ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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模倣の力

ひだまりが、ズボンを自分で、はくようになりました。

以前から、真似をしていたのですが、最近は
「いいから、ここは、わたくしに任せなさい」とばかりに手伝おうとする手を拒否。
「こっちのあっし(足)、こっちのあっし(足)」と一つずつ、足を出して
「よいちょ」と立ち上がり、ズボンを引き上げ、
さいごに「ひだちゃん、じょおずぅー」と自分で言って、にっこりっ かあいい~

昨日は、その調子で、ズボンを次々とはきまくり、4枚重ねです。
もういいっもうやめて「いやあーーーはくぅーーー」・・・・厄介でもあります。

ひだまりの次のターゲットは、靴下。
靴下を見つけては、口を開いて足を入れようとします。
この分じゃそのうちできるようになりそうです。
何にも教えてないのにな。勝手にやっちゃうようになるもんなんだな。

そこで、はっと気づいたことがあります。

備わっている脳の「模倣の力」。
この力は、発達の欠かせなくて、技能の習得に大きく影響する。
この力の弱さこそが、発達障害を持つ子どもの、支援の必要とするところだったなと。

さんぽは・・・靴下をはけるになったのは、3歳半すぎてからです。
保育園のお昼ねが始まり、毎日、どうしても自分で靴下をはかなくちゃいけない事態になって
登園しぶりに、それが一つの原因になったため、親で仕込みました。
「練習して、自分ではけるようになろう。きっと自分でできるから大丈夫」って声をかけ
やり方を順番にしめして、丁寧に教える。
でも、靴下の口をつまみ広げることが難しくて、足を入れられない。
何とかつま先を入れても、そこから足首までひっぱりあげるコツがつかめない。
やっとひっぱりあげても、かかとの部分が前に来ていると、調整で手間取る。
教えていても、途中でさんぽの気持ちがなえていくことも多かった。
わあわあ泣き出すさんぽに、何がどうしてここまで手間取るのか、私もわからなくて、気が沈んだ。

登園しぶりがひどい朝に、自分で靴下をはく練習は、とても苦しかった。
さんぽは「みんなはできるのに、なんでオレはこうなんだよ。」と叫ぶ。
やっと、何とかできるようになってからは、「頑張り表」をつくって
自分から靴下をはいた日にシールをはって、たまったらご褒美もして強化した。そして今がある。

さんぽには、それだけの支援と時間が必要だったものも
ひだまりのように模倣の能力があれば、本人の「何となくこんなふうだな」という感覚だけで
技能を習得することが可能だったんだと知る。
改めて、さんぽの持つ障害はどこなのか わかってくる。

でも実は私は・・・・
なんと、発達障害の疑いを1歳半で指摘されたのにもかかわらず
ずっとさんぽが、模倣は得意なタイプだと思っていました。
なぜ?
幼い頃から、ビデオなどの視覚教材では、2~3回見れば、踊りを覚え、自然に真似をしたし、
リズム模倣は、覚えるのも早ければ、驚くほど模倣も完璧でしたから。
今でも、運動会などの演技は、健常児に混ざっているのに、正直かなりいい線いってます。
さんぽは、そういう形の真似する力はあったから、模倣の力の弱さに気づけなかった。

以前やってみたポーテージによる発達チェックでは、明らかに「身辺自立の項目」でさんぽは、偏りがありました。
歯を磨く、チャックの上着の着脱、髪をとく、裏返しの服を戻す、お手伝い的なものなどの生活技能。
ひだまりのように自然に習得するのを待つのではなく、
こちらが意識して本人の気持ちを持って言ったり、技術的なことを練習させたりする、
そういう、こちらからのちょっとした支援のタイミングが大切になってくる。
そのことを知っても、まだ、それが模倣の力の弱さとつながっていることに気づけませんでした。
私が身辺自立のしつけを後回しにしたからだと、自分を責めてみたりしたし、
或いは、「不器用」を全ての原因にこじつけていました。

集団の療育では、必ず行われる、音楽を使った模倣。
でも、根本的に「模倣の力の弱さ」は、そこで補えるものではない、そういう真似とは違うものだということを
さんぽが、語っている気がします。


さんぽの「模倣の力の弱さ」からくる困難を、いかにサポートするか

生活に関わる様々な技能習得の遅れやつまずき、
それに対応する基本は、そこなんじゃないかと思います。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

ひだちゃん。じょおずぅ~~v-10
こういうのがほんとかわいいいなぁと思う瞬間ですよね!!
下の子を見て初めてわかる発達の違い。
ウチも娘を見ていて本当に感じます。
そしていっつもくっついている娘に少々苦笑い。
そうか!普通はこんなにじゃれてくるものなんだ。e-451
娘を通してみる息子のかかわりの違い。息子の困難。
どっちも大切にしたい親心。なんじゃそりゃ(笑)

あっ。そうそう。 うちの息子最近やっと靴下を二つ合わせてひっくり返す。マスターしました。e-263。出来ると思っていたのよ!できるのにやらないと思っていたらやり方がわからなかったみたい!!
何でも観察しなきゃ見つけ出せないもんだわね~~(笑)
私は器用貧乏タイプ。パパはちょっと不器用タイプ。でも世の中でちょうどいいのはパパタイプ(笑)息子は完璧不器用タイプ。みんな違ってみんないい!(爆)

  • 2009/05/12(火) 09:58:12 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

ありがと。本当にそうだね。
「みんな違って みんないい」
不器用仲間わけでいくと、私は、偏り型。
できるものとできないものの差がありすぎなのよ。
だんなは器用貧乏タイプだわあ。ひだまりは、1歳ながら器用っぽいなあ。
器用・不器用だけでも、一人ひとり個性がこんなにいろいろあって、
だからこそ、支援のしがいがあるんだよね。

  • 2009/05/14(木) 02:58:31 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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