ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「うまくなりたい」と思うことーボランティアにて

明日は、ボランティアで音楽指導をしている、知的障害者施設の発表会があります。
仲間は、平均年齢は50歳くらい、知的度は幅が広いですがおおむね中度程度です。

今回は和太鼓。かれこれ6年指導していると、それなりのものができあがってきました。
結構、自信ありの演奏です。
もともと6年前に引き継いだ時から、基盤はできあがっていたのですが
ここ最近の、施設の仲間たちの和太鼓の腕は高まりつつあります。
実は、みんな私の母ぐらいの年齢なんですよ。
老化がだんだん進んで、座ってしか打てない人や
打つこと自体をドクターストップされて、参加できなくなった人もいるくらいなのです・・・。

でも、ここでの仲間の姿を見ると
障害があったとしても、身体は老化したとしても

ヒトは 上達する力を、
上達したいと思う気持ちを、
持ち続けるんだなと思います。

うまくなっていると自分で感じること
できなかったことができるようになること
もっと、うまくなりたいと思うこと

その気持ちが、太鼓に向かう、表情を変え、態度を変える。
そして、彼らの「生きる力」になっていくのを、じわじわと感じます。

最近、仲間たちの腕があがっているきっかけに、心あたりがあります。
それは・・・職員の顔ぶれ。

そういうと、音楽の得意な人がきたのかな、いや、
福祉のベテランの人が来てうまい支援をしてるのかな、
それとも仕事のできる人が・・・とか思うでしょ。

違うんです。

おばさんくさくて 嫌なんですが、一言言っていいですか~。

若いっていいわあ~。

ここの施設は、市の経営なので、異動がはげしく、ここ2年で音楽クラブの関係者の古株がみんないなくなってしまったんですね。
それで、大学でたばかりの、若い人が次々担当になったのです。

社会人なりたての彼らは、始めは太鼓するのに、スーツ姿だったり、
私はたかがボランティアなのに、指導中、ノートを開いて指導をメモってたり(介助してほしいっす)、
施設の仲間に問題がおきても、お客さんのように動かなかったり(対応してください~)・・・行動がどんちんかん。

そして、こんなこというんです。
「私も、和太鼓 うちたいです。一緒にやりたいです。」

いやいやいや・・・それ、違うくね~っと思ったりもしますが、休憩時間に10分教えると
これがまた、若いから 吸収が早い。
どんどんうまくなるのを見て、職員のみなさんが意欲を掻き立てられたんですね。
前々からいた方まで、練習するようになりました。
休憩の10分は、そのうち職員の乱れうち状態に・・・。

職員のその姿に、施設の仲間が刺激を受けないわけがありません。
切り換えの遅いはずの仲間たちが、職員に声をかけられたり、ひっぱられてきていた仲間たちが
次第に早く集まれるようになり、
なんと自主練習をするときもあるようになりました。
私が、指導者として到着する頃には、職員も施設の仲間も、
「うちたい」「うまくなりたい」というオーラであふれているんですね。

だから、上達した。

音楽の技術や、音認知に対する対応や、個人の音楽的な感覚に対する対応などは
もちろんあった方がいい。
個々の障害の特徴や指示の理解の仕方、介助の方法なども、職員なら知っているべきだ。


でも、そういうもの以上に

人間として純粋に、同じことを「やりたい」という気持ち
介助する人とされる人、そういう立場を超え、同じように「うまくなりたい」とめざす気持ち

それが、何より、「生きる力」をはぐくむ近道になるんだな、と思う。


若干25歳前後の若者たちに、教えてもらっちゃいました・・・。
いや、若さは関係ないか。

明日の発表会、
今までとは違い、施設の仲間だけの演奏ではなく
職員の演奏も入れ込みました。
きっと、普段、介助する側の人間も、される側の人間も
本番前は、同じようにドキドキし、
終了した暁には、打ち抜いた達成感で、一緒に喜び合うだろう。

今までになく素敵な演奏会になるかもしれないな。

テーマ:できることから - ジャンル:福祉・ボランティア

コメント

若いっていいねぇ~~(笑)
それなりに年を重ねてくるとさ それもいいもんだけど、若さは取り戻せないもんね~~(苦笑)
なんだかこういう仲間っていいわねぇ~~。
近寄って若さを吸い取りたい!!(ちがうし~~。。)
こんな風に出来た流れって大人も子供も関係なく、周りが作ってくれると乗っかれるときは乗っかれちゃうんだよね~~。
きっと充足感のある演奏会になるんでしょうね~。
skymamaさん。ちゃんと輝ける場所があるんじゃないっすか~~。なんだか一安心一安心です。

余談ですが和の音の話をさっきふと読み返してみて、全然関係ないんだけど、名前はなんていうのか知らないけど、ハワイの昔からある言葉として伝えるゆったりとしたフラ?アレに一時ものすごい惹かれていたなぁと言うのを思い出しました。とても情感のある、力強くてでもってやさしい踊りでした。ああいうのもいいなぁ。って
誰かに言いたかったの(笑)

  • 2009/05/20(水) 23:31:58 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

そうそう!若さって吸い取れるものかもしれないっすよ~。
若いモンに囲まれてると、みなぎるパワーにのっかっちゃえるっていうのか。
私?吸い取ってる吸い取ってる。結構掃除機並みよ~。
演奏会は、まあ・・・若気の至りってことで、緊張がからまわりして失敗もあったんですが、
でもね、それもすごくいい経験。
実際、人様の前で演奏する緊張感とかも、ずっと介助する側だけでいたら、わからない。
そこから施設の仲間の本当の支援が生まれる気がしたので。

私の輝く場所・・・か。
そうか。探してみれば、自分を輝かせる場所ってあるんだ。気づいてなかった。

ところでハワイのフラ。私も好きです。
波の音やリズムが音楽や踊りにシンクロしている感じだよね。
ハワイももともと「あらゆる自然が神」という考えの国だったから、
どこか和の音と通じるものがあるのかもしれません。

  • 2009/05/23(土) 02:44:13 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://taiyo100pw.blog38.fc2.com/tb.php/218-a42fd167
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。