそろった子どもの勉強机なんて、置く場所なんて、ないないっ!とんでもないっですから。

まずは、積もり積もったおもちゃを整理し、やたら買い込んで並べてある、私やだんなの本を整理し、
リビングにわずかながらに、さんぽの勉強スペースをつくりあげました。
教科書、筆記用具、ランドセルをはじめとする各種カバンも、「あなたはここよ」と一つ一つ細かく配置を決め、
シールを貼って、視覚的に構造化。
きっと、整理整頓の得意な主婦のみなさんは、普通にやられていることなんだろうけど
私は・・・・てんでアバウト人間で、普段やってないから、こういう時に大変な目に・・・。

まあ・・・結構やりだすと意外に楽しいものですね!

できあがった、手作り勉強スペースは、家具屋の勉強机ほどかっこよくはないですが
100均の整理グッズで構造化された、なかなか使い勝手のよさ気なものに仕上がりました(自己満足)。

さんぽのこれからのことを考えて、がんばっちゃいましたが、
いやはや、普段から、台所とか自分の家事スペースにやっとけよって感じです。


最後は、サポートブック。
私は、サポートブックは、あまりこったものにはしていません。
ある意味、担任との懇談、その日の30分の話に、全てをかけてますから。
その日の懇談中、担任がメモを取らなくていいようなもの(大筋のことがかいてある)であれば、
私は、サポートブックの形式自体で、あまり大きな理解の差はでないのではないかと。

まあ、でもいくらこだわりのないサポートブックにしたって、それなりの時間はさくもの。
あちこちから情報を入れて、今までの情報も整理して、仕上げました。

サポートブックについては、ここに来ている方にとって、気になるところであるだろうし、長くなるので、別の記事にしますね。


そうそう、もう一つ、入学準備として行ったことがあります。
これは、結構、重大課題かもしれない。
それは、「入学式でのさんぽの不安解消
さんぽは、入学式自体は、おそらく頑張っちゃうとは思うのだけれど、
そのストレス分は後で波寄せると思うんですよね。

ここで、不安をあおったり、混乱させたりすることだけは、絶対に避けたい。
入学式での不安は、できる限りなくしておいて、ストレスを最小限にとどめたい。

そんなさんぽといえば、入学式二日前ごろから、思ったとおり、
「やだなあ、学校、行きたくないな。入学式嫌だな。」が始まりました。
まあ、そういうとは思ってましたので、今こそチャンスです。

そこで、とっておきのアイテム!(わかる人は、さんぽファンですね。
じゃーん!去年の入学式に、保護者にまぎれて侵入して、秘かにとっておいたビデオ。
(記事はここ⇒入学式の下見


門から、教室までの周りの環境と、式の流れ、解散までをしっかり視覚的にサポートする、アイテムでございます。

その後、「入学式会場の事前見学」に出発。
これは、就学時検診の時に学校に打ち合わせておきました。
前日の夕方5時頃、学校側の入学式の準備が全て終わっている時間です。
教室は、クラスがわかってしまうのでと断わられましたが、ちらりとならOKと融通をきかしてくれました。
ありがたいことです

入学式の会場では、教務の先生の付き添いのもと、1年生が入場するところからの流れで、実際やってみます。
最後に、全部の掲示と椅子の配置をじっくり見させる時間をとって、おしまいにしました。
時間的には15分かからない程度。
さんぽにも、学校側にも負担のない形で、よかったかなと思いました。

準備は、私なりに精一杯整えました。
あとは、なるようになる!
どうなっても、覚悟の上さ。どーんとこいだ!

そんな気持ちで迎えた、入学式でした。
お母さん、頑張ったぞお~

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