ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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田中ビネー式 知能検査・・・意味があったのか?

今日、さんぽは就学に向けて、田中ビネー式の知能検査を受けました。
初めて発達検査を受けたのは、1歳9ヶ月、それから一度も受けたことがありませんでした。

1歳9ヶ月の時受けたものの、医師には
「年齢的に検査結果で、どうこう言えるほどのことはわからない。
わかることは、この年齢で最後まで検査を受けることができたということ自体が、能力を表していて、
気になるのは、多少ながらに能力の偏りは見られたということ。
検査の数値にこだわって、本質を見なくなる親御さんが多いので、数値は言うつもりはありません。」と言われました。
私も、1歳9ヶ月での検査・・・数値を信用するのもおかしいと思いました。

それから、4年。検査を申し出たのは、私からです。
就学前に、さんぽの学習能力の偏りを知っておきたかったからです。
就学前に、苦手な分野を練習させるためではありません。
今ある能力が、おそらくさんぽのありのままの能力。過剰な無理は、させたくない。
偏りが顕著なら、特別支援学級の道も念頭におきたいと思うし、
普通学級に在籍になったとしても、学校側に伝えるべきことだと思うので。

緊張でガチガチになりながら、検査を受けるさんぽ。

固まった身体は、ほとんど動きません。

心理士は淡々と課題を出していきます。
あっていても褒める言葉もないし、わからなくて戸惑っていても一定時間待ち続ける。

さんぽは、小声で「どうしよう・・・わからない・・・どうしよう・・・」とつぶやき動揺する。
頭の中はパニくって何も考えられなくても、分からないともいえず、涙をためて。
緊張はピークを迎えたまま、課題はめまぐるしく次々と目の前に出される。
半ばパニックになりながら、それでもマジメに必死で答えようとするさんぽに 容赦ない。
わからないまま次の課題に移った不安は、明らかに次の課題にもひびいてるのがわかる。
なのに、どんどん難しくなっていく内容。もうさんぽの年齢以上の内容なのはわかる。


いったい、いつになったら、課題は終わるのだろう・・・。

後ろで待つ、私にも、さんぽの荒い緊張あふれる息の音がきこえてきて 苦しい。

せめて、あと10問とか、あと10分とか、終了の見通しがあれば、楽になれるのに。
問題が難しくて、明らかに動揺して不安になっている状態で、次の課題に向かわせるのも酷だ。

これが、不安感の強い発達障害児の検査に ふさわしいものなのか・・・
何だか渦巻く もやもやとした疑問。

刃の先にたち続け55分。
「そろそろ1時間だから、あと1問にしよう。」といって、最後の問題に取り組ませた心理士は、
終わった後、再び、「あともう1問やってもいい?」とさんぽをのぞきこんだ。

それまで、私を見る余裕すらなかったさんぽは、初めてこっちを振り返った。
つつけば、一気に崩れ落ちそうな、もういっぱいいっぱいの表情。心の「助けて」のサイン
もういい、もう十分でしょう・・・。
そんな顔して、55分よく耐えたよ・・・。ドクターストップならぬママストップを入れました。

「すごい、さんぽ君、頑張りますね。この検査は、がんばればがんばるだけ、どんどん長くなるので、疲れたでしょうね。」
心理士が言う。
「拒否」する方法が下手なさんぽ。
心理士の進められることを、強迫的に感じ、ただただ必死にやり続る。
私がストップしなければ、多分最後のもう一問の問題もやらなくてはといけないと感じ、パニックだったろうな。

なんだか・・・な・・・。
そこまで、やらせなきゃいけなかったのかな。


検査をふまえた事後指導が、医師からあった。

今回の田中ビネー式検査では、さんぽのようなタイプの学習面での細かい能力の偏りは、はかることはできない。
今回の検査の結果から言えば、顕著な偏りは見られず、課題は年齢相応以上によくできている。
できなかった課題については、さんぽの場合は、検査中の不安が強いので、「本当にできない」のか
「あっているか不安で、答えるのに迷ったか」はっきりしない部分が残ること
学校での知能検査においても、普通学級の判定になると思われること
そして、検査の数値は、さんぽのタイプには何の目安にもならないので、どうしてもと言われないなら、教えないということ。
それだけ・・・・。

医師の言うことは、わかるし、その医師を、私は、すごく信用しているんです。

でも・・・・あれだけの時間、さんぽを緊張の刃に立たせたのに
その結果の情報の少なさに・・・・力が抜けてしまう。
検査によって、もう少しさんぽに近づける気がしていたのに。
さんぽが、楽になるこれからを見つけられるかもしれないと 思っていたのに。でも。。。


検査を受けたこと、なにか意味があったのかな。


せめて、医師が言う目安にならないという数値を、あえて どうしても聞いた方がよかったのかな。
いや・・・やっぱり 数値をきいたって、さんぽは楽にはならないし。


ポーテージでの発達チェックの方が 意味あったなあ。


田中ビネー式知能検査
疲れただけ・・・さんぽを疲れさせただけ

そんな想いがぬぐいきれない。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

お疲れ様!!

疲れるんだよね~~!!親も結構参るもんね!!お疲れ様!!
ウチも検査のときは結構親子共々、しんどい!!
後ろで見てて、あぁ~~。もうスイッチが入る~~v-12とかわかるんだよね。
しかも淡々と機嫌を伺うことも無く、なこうがわめこうがすすめる。
親としては見ていていたたまれない気持ちになるんだよね。
心理の検査なんか特にそう。先生にはパニックを引き出してるので・・・とかいわれるし(うちはね!)普段親は避けるようにしていることをあえてやるから見てるだけでこっちが滅入る。

さんぽくんはどこまでも頑張るから大変だ~~。でもえらい!!。
田中ビネー式の知能検査って、何年にも渡って毎回やると結構な確率で本人が何をやるのか予測ついちゃうんだよね~~。どこまで信じていいのやら・・・とは、私も違う観点から思うところです。
うちはみっちりレポート1枚の結果がくるよ!^^;
それが無いのは嬉しいことだよ。

  • 2009/03/22(日) 15:03:15 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

そうなんだあ。やっぱり検査ってそうなんだね。私、知らなかったから・・・。
ああ・・・リトルガルさん、やっぱりわかってくれるなあ。
何か今すぐ、お酒でも汲みあいたい気分だわ。

本と、私は検査中、ずっとひやひやで。リトルガルさんの言う通り、
「ああ・・・もう・・・さんぽのスイッチ入っちゃうよぉ」って、何度も思った。
これから、この田中ビネー式って、知能指数を知るために、何回かやるのかな。
何回かやれば、確かに、本人たちが課題を予測しちゃいそうだな。
それに、さんぽみたいな不安が強いタイプは、
検査している人が知ってるか知らないかとか、その人の口調や表情とか、場所とかで、
簡単に数値が変わりそう。
それで、みっちりレポート1枚の結果がきてもな・・・。

>ないのは嬉しいこと
ホント、そうかもしれないね。
「目安にならない」という医師の考えも、納得だ。
リトルガルさんのコメントで、すごくすっきりしました。感謝!

  • 2009/03/22(日) 23:58:22 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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