ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

差別

少し 後ろ向きな 記事ですが、ブログに いつか 書いて 
すっきりしたい と思ってました。

・・・自分の中で 心にひっかかった 一つの言葉

それが 時折 ふと記憶の中の 写真に漂う一匹のハエのように
とてもうっとうしくて 目障りで
記事にすることで 外へ追いやれないかな と思っています。


  
さんぽがお腹にいた頃 私は産婦人科で ヨガ教室に通っていました。
ヨガの最後に あぐらを組み 目を閉じ 気持ちをお腹に集中させて
生まれてくる小さな命を 想像する時間が 私は好きでした。
何ともいえない絶頂の幸せ

その教室には 予定日を同じ時期にひかえた ママたちがいて
お互い顔しか知らないけれど 同じヨガパワーを浴びた 
同じ境地にたつ 幸せの連帯感を 感じあっていました。      

これも 運命の出会い
回数を重ねるにつれ 互いを知っていくと
似たような年齢であり 似たような境遇であり 似たような心境であり・・・
自然に惹かれて 話がはずむようになりました。

同じ高齢で 初出産であるということは、それなりに仕事をしてきたキャリアの持ち主で
仕事一筋だったゆえ 地域に 長年仲良くしてきたような ママ友がいないこと
また、その歳まで出産できなかった理由が それぞれあったことが共通点でした。

意気投合

互いに 互いの出産を 心から喜び 定期的に 集まるようになったのも自然の流れでした。

初めての子育て

わが子が 同じ月齢であるため 悩みも同じです。

それぞれ 近くに 相談できるママ友もいなかった 5組の仲間同士は 
互いに会うと 楽しくて おしゃべりで 時間はあっという間に過ぎていきました。    
元看護士だったり、元歯科技師だったり、保険外交員だったり・・・
どことなく セレブ的でリッチで しっかり者のママたち
私には 少し背伸びした感じでしたが 教員つながりしかなかった私には とても新鮮でした。  

その中で 帰省して出産した 歯科技師のママの子どもは ダウン症でした。
生まれてきてから わかりました。
歯科技師のママは 受容はできていて 毅然としていました。

話を聞いたとき 一瞬戸惑って 仲間の顔をうかがいました。
まだ 気心知れたとはいえないメンバー こういうことに理解のないヒトが いたら・・・

それは 失礼な心配でした。

歯科技師のママを 傷つけるような発言一つでることはなく 
それなりの 知識と 理解と 人間性のある 仲間であることを 確認しました。     

次は 私の番でした。
      
1歳6ヶ月 障害の疑い
生まれた時から 定期的に会っていた仲間
さんぽの成長を ともに喜び 徐々に現れる個性を あたたかく見守ってきた 仲間
仲間の中にダウン症があろうとなかろうと 当然に普通に接し合える 仲間 
障害の疑いを 告知することに 迷いはありませんでした。

誰もが 驚きましたが 思った通り 受け入れてもらえたと感じました。
意外にも もともと それなりの知識もあり 説明にも時間がかかりませんでした。
理解のある 声かけをしてもらえました。

でも、さんぽは徐々に 障害の特徴が明確に現れてきて
順調に発達していく 仲間の子どもたちと 行動に差が出てきました。

一緒にいても トラブル パニック 一人遊び
だんだん ほかのメンバーは 親同士のおしゃべりに没頭し、
子どものやり取りに任せるようになるにつれ
逆に 私は トラブル回避のため さんぽから目が離せない状態になっていきました。
ダウン症の親子は、一足先に 療育が始まり、こなくなったことが 追い討ちになりました。

少しずつ 少しずつ 空回りをはじめた ヨガの仲間
仲間の定期的な集まりを 言い出したのは 私
それだけに・・・・
また  
告知した仲間から さんぽの障害を理解する言葉を もらっただけに
集まり会に 参加すること自体が つらいとは いえなかった 

でも 正直 行くのが たまらなかった。

さんぽは  ヨガ仲間と会うときは なぜか とても調子が悪く
普段より 一層 パニックや トラブルが続出しました。

ほかの仲間と会うときにはない 終わった後に残る 悲しくてたまらない気持ち 
この仲間と さんぽが かみ合ってないのを うすうす感じていました。


それでも・・・

理解ある言葉を 発してくれた この仲間たち 
お腹にいる頃から 成長を ともに喜び合った 仲間たち

さんぽや私が ここでうまく適応していくべきなのだと 思い込んでいた。

そして その思いは かわらぬまま 入園を4月に迎える 時期まで ヨガの会は続きました。
その中の2人は お受験校(園)にも合格し
それぞれ園の違う仲間 もう定期的に会うことは 難しくなることは わかっていました。

