ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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6歳1ヶ月通院記録ー就学に向けてー

通院記録の続きです。

漠然とした就学への心配は、常にあるのですが
具体的に何が不安で、どんな対応をしていけばいいのか、よくわからない私に
医師は、こういう話をしてくれました。

学校生活で一番身につけたいこと
それは
「宿題など、提出物は、期限を守って提出する習慣」

課題を行う・提出物を提出する
これは、今後将来にわたってずっと行うことになる活動で、人からの評価につながるものです。
そして、さんぽタイプにとって、意識していないと、習慣つくのが遅れるものらしい。
課題をためてしまいやすいのには、原因があるのですが、課題をためたことで、さらなる2次弊害がでてくる、と医師に言われました。

習慣つくのが難しい理由に
学校生活の見通しがつくまで、学校から帰っるとぐったりしていたり、ストレスがたまっていたりして、
家では学校のことに気持ちが向かない。
さんぽのような手と目の協応に問題があるタイプの場合、書くこと自体に労力が必要で面倒なため、精神的につかれていると家では鉛筆を持つことも抵抗しがちである。
だからこそ、課題や提出物を、やりたがらない傾向を持つようです。


対応のポイントになるのは
新しい環境の中で力を使い果たしてくるさんぽの状態は理解し
「あれもこれも自分でやりなさい」を強要せず、本人にとっての負担を減らすことを考える。

課題や提出物に関しては、「その日に行い期限内に提出する」を最優先するのです。
それ以外の本人に負担になる事柄は、お母さんがバリバリ手伝ってしまう。

例えば。。。
内容自体は、お母さんがカバーしてしちゃう。
でも、そこは、本人も「自分もやった」と思えるくらいの上手な言葉かけがいります。
「作文が難しいなら、お母さんがやってあげようか。でも全部書いちゃうと、学校の先生にしかられちゃうから、お母さんと鉛筆を一緒にもって書こう(或いは、お母さんがかいた文字をたどろう)」
みたいな。

でも、私の中で、一抹の不安が・・・・
ーーーー 先生、でも、宿題はお母さんがやってくれる・・・が当たり前にならないですかね?

医師は、「はい、わかりますよ、でも心配いりません。」と。
 さんぽ君タイプの場合、心配しなくていいです。
 本人が、自分でやれる、やりたいと思ったときに、手伝おうとするお母さんの手を払うはずです。
 支援が適切であれば、その日は必ず来ますから。
 お母さん、今まで、さんぽ君のそういう成長、何度も見てきたでしょ。
 だから、腹をすえて、始めに、しっかりと手伝ってあげればいいのです。


腹をすえて、始めにしっかりと手伝ってあげる

この考えは、就学を迎えるさんぽ君に、とても必要で基本的な支援プロセスだそうです。

見通しが立たない学校生活は、何もかも不安で、
新しい活動はもちろん、今までできたことも不安でできなくなる。
その時に、「1年生になったんだから、自分でやらせる。考えさせる。」ではなく
「1年生だから、お母さんがやってあげる。」形にすること。
「甘やかしてる」と思うほど、手伝ってあげればいい。

ランドセルの支度にしろ、名札や服の着脱にしろ、
最初は、ほとんどお母さんが手伝える限りの支援をする。
いよいよ、学校生活に慣れてきたら、徐々に、一部だけ本人にやらせるなど
・・・頃合を見て、本人にあわせ、支援の割合を、少しずつ少しずつ減らしていく。

そういうプロセスをふむことで
「できないぼく」を意識させずに
「すごい、また一つ自分でできるようになった ぼく」を増やしていく。

なるほど・・・と思いました。
私の中にあった、「1年生」という区切りを利用して、いろいろ自分でやらせたい・・・なんていう
欲張った想いは、間違っていたんだと気づきました。
そういえば、園に入るときも、私は、結構、自分で起きる・支度する・服を着る・・・など
さんぽに強いていました。
出産をひかえ、祖母の預けた時に、戸惑ったり困ったりしないよう
朝の支度は、自分でできるまでにさせておきたい・・・という想いからでした。
今、思えば、そういうやり方も、登園しぶりを長引かせた原因になっていたのかもしれません。


