ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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5歳6ヶ月通院記録ー補足:行事とストレス 

通院記録の補足です。

ちょっと意外な話があったのを思い出したので・・・。

それは、「園の行事とさんぽのストレスとの関係」

さんぽは、園の行事の練習が始まった(例えば運動会とか)頃から、オネショがあったり、逆ギレパニックが出現したり、何となく安定感がなくなります。
でも、不思議なことに、行事の練習は、楽しいらしい。
行事自体にも、強い方で、当日本番は・・・・
「・・・完璧だ。完璧すぎだ。」と思わせる集団行動ばっちりの最高の状態を見せます。
ただ、あまりの出来栄えに、そしてその後の姿に、行事でのさんぽが逆に心配になります。
なんだか、自分自身に「~ねばならない」と強迫的に強いている姿に見えて。

そうなんです。問題となるのは、行事のあと。
行事が終わると、一気に不安定な時期が到来して、家で台風のごとく荒れます。
去年の運動会のあとは、回復までに1ヶ月かかりました。

私は、これを、「それまでの過緊張によるストレス」から来るものと思っていました。

あまりにも自分のキャパをこえて強迫的にがんばってしまったそのつけが
後になって押し寄せて、どうしようもなくなってしまう状態だと。
或いは、行事に向けてのすごい刺激(先生の怒る声や普段と違う日程など)をとりあえず心身に溜めておいて、終わってから、はきだしていくのではないかとか。

でも、医師から、違う視点での考え方を教えてもらいました。

「さんぽ君、はっきりした目標があって、それに向かってがんばることが、すきなのよ。
でも、目標がなくなってしまうと、何にがんばればいいのかわからなくて、一気に気持ちが消失しちゃうんじゃないかな。こういうタイプの子は、何でもない普段の生活での刺激の方が混乱するの。」

運動会とかお遊戯会とか、行事というものは
先生たちが、何を求めているのか、どういうことを目標にしているのかが、わかりやすい。
先生たちが怒ることや集団行動を強いられるなど、刺激が増えるのも事実だけど、
それも、なぜ怒っているのか、どんな集団行動をとればいいのか、見通せて理解できる。
「みんな同じ目標」に向かってがんばっている・・・
そういうわかりやすい雰囲気のもとでは、安定して自分の力を発揮できる。
だから、意欲的にがんばれるし、完璧な姿を見せる。
さんぽは、その状態での刺激では、それほどストレスをためないし、混乱していないだろうとのこと。

問題は、大きな目標がなくなった、後のこと。
普段の生活に戻ると、みんなばらばら。
何をやったら褒められるか、叱られるか、それも日々違う。
行事という、わかりやすかった大きな目標がなくなった暁には、
先生の話す内容も、生活面のいろいろ細かいことだったり、日毎に目標が変わったりして、
さんぽには、わかりにくく見通せなくなる。
だから、行事後に、混乱し不安定になる。
行事までのわかりやすかった目標と、普段の生活に戻った目安のない生活、そのギャップ
さんぽには、それがすごいストレスとなってくるんだろう・・・だって。

そんな・・・まさか、そうだとは思いもせず。

普段の生活と違う、行事の練習や、集団生活を強いられる行事そのものは、さんぽにとって刺激が過多。
いわゆる一般的に言われるとおり、苦手だし混乱して困っているだろうと思い込んでいました。
だから、園にも、行事の練習が始まる前に、懇談を申し出て、
一見わかりにくいさんぽの困り感を、知った風に語ったりしちゃってました。

ち・・・ちがった

さんぽは、行事も、行事に向けての練習も好きで困っていなかったのね。

目標がわかりやすくて、先生の求めていることが理解できるから、楽しかったんだ。
そして、強迫的にも見えた、行事での完璧な姿は、自分の理想の姿だったんですね。
・・・キャパをこえてでも、嫌でもしなければならないという気持ちではなかったんですね。

その後の荒れは、行事での過緊張からくるストレスではなかったんだ。
なるほど。
そういう見方でよかったんだ。

医師からは、
「さんぽ君みたいなタイプは、普段の生活にこそ、困難や混乱があるってことを知っておくこと。
自分の中で、普段の生活に目安を見つけていく見通しこそが立てにくい。
それから、学校に入って、夢中になる活動ができたら、だんだんレベルがあがるとか、級をもらえるとか、いつもわかりやすい目標がある状態にすると、いいかも。」と。



この医師に言われたことを頭に、改めてさんぽを見ます。

別の視点で見ると、毎日見ていたはずなのに、違ったさんぽの顔になる。


こんなさんぽもいたんだな。


さんぽのこと、気持ち、わかってあげてるつもりでいたけれど、

どうやら、まだまだ・・・のようです。


改めて、すばらしい医師との出会いに感謝!
年に1度、通院するたびに、そう思います。
通院での1時間の診察に、あまりにたくさんの情報があって、
通院記録は、6回にわたる記事、1ヶ月かかりました。
今度は、11月です。待ち遠しいな。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

遅ればせながら!

いやぁ。ようやく参上です!!(笑)
これは言われないと絶対気がつかないよね!
一方方向からしか見えなくなっちゃってるのかもね。親の視線が・・・。思考が・・・。
そうか。ポンッv-425って感じ!!
親も視野が狭まってしまうのかな。(私も含めて!!)ウチも新たな視点でみてみようっっと!!
うちの息子最近行動がちょっとスムーズに進んでいるの!ここ数日だけだけど。
彼の場合は誕生日前でニンジンがぶら下がってますから(笑)それを目標にして、言いつけを守っているようです。
で、この話の内容からすると、これを達成した後に、困り感が出てくる可能性もあるというんですね。当てはまるかどうかちょっとチェックして見る価値大です。
いろんなことに気付かせてくれる先生ですね!
skymamaさんもいつもいろんな情報をありがとう!頼りになるわ!!

  • 2009/04/24(金) 14:44:36 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

そうそう。さんぽのこと、私には、どうしても踏み込めない未知の部分はあって、そこのところは、情報で探っていくしかないもんだから・・・。ついつい、本人の気持ちに寄り添う前に、一般的な知識からそうなんだと、思い込んでしまうふしはあるのかもしれないな・・・と思います。
良かれと思って、勉強し集めた発達障害の知識が、かえって、さんぽ自身の個性を見てなくしているんだとしたら、本末転倒。
知識や情報から頭でっかちになるのではなく、さんぽそのものを丁寧に見る
・・・そういう子育ての基本にかえらなくちゃな・・・と改めて。

誕生日前のにんじん効果、いいですね~。そういうのは、絶対使いたいっ!!
成長の階段を一気にとびこすバネになるもの。
その後の困り感、もし、出てきても大丈夫。こちらに余裕がありますから。
きたきた・・・これね・・・なんて
ニヤリとするだけのこちらの余裕は、大きいですよ、きっと。

  • 2009/04/27(月) 01:22:03 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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