ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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東北旅行ー石ノ森漫画館

石巻にある、さんぽがちょっと気になっていた「石ノ森漫画館」。
車ではいけないという情報だったんで、駅の駐車場にとめて歩きました。

いわゆる「石ノ森漫画館」まで続く「漫画ロード」です。
丁度いい間隔であちこちに建っている、石ノ森漫画のキャラクターの像。

「これはロボコン!、あっちは009だ。なつかしいね~、ロボコン0点っ~」
「私はロビンちゃんが好き!たりらりら~(ロビンちゃんの真似する私)」
すっかり大人の方が、興奮中です。
さんぽ達は、この日まで「ロボコン」自体を知りませんでしたが
でも、時代をこえて、子どもに愛されるキャラなんでしょうね。
結構、さんぽなんか、像を見つけては喜んでいました。
ひだまりは、「さるとびえっちゃん」がえらくお気に入りで。

駐車場から漫画館まで10分
キャラクターの像を探しているうちにつく、子どもが飽きない道です。

きっと震災前の夏休みには
こんな家族づれが次から次へと来て
たくさんの店が並ぶ商店街は、にぎわっていただろうな・・・。

この駅前通りは、津波の大きな被害があったところです。
駅前だったため、きっと多くの人々を混乱させ、また不便を強いられたことと想像できます。
春先とはいえ、今のどことなく乾いた寂しい空気は
被害の大きさがどれだけだったのか、物語っている気がしました。

多くの店が閉じていて、張り紙や震災の写真が貼ってありました。

「ボランティアさん、本当に応援ありがとう。がんばっぺ東北」
「~~大学の皆様のおかげで、再びこの道が歩けるようになりました。」

つらい現実・・・でも、どの言葉も
もうすでに、前に向かっている言葉に感じました。

閉じた店に貼ってある張り紙を、一枚一枚声に出して丁寧に読んでいきます。

今、歩いているこの道でさえ、たくさんの人が手作業で片付け、修復したのだとわかります。


たくさんの人の手を感じます。


たくさんの人の復興への想いを感じます。


たくさんの人の、人間としての力、人間に対する愛を感じます。


「絆」

簡単に使いすぎて薄っぺらくなった言葉の本当の意味が

張り紙を読むことで、ようやくわかった気がしました。



閉じた店の中には、そのままボランティアさんの拠点になっているところや
新しい形で復興をめざすための施設になっているところもありました。

漫画館の前に出ると、海に続く大きな川

川沿いには、まだまだ重機があちこちに並んでいて、堤防を修復している真っ最中で
川を大きくまたがる橋は、仮設のままでした。

まだまだ、復興に時間がかかっていることがわかりました。
だから、ボランティアさんの拠点もまだまだたくさん必要なんだと。

あれから2年・・・・まだ終わらることがない復興への努力と忍耐の時間

休日なのに動いている重機や、旗を持つ警備員さんの姿を見て
ふと、
観光する私たちをどう想っているんだろうか、
どこかうしろめたい気持ちになりました。

覚悟はしてきた旅行です。
来てよかったんだろうか・・・
そういう想いになることは、はじめからわかっていた。
でも、それでも見ておかなければならない事実があると、それがわたしのできることだと
そう思ってきたはずだけれど・・・。

漫画館の前につくと、「復興商店街」がありました。
地元の人たちのよびかけで集まったプレハブの商店が、数件所狭しと並んでいました。
明るい音楽が流れていて、「おいしい牛タンつくねですよ~」と威勢のいい声が聞こえてくる。
地元の店員さん達の明るい笑顔は、うしろめたい想いをひきずる私に、
「旅行にきてくれていいんだよ。せっかくきたんだから楽しんで。」
と言ってくれているような気がしました。

そういえば、おなかすいたかも。

賑やかに環境客が列をつくっていて、なかなか繁盛のようです。
私たちもそこでお昼にしました。

油麩丼や海鮮丼、B級グルメの石巻焼きそばや餃子、もちろん牛タンつくね・・・。
どれもとってもおいしかった!!
ご当地グルメ、すごくいけますよ。
地元の方々の「絆の力」、入っていますから。


さて、石ノ森漫画館
大人から小さい子どもまで、前に進めないほどたくさんの人人人
なんたって世界を守るヒーロー達のオンパレード
男の子の夢、そのものですものね。
お父さんだって、ちょっと前まで男の子だったんですから。
私は・・・正直、よくわかんないですが・・・。

フリフリピンクピンクの大好きっこのひだまりは
ここでは楽しめないかと思っていましたが、
漫画ロードで気に入った「さるとびえっちゃん」に助けられました。
石ノ森さん、女の子もちゃんと惹きつけるなんてすごい。

ちょっとした近所のおみやげに持って行けるものをいくつか購入。
仮面ライダーやロボコンの千歳飴とかね、おもしろいでしょ。


さんぽが思ったより長くいたがって、ここで予想以上に時間を費やしました。
少し急がなくちゃ。
まだまだ行かなくちゃならない場所が待っている。




さあ、南三陸町へ出発です。



続きます。











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テーマ:東北旅行 - ジャンル:旅行

東北旅行ー松島基地ー

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東北旅行

この春休み
だんなと時間を合わせて仕事を休むことができたので、
思いつきに近いですが、東北に旅行に行きました。

私が行きたかったんです。
今、見ておかないといけない大切なことが、そこにあると思って。

だんなは、もうボランティアとして数回訪れていたのですが、
ボランティアだと、行った現地のみの往復で、こみあげる感情について考える間もなかったそうなので
今回は「観光」として行き 、東北を、あの震災を、ゆっくり考えたいと。