ようやく この会から 解放させられる・・・・
3月 その会が 事実上 最後の日 
・・・・・正直 ほっとしている私がいました。
いろいろな思いはしたけれど、お腹にいた頃一緒に味わった 幸せの連帯感が
ずっと 貯金されていて 決して 悪い思い出には なっていませんでした。
あの 一言をきくまでは・・・。

その日 お受験園が決定している ママが 何気なく口にした言葉
その言葉が 今も 時折 頭を回ります。

「私の子は あの園(お受験園)で、ストレートに進学させる予定だから
 障害のある子と 一緒にかかわることは これからはないと思うの。
 だから この会で ダウン症の子や自閉症の子とかかわらせることができて
 とても いい経験を させることができたと思う」

障害の子とのかかわりは 健常児の子の 学びと経験のために やってきたことだと
3年間 ともに 互いの子の 成長を心から喜んできたと思っていた 私に
当たり前に 平然と 述べた。

「差別」
その言葉が すぐ目の前を よぎりました。

私たちは・・・差別されてきたんだ。ずっと。
おそらく 障害を話したときから ずっと

それなりの年齢と キャリアを持つ インテリ的な お母さんたち
障害への知識や 理解するべきことであるということは 頭で知っていて
障害を持つ 親子に かけるべき言葉や 行動も 知識上持っていて
だから 表面上 差別的な態度は 見せなかった。

でも 心は・・・・。

私たちとの関係は 平等ではなかった。

そこには 差別があった。  
私たちは健常児 あなたたちは障害児・・・。

敏感なさんぽは 私よりずっと感じていたのかもしれません。
表面上には でてこない 差別の 表情を。
差別の 対応を。 
差別の 心を
だからこそ いつも かみあわなかったんだと 今になれば わかります。

いつか 新聞で読んだことがあります。

ある著名人の娘さんが 障害を持っていて、
いわゆる 将来官僚になる子ども達のご用達の お受験保育園に 入園を問い合わせたところ    どこも 入園を拒否されたと言う話。

これから 社会を動かす立場になると予想される エリートの子ども達は
純粋な 健常児ばかりを集めた園と学校で 学び
障害児とかかわることなく そのある種 偏った集団が 普通だと思ったまま大人になる

そこで どんなに福祉を学んでも 知識を詰め込んでも
本当の意味で 福祉を知っている大人は育つのか 
そういう大人だらけの官僚が 本当に社会を動かせるのか
そんなことを 述べていたと思います。

その 現実。

こんな小さな枠の中でも はっきりとある。

差別の意識

健常児だけが エリートである意識


ヨガの仲間と あれ以来 会うことはありません。(歯科技師の親子とはずっと交流してますが)
会いたい・・・とも思いません。

でも・・・・それは おそらく 相手の仲間も 同じ。
懐かしい さんぽに 会いたいとは 思っていない。


なぜなら 
わが子の 福祉の学習の時間は 終わったから。
もうその経験は 必要ないから。     

テーマ:障害児と生きる毎日。 - ジャンル:育児

コメント

さんぽくんがヨガ仲間と会うときは調子が悪かったのを、相手からの差別を感じていたとおっしゃいますが、さんぽくんがお母さんの行きたくない、と言う気持ちを敏感に感じていたこともあったのではないでしょうか。
ブログの文章から簡単に判断は出来ませんが、お受験園ママの発言をそのように解釈したskymamaさんはご自分が健常児を欲しがっていたのに得られなかったことで嫉妬しているだけではないですか?受け入れてくれている仲間のもとへ行くのを嫌がったあなたは障害児を差別しているとは言えませんか?健常児の親は所詮本当の意味で、障害児の親の気持ちはわかりません。それでも、本当に差別する人だったら即離れてくと思います。わかろうと努力したからつき合い続けてくれたんじゃないのですか?
ま、辛い気持ちはすごくわかるけどね。でも被害者意識を持つと子供にそれが伝わると思います。

  • 2008/07/14(月) 23:43:18 |
  • URL |
  • なお #-
  • [ 編集]

はじめまして

娘(4才)が軽度発達障害と自閉の診断を受けています。
著名人の娘さんがどのような障害をお持ちだったのかは知りませんが、知的や発達の障害児はいわゆる健常児より特別な支援を必要とします。お受験保育園が私立ならば、その園の方針として、特別な支援なくして集団生活が送れ、かつエリートになるだけの教育についていける子供を集めたとしても、それは差別でも何でもなく、単なる「園の方針」なのではないですか?高校や大学の受験は学力で合格不合格がきまりますが、それを差別とは言わないですよね?

