ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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プロの歯医者

また、一つレポートが仕上がったんで ご褒美です。
ってこんな時間ですが(午前2時半)

教科書は「特別支援教育の展望 山口薫」(日本文化科学社)
特殊学級担任での疑問が解決しないまま 教員生活を終えた自分なので
2003年に報告された特別支援教育への動きを きちんと勉強したいと思っていました。

特別支援教育の展望は きっと明るい。
           

1993年から制度化された通級による指導、
そして2004年に明確になったADHD,LD,高機能自閉症に対する教育支援体制、
・・・・教育界でのさんぽたちへの理解はやっと、でも確実に広がりつつある。

もちろん、幕はあけたばかり。

偏見や放置されていた経緯を経て 今始まったばかり。
学校教育で、さんぽのような発達障害を持つ子どもたちが その親が
ずっとただただ困って苦しんできた時代は きっと終わらせられる。
否 私たちが終わらせていきたい

土台はできつつある。
次は、さんぽたち そして保護者である私たちが 次の道をつくっていくんだと思う。



ところで さんぽ 虫歯の治療をしました!!!

虫歯あったの?って?
そうなんです。活動の切り替えが大変だったさんぽ。
幼い頃は、「アイスクリーム」がアイテムで、活動を切りかえさせることも頻繁で
虫歯・・・・やっちまった。私の責任です。

「まだ、小さいので、もう少し大きくなったら、虫歯治療しましょう。」
と言われていましたが
ついに5歳になり、定期健診で「そろそろ虫歯、やりましょうか。」と・・・。

うっ!まだ 無理っすぅ~先生~。さんぽの事態をきっと私おさえられない~。

でも、これ以上虫歯が大きくなると、もっと治療が大変になるといわれて
・・・・覚悟をきめました。

だってね!その歯医者さんが言うんです。
「さんぽ君は怖がりでしょ。最初の虫歯治療は、その子にとって大事な経験だから
 丁寧にやりますよ。私に任せてください。」

任せてって・・・先生。あの・・・ただもんじゃないんです。うちのさんぽの恐怖・・・。
あ~でも、私もどうしたらいいかわからないし、もう任せちゃえ~!!
半分 お手上げで 投げやりになってしまった母です。


歯医者さんには「2回に分けて行います。一回目は、練習です。」と言われていました。
歯医者さんは、緊張で今にも暴れんとしているさんぽに
「5歳になったさんぽ君、今日は、いつもと違うことするよ。」
「なにっなにっ なにするの。やだよやだっ。」
いよいよさんぽのパニックスイッチが入ろうとするその時
歯医者さんは、器具を出し さんぽに見せました。
「これはね。風がしゅっとでるんだ。ほら(さんぽの手にかける)痛くないでしょ。これを歯にかけてつばやごみをとるんだ。」
「ほんとだ。痛くない。」間一髪でスイッチは入りませんでした。

次にまた、器具を見せます。
「これは、出てくるつばを吸い取る機械だよ。この機械はじゅるじゅる音が大きいけど、痛くないし怖くないよ。」
そういってまたさんぽの手で一度試してから 口へ
さんぽの表情が だんだん落ち着いてきたのがわかりました。

その後も同じような方法で行われ、ものの10分で終了。
そして次の治療の予告
「今度 虫歯の歯 今日と同じことをするよ。でも大丈夫だよね。」
 
「全然痛くなかった。怖くなかった。」
さんぽの中で、歯医者さんへの信頼ができたようです。

おかげさまで
虫歯治療当日、歯医者に向かうさんぽは不安になることもありませんでした。
見通しがたっていたからでしょう。
だから、何もかもスムーズに治療は進みました。
実は麻酔もうったのですが、信頼関係が効果をなし
麻酔打ったことも気づかず、一度も泣くことなくクリア。
診察室から出てきたさんぽは、「がんばった自分」に酔いしれていました。

見事だ。
あざやかだ。
ただただ感心。
歯医者のプロの技術を見せてもらったんだなと思いました。

歯医者には、発達障害のことは告げていません。
でも、さんぽの持つ不安を、ちゃんと把握し、
それをさんぽの中で解消するのを待って 行動に移る。

音への不安は 音のありかを教えることで
痛みや器具へ不安は、一つ一つ行う前に視覚的に見せたり、触覚的に手で試すことで

一度 痛みのない歯で、経験させておくことで 見通しを持たせ
本番の虫歯治療への恐怖を なくさせる。

発達障害を持つ子どもへの 正しい対応と 適切なプロセス
全てが そこにつまっているような 手技でした。

これが真のプロの技なんだな・・・と思います。
発達障害の知識がなくとも 
歯医者として 子どもの特質と心情を理解し、
歯医者が行うべきベストの対応方法を考えると こういう形になる。 
子育てにしろ 教育にしろ、医療にしろ、プロとしてつきつめていくと
一番適切な対応は ここにたどりつくんだな と改めて思いました。


とても勉強になりました。
これが歯医者のプロ だとしたら
私は、母のプロには まだなりきれてないんだなあ 


ちなみに私・・・・歯医者大嫌いです。
通信のレポートはあと2つ残っています。がんばってます。
気にかけていただいて、ポチ拍手をおしていただいてるみなさん
本当に ありがとうございます。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

特別支援教育。本当に少しづつ進歩していますね。
息子が幼稚園のときと今ではやっぱり明らかに周りの理解も違いますし、学校での対応も年々変ってきていると感じます。

きっとこれから先はもっと変っていくんだろうな。同じように苦しんだり悩んだりする人が少しでなくなってくれたら嬉しいな!と思います。

ところで、さんぽくん歯医者頑張りましたね!えらい!
先生とちゃんと信頼関係が気付けていたんですね。コレってとても大事なことですよね!
ウチの息子は同じようにやりましたが、イマイチ信頼関係が上手く言ってなかったようで 先生が「ウチではムリです・・・」って、なりましたもん。
歯医者さんに限らず、障害に対する知識があまりなくとも、本能的に上手に接してくれるセンスの良い方っているんですよね。
ウチの場合は幼稚園のときの担任がそうでした。
こういう人に出会うことが出来ると、「おおーっ!ラッキー!」って感動しちゃいます。(笑)



  • 2008/12/04(木) 22:52:08 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ
お返事遅くなりました。
実は、まだレポート終わってないのですが、
9日は自分のお誕生日だったのでご褒美にブログを開いたら、リトルガルさんのコメント!
全然更新はしないわ、コメントの返事は遅いわの私のブログに、
いつも丁寧に訪れてもらっていることを本当に感謝しています。
四十路もますます近づく歳・・・こんな歳でも、こうやって素敵な出会いがあるから、
自分の次の歳もまだまだ楽しそうだなあと期待できる。
リトルガルさんのコメントが、素敵な誕生日の締めになりました。
では、もう少し勉強がんばってきます!

  • 2008/12/10(水) 00:40:50 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

おめでとう!

お誕生日だったんですね!
おめでとうございます。v-385
いい事がたくさんで、実りある年になりますように。
私は来年、四十路e-263
新しい出会いはとても貴重です。(笑)
レポート頑張ってくださいね!ってコレを見る頃は終ってるかな!
いつもお邪魔してスミマセン。

  • 2008/12/10(水) 08:00:06 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

ありがとうございます!
いい歳こいて、やっぱり おめでとう といわれると
くすぐったいような 甘酸っぱいようなうれしさがこみあげる・・・。
ってよく考えたら うれしい歳か!?

レポート、あと一つ、まだ残ってますぅぅぅ~。
がんばりまっすぅv-406

  • 2008/12/15(月) 02:29:48 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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