ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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WISC-Ⅲ、適切な検査でした

教育センターで、早速、WISC-Ⅲを受けてきました。
結果は来週に所見とともに、教えてもらえるようです。

でも、受けたその日に、担当の心理士さんが検査中のさんぽの様子を観察した所見を
お話してくださいました。

その対応も、私の希望通りであったし、検査の方法自体も、とてもよく考えられているなあと感心しました。
本当は、医師のもとで、受ける予定でしたが、あえて教育センターにして、よかった・・・。
本当の検査というものは、こういう環境で行われるのだと、納得しました。
医師のもとで行った田中ビネーでは、本当にいろいろ疑問が残りましたから。

医師については、信頼しているんです。
もともとその医師は、そこの病院で働いているのではなく、増えてきた子どもの発達についての外来のために、月1で出張としてみえているので、その病院自体に、こどもの発達をみる施設が整えられていないのだから、仕方ない。
その医師として、精一杯できる範囲でのことだと思います。
でも、検査は、いろいろなものが置かれ雑然とした事務室で行われるし、そこを行き来する人たちのざわつきも否応なしにきこえてくる。
狭いところでの対面の検査は、検査される側とする側が、必要以上に近く、圧迫感を与える。
検査する人も、多くの検査をこなしていないので、慣れていない。
医師は、忙しくて、検査を受けている様子などは、実際には見ていない・・・。
そのような状況では、やっぱり、適切な所見は無理だったよな・・・という気がしました。

教育センターの検査は、「検査室」とよばれるにふさわしく
適度に広い空間の中で、すっきり整然とした環境がつくられており、検査する人とさんぽの距離も、適度に守られていました。
太陽の光が心地よく入るその明るい空間は、私でもなんだかほっとする。

検査は、検査する人と、さんぽ。そしてさんぽの担当の心理士が、視界に邪魔にならないところで観察しながら行われました。
最初に、見通しをたてるために、「検査項目」のシートがおかれ、一項目終わると、さんぽの手でその項目を片付けていきます。これなら、「まだ何をやるんだろう」「いつ終わるんだろう」という不安で混乱することもない。
さんぽは、1時間半の検査、最後まで「まだやるの?」「いつ終わるの?」ということもなく、集中して受けることができました。

途中、あくびが3回続けて出たときは、担当の心理士が声をかけます。
「一度お茶を飲もう。それから、ひだまりちゃんとお母さんは、もう外に出て行ってもいいよね。」
そういう一息つく間を確保してくれたり、確認をしてくれることが、私もさんぽも安心感につながります。同時に、検査の問題をといたさんぽの答えを、検査する人が、あってても間違っていても
「うんうんそうだね」と頷いてくれることがうれしい。
その一言が、どんなにさんぽの「間違ったらいけない」という強迫感を減らしてくれたことでしょう。

終わった後のさんぽは、スッキリした表情で、後になって検査の内容をいろいろ話してくれました。
検査内容をしっかり覚えていたなんて、落ち着いて受けていた証拠ですよね。

適切な環境においての、丁寧な対応の検査

たとえ、IQ自体に大きな差はなかったとしても、あれだけの負担をかける検査が、苦痛に強いられたものか、落ち着いて過ごせたものなのか、その経験の違いは大きい。
5歳の子に、大人の都合で、自由を束縛し負担をかける検査・・・それは、無駄に不安をあおるものではなく、より適切に、よりベストな状態でできるものであるべきだ。

信頼していた医師や、「教育センターにいかなくてもいい」と言った町の心理士に対する、
後ろめたい思いもあって、ここにくることをためらっていたのですが、
やっぱり思い切って、ここでWISC-Ⅲを行ってよかったと思います。

私たちには、わが子に必要なものを、探し選ぶ権利がありますから。


ちなみに、最後にお話された、検査中の様子からわかる、さんぽの特徴
→の後は、心理士さんがお話してくれた、ポジティブな考え方です。
この、ポジティブな視点が、とても参考になりますよ。

・ 1時間半の間、足をぶらつかせたり、姿勢を崩すことなく、落ち着いて集中して取り組んだ。
分からなかったことが不安で、後にひびいたり、長い時間座って取り組むことにイライラすることも見受けられなかった。
→1対1の信頼できる関係であれば、失敗をひきずったりせず、気持ちを切りかえることができる。
また、活動内容の見通しがたっていれば、集中して長時間取り組むことができる。

・ 問題の指示の言葉では理解できないことが2回ほどあった。ただ、わかりやすく説明しなおすと、すっと取り組めた。
→新しい環境や新しい活動における説明の際、正しく理解できていないときがあるかもしれない。おそらく、今は周りを見て気づいたり、一度経験をすることで、修正している。入学1年間は、先生に、新しい活動や行事の説明時に、少し丁寧に対応してもらえると、より混乱なく過ごせるだろう。

・ 抽象的なものを作成する形の組み合わせは、あまりできなかったが、具体的な絵を作成する形の組み合わせはできていた。
→抽象的なものの全体像を想像することは苦手だが、経験したり、知識として見立てることができれば構成を想像することができる。 

すごくわかりやすいですよね。
ポジティブポイントから、支援の方向が見えてくる。
まさに、検査のやる意味がこれですよね。

次の検査結果から分かる所見が、楽しみです。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

おつかれさま!!

検査 お疲れ様!!
今回は少しだいぶ気分的に違うようですね!!文面からわかりますっ。(笑)
さんぽくんもリラックスしながら検査を終わらせられてよかったね!本人はもちろん、親も嬉しいよね!!たかが検査、されど検査!ですよね。侮れない!!
>大人の都合で、自由を束縛し負担をかける検査・・・それは、無駄に不安をあおるものではなく、より適切に、よりベストな状態でできるものであるべきだ。
同感です。私もすっごくそう思う。
検査にいく。っていうだけで心の負担になる状態で果たしてきちんと診断を下せるのだろうか?出来ないところを強調することにばかり傾いているのではないか?もっとできるのに・・・。これじゃ。いつも出来ていることすら出来ない!!行くたびに思います。
出来ないところは十分にわかっている、苦しむ親にはさらに追い討ちをかける検査中の子供の態度。そして、それに伴っての診断と結果。
正直、?感はぬぐえない。
適切な環境の中できちんと行われると本当にその後にすぐ、ポジティブに物事にとりかかれるのに・・・。親だって、きちんと納得できればもっと意欲的に物事にのぞめるのにね!!

  • 2009/06/10(水) 15:44:04 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

そうなんです。最初から、教室の広さと明るさでほっとして、
検査の始める前に、「今日の検査の項目の表」が出されていることに感心して、
「今から検査をするけれど、大きい子のする難しい問題もあるから、答えられなくても心配しなくていいよ。」という言葉かけで心から拍手を送っていました。
もー見てるだけなんだけど、私、前回と気分ぜんぜん違うしっv-407

ただ、実は田中ビネーの時は、「答えなきゃだめなんだ」という強迫観念で、
さんぽが今回よりも必死だったので、問題によっては、今回よりもできていたかもしれません。
でも、IQ数字がどうこうではなく、今回のベストな状態で結果こそ、
さんぽの本当の力を測っているだろうなという気がします。

その状態で行われた結果なら、親としてポジティブに受け止めようという心構えができますよね。

確かに、もし先回の検査が公開されて、ポジティブに受け止めろといわれても、
検査自体に疑問があるから無理だったかもな・・・。

  • 2009/06/12(金) 01:06:29 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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