お受験園のママさんの発言についても、お受験を目的とした学校はあくまでも勉強第一なので、特別な支援を必要とする子供さんは明らかに入れない。でも自分の子供に、いろんな人がいることを知ってもらいたかった、と言う意味ではないのですか?なぜ、それが差別なのですか?違いを認めることは大事だと思います。この記事を読むと、skymamaさんのほうが、差別意識を持っているように感じます。
確かに子供に障害があると、あからさまに避けてくる人もいます。でも、変わりなく関わってくれた人に対して、福祉の学習の時間、と言ってしまうのは少し違っているように思えました。

  • 2008/07/15(火) 13:50:36 |
  • URL |
  • yurie #-
  • [ 編集]

こんにちは。

私はskymamaさんの気持ちが、わかるよ。

もし今、保護者会で、へだてなくずっと付き合ってきた、
親子でとっても仲良くしている友達から、
「障害のある子と一緒に勉強できて、
うちの子にとっては、いい経験になりました。」
って言われたら、やっぱりショックだと思うから。
どうでもいい人に言われたなら、別にショックは受けないと思うけど…。
信頼している友達からなら、
「障害児と一緒にいられてよかった」といわれるより、
「歩くんと一緒にいられてよかった」と言って欲しいもの。

周りに障害を話し、学校中の先生に共通理解と支援と配慮を求め、
環境を整えることをしているけれど、
私は今でも、ちっとも障害受容なんて、できていない。

クラスに行けば他の子との違いに凹むし、
悲しくも無いのに涙がでちゃうし、
こんな思いしたくなかったってやっぱり時々思うんだよね…。

普通…なんて本当はないんだけど、普通の子のように、
配慮とか支援なんてあえて言わないでも、
元気に登校して、学校で過ごせたらいいのにって思うよ。

そんな風に思うそれ自体が、
逆に障害児を差別していると言われたら、
そうなのかもしれません。

でも私は、そんな風に凹む自分でも、それでもいいと思ってるんだ。
がんばっている自分も、凹む自分も、
嫉妬する自分も、皆と比べてショックを受ける自分も、
人からの思わぬ一言で、被害者意識を持っちゃう自分も、
それでいいんだよって、自分に言ってあげちゃうの。

だって、
「生まれてきてくれてありがとう」っていう気持ちに、
いつも変わりはないんだもの。

きっとたくさんの人が、こんな風に思う自分、
障害を受け容れられない自分こそが、差別しているのかもって、
苦しい気持ちになることってあると思うんだ。

だから私は、それでもいいんだよって自分にも言うし、
人にも言ってあげたい。

なにげなく言われた一言が悲しいことってあるから、
そういうことあるよねって言ってあげたい。

そばに行って、ギュって、その頃の、
skymamaさんを抱きしめてあげたいよ。

差別なら、逆に私なんかもっとひどいかも~。
悲しい思いや、苦しい思いをしてきた分だけ、
私は他の人より、きっと成長しているしって思っちゃうもんね(笑)

だからね。
どんな思いでskymamaさんが、
この記事を書いたのか
私は、わかるから。

  • 2008/07/15(火) 17:31:15 |
  • URL |
  • 幸歩 #leF2ecbc
  • [ 編集]

skymamaさんこんばんは。
きっと、ずっとずっと胸の中にあった思いを綴られたんだと文面を見て思いました。
溢れ出るような文章ですよね。

私が感じた事を書かせてもらいますね。

私だったら…
「自閉症の子とかかわらせることができてとてもいい経験をさせることができたと思う」
と、言われても「また遊んでなぁ~」なんて言ってると思います。
私も、我が子には障碍を持つ人や、困ってる人には優しく接してあげられるような子になって欲しいから…
そのママさんも、悪気なく言葉にされたのだと思うんです。
私は、障碍児を持つ母なので、障碍児を育てた事が無い人からの言葉に「…」と思う事もたまにはあるかもしれませんが、私も息子が発達障碍でなければ、障害児を育てる母の思いは分からなかっただろうからです。

そして、あぁ、悪気ないんやろなぁ~っと思えるのは、その相手の人柄をわかってるから思えると思うんです。

わたしも、リョウの障碍にまつわる事を、旦那さんよりも詳しく沢山話してるママ友達が居ますが、同じような事を言われた事があります。
正確な言葉は忘れましたが、「社会勉強になる…」様な言葉です。
そのママの弟さんがダウン症で、障碍について理解あるママに言われたから気にならなかったのかもしれませんが、「ホンマ!ホンマ!」と…