さんぽもひだまりもつれて行きました。
二人は、この大切な旅行のこと、きっと忘れちゃうだろうけど(いや、さんぽは覚えてるかな。)
意味はわからないかもしれないけど
それでも、子どもに見せておくべきだと、そう思いました。

だんなとは
「今回は、たくさんお金を使っちゃてもいいよね。」って。
震災当時は、自分にできることを、と赤十字に義援金も出していましたが、
お金の用途が、自分にとって不明のまま義援金を出し続けるのは、正直、一般庶民の私には続けにくい。

観光し、現地を見て感じて、今そこで頑張っている人たちに、目に見える形で応援する。
そしてそれを、戻ってきて、身近のたくさんの人に伝える。
私には、その形で応援するしか方法がない。
いいえ、その形でなら、心で思うより、現実に応援できる。
浅はかな考えかもしれませんが、自分の中では納得できて。

久しぶりの新幹線。
東京では、こまち、つばさ、E4系など、普段見ることのできない新幹線がずらり!
ちょっと前まで電車オタクだったさんぽが、はしゃいでカメラを撮る姿を見るのもうれしい。
ひだまりは、初めて乗る新幹線。座席にテーブルが出せることにはまり、大喜び
そんなこんなで、仙台に到着。
そこからレンタカーを借りて、海沿いの45号線を沿って北へと上がっていきます。

途中、海の生き物の好きなさんぽの要望で、松島マリンピア水族館に行きました。
さんぽは、全国の水族館に、どんな海獣がいるかを記憶していて
(そんなこと覚えて何か役に立つのか?いやいや、そういうことは気にしないっ。)
松島マリンピア水族館で見られる珍しい「カマイルカ」を楽しみにしていたんですね。

それにしても新幹線といい、カマイルカといい、
親の思いとは、全く別の形で、さんぽ自身が、東北旅行を楽しんでいるのがすごいですよね。

そんなさんぽがカマイルカに近づくと、カマイルカには、さんぽの「愛」が伝わるのでしょうか。
サービスですぐ近くまで来てくれて、まるで頬をこすりつけるようにしてくれました。
その横では、ひだまりがペンギンの散歩(注意:さんぽではない)に興奮。

散歩をしながら、飼育員をつつくペンギンの中には、
「はるちゃん」とよばれる「震災後の春」に生まれた子どもがいました。
地震で激しく右に左に揺れる中、親ペンギンは転がる卵を必死に守り、
震災後のストレスにも負けず、ちゃんと最後まであたため、卵をかえしたんだそうです。

松島マリンピア水族館も、震災で大きな被害を被っていました。
水族館のコースの最後には、震災からこれまでの歩みが写真で綴られていました。
大きな揺れ、たくさんの物が流され、電気器具が水につかっている
直後は元気だった生きものも、ストレスや海水の流入による病気で時間とともにだんだん弱っていく
一刻も早く復旧をと、泊まり込んで片付ける飼育委員さんや関係者の皆さん

現実に直面した数々の写真に

何も言えず、胸がぐっとなりました。

大地震に襲われながら、小さなペンギンが、生命の本能で卵を守り続けた。
その自然の力の中から生まれた命に、「春・・・はるちゃん」と
水族館の皆さんは、どんな想いで名付けたんだろう。

希望をたくさんあびながら育っただろう、大きくなった「はるちゃん」
私は、ずっと目でおいかけずにはいられませんでした。
そんな私の横で、背伸びしながら、ペンギンに手を振るひだまり。

ひだまりに言う。
「ねえ、ひだまり。あの、黄色いワッペンしたペンギンさんね。地震の後に生まれたんだって、
ペンギンのお母さんが、地震の時も一生懸命卵を温めたんだって。すごいね。」

「へえ~、ペンギンのお母さん強いんだね。」

わかったんだかどうかわかんない返事。
でも、いいんだよね。
ひだまりなりに、何か感じて、またいつか思い出したり訪れたりできれば。

そう、ペンギンさんたちって強いんだよ。
生命ってすごいんだよ。

マリンピア前のお寺には、たくさんの仏像さま
寺内の、切り株が、どこまで波が襲ってきたのか物語っていました。
そして・・・ところどころにある、波により荒れたままの店や、復旧途中の店

でも、最後の角の店の窓から見えたのは、伝統のこけし作りをしているおじいさん。
津波で壊れた作業場を、新しく建て直したプレハブの中で、
80にもなろうかと思う白髪のおじいさんが
新たなこけしを一心不乱に造っていました。

その姿とマリンピア水族館で働く明るい飼育員のみなさんがリンクし
前に歩こうとしている地元の方の力が、じわじわと伝わってきました。

いい匂いのするお店で
名物のカキやホタテ、ササカマを味わいました。

レンタカーに戻り、子どもは眠りにつく時間。
子どもたちのお楽しみは、次は石ノ森漫画館。それまでは、休憩ね。
私たちは、45号線を北へ北へ上がっていきます。


続きます。










お久しぶりです。

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