私が感じるのは、skymamaさんと、そのお友達との関係が、その言葉が傷ついたのではないのかな?と思いました。
その言葉を聞く前から、健常児を育てるママに、障碍児を育てる母の思いなんて分からないよなぁ~とか、お受験??健常児はいいよね~とか…心の中に少しでもあったのかな?と思います。
そんな風に思う思いは、障碍あるなし関係なく、誰にだってある事だと思いますけどね♪^^

こんな思いじゃないかもしれないけど、その方との関係が、あまり良くなかったのではないかな?なんて思ってしまいました。

私も障碍児を育てるママです。
同じ発達障碍児を育てるママでも、物事を同じように感じる人もいるし、いや、わたしは違うわぁ~っと思う人も居る。
健常児のママさんの中でもそうだし、私は健常児だからとか障碍児だから…と、線引きはしたくないので、同じ障碍を持つママでも分かってくれない人も居るし、障碍を知らなくても理解してくれる人も居る…

なので、差別とかではなく、skymamaさんと、その方との関係なのではないかな?なんて思いました。

障碍児を持つ母として、個人的な考え方としては…

これから先、沢山の出来事があると思います。
心無い人からの辛い言葉も沢山受け止めないといけないし、我が子の成長に頭を抱える日も来るかもしれないし!

きっと、息子達の方が、もっともっと、辛い思いをするんだと思います。
泣きたい時は泣けばいいし、辛い時は荒れてもいいだろうし、ヤル気がなくなったら、逃亡したっていいと思うんです!!
でも、でも、やっぱり再び復活!!
立ち上がって、強き母として、生きて行かないとダメだと思うんです。

なので、今回の記事で、イロイロな考えの方からのコメントもありますが、skymamaさんにとって、また再び立ち上がる為にプラスになるなら、OKじゃないかな~

何を書いてるのか、だんだん分からなくなって来たけどぉ…(汗)

差別なんて思わないで!!
私は人の痛みを他の人よりも1つ多く分かってあげられる!!と、自分に言い聞かせています!

好き勝手書いてごめんね…

  • 2008/07/15(火) 23:21:16 |
  • URL |
  • ふぅ #-
  • [ 編集]

いつもブログを読ませてもらって、いっぱい力を
もらっています。ありがとう。
とても共感しました。
差別、と感じたということも。

私は、かつて専門職として働いていました。
その時は分かりませんでした。
家族の気持ち。親御さんの気持ち。
自分自身の、悪気のない軽率な言葉、無知、
上から人を見ている姿勢・・・ すべて。

子どもの発達で悩んでいたとき、はじめて
かつての自分と同じような、人たち、専門家、
そうした人たちの言葉や視線、考え方が
どれだけ、つらいものであるか、身を持って
理解することができました。


あの時に戻れるなら、あの場所の人たち1人
1人に誤りたい気持ちです。

互いに分かり合えるように、とも。

  • 2008/07/16(水) 06:43:02 |
  • URL |
  • あすはきっと #-
  • [ 編集]

こんにちは

きついこと言うようですが、やっぱり障害を持たない子の親は障害を持つ子の親の気持ちはわからないと思います。
私は夫の妹が知的障害者でありながら、自分の娘に知的障害の診断がおりるまで、障害についての知識はゼロでした。
娘を地域の療育機関に連れて行っても、そこでの先生ですら知識薄い~って感じですし。
差別って訳じゃないけど、こちらはこちらで、健常児の親御さんにはわかんないだろうな~くらいに気楽に構えておいたほうがいいんでないかな?
その方がひがみの気持ちも生まれず、相手に優しく接することが出来るかな、と。

でもでも、いろんな場面でいろんな人のいろんな意見に、パンチを食らうように傷ついてしまうのはとてもわかります。
障害をおった本人が一番辛いんだから泣いちゃいけない、と頭で理解してても、じゃあこの私の気持ちはどこにもっていけばいいの?って余計辛いですよね。

たいしたことも書けずにすみません。

  • 2008/07/16(水) 12:12:16 |
  • URL |
  • ゆう #-
  • [ 編集]

記事にしてみました

とても、お辛い体験をされましたね。
思う事もあったので、私のブログで記事にしてみました。お時間がある時にご一読していただけたら、と思います。

  • 2008/07/16(水) 16:12:21 |
  • URL |
  • ママ #R8yFns7A
  • [ 編集]

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