最初はフルに手伝って、徐々に自分でできるところを増やしていく・・・。

できない自分を意識させずに、できていく自分を感じさせるプロセス

確かに、さんぽには、一番適切な方法かな・・・と思います。


医師は、付け加えて言いました。


基本的に彼らは、
「すごくまじめで、超がんばり屋」なのです。

自分の中で、「できる」と思うことなら、全力で頑張りたいと思っている。

そこを大切にしてあげるのです。

たくさん手伝うことは、彼らを甘やかしているのではありません。
彼らへの正しい支援なんです。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

またまた参上!!
このアドバイス。私も入学時に欲しかったよ!!心の中にあるだけで、全然違うスタートがきれると思うよっ!!
前記事で幸歩さんが書いてましたけど、本当に的確なアドバイスをする先生です。うらやましい限りです。
うちは1年生のとき、母が気合を入れすぎまして、息子には相当精神的な負担を与えてしまった気がします。小学生って何でもできるきがしてましたもんっ。それまでやっていた支援もすっ飛ばして先へ先へ、前へ前へ・・・って。大分はしょりましたよっ!!これは時間と労力の無駄でしたが・・・。後で倍返しで帰ってきたv-406
今は日々母の手を必要としなくなっている息子ですが、頑張らせるところをきちんと定めていれば、彼の力が発揮できただろうに・・・と思うことがあります。まぁ。過ぎてしまったことですので、思うだけですが・・・(笑)
そして今、自分でできることはほんとうに手を払いのけます。 1本 線を引かれます・・・。邪魔にされますv-406(笑)

  • 2009/11/02(月) 11:06:01 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

とても参考になりました☆

>たくさん手伝うことは、彼らを甘やかしているのではありません。
彼らへの正しい支援なんです。

うちのふくすけはもう さんぽ君より ずっとずっと 年上だし、そもそも 未診断だし・・・
では ありますが この先生のおっしゃることは
ふくすけにも あてはめられるって思いました!

さすがに ふくすけは思春期真っ只中なので 
親の介入は 嫌がることも多いですが
『手伝う事=甘やかし』と思って どこか躊躇していた親の私の気持ちが
楽になりましたよ*^^*

さんぽ君の先生のおっしゃるように
確かに 自分で手を払いのけますね。
その”時”が くれば・・・!
意外なところで いつの間にかすんごーく
成長してる。

ふくすけも やらなければならない事っていうのは
さんぽ君と 同じような理由かどうかは わかりませんが
貯めに貯めますので^^;
周囲の評価は ”いい加減なヤツ”になってしまいますが
周りでみているよりずっと 自分の中では
こういうことは いけないことだという意識はきちんとあるようです。
(真面目ってことなんでしょうね)

だからこそ ”できない・出来なかった・それを指摘された” なんてことが 続くと 荒れますが・・・・・^^;

ふくすけを もっと 手伝ってやればよかった
という 後悔も若干ありますが
これからも ふくすけの様子を 観察しながら
手伝ってやったほうがいいと 判断した時は
心のブレることなく 手伝ってやれそうです。

さんぽ君の先生 ありがとうございます!!

そして なにより 記事にしてくださった skymamaさん ありがとう♪^0^♪

  • 2009/11/03(火) 17:43:37 |
  • URL |
  • おたふく #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

そっかぁ。。。あとで倍返しか・・・。
う~ん、私もね。医師にそうはっきりといわれなければ、
障害があるからこそ、これもあれも早めに先取りして・・・・、
パターンをつくるために最初からここはこういう形で自分でやらして・・・みたいに、
1年生で必要なスキルを早め早めに身につけさせていこうなんて思っていたふしがあるのです。

でも、医師の話をきいて、本当に納得して。
そういう母のあせった身につけさせ方や、強引なパターンの習得の方法は、
さんぽには精神的負担をかけるだけのように思いました。
そう思うと、年少当時の登園しぶりの原因にも、思い当たることがいくつかあって。

でも、リトルガルさんの息子さん、手を払いのける時期がやってきたんですね。
これぞ、リトルガルさんの適切な支援があってこそ!
さんぽも、いつかその日がくる・・・を信じて、まずは、フルに手伝うところから出発しようと思います。
先は長そう・・・ですが・・・・。

さんぽの担当医、いいでしょ~。
1年に1回だし、発達検査の時はおやと思うところもあったけど、
この先生の1回の診察で手に入れるものは、ものすごく大きいのです。
偶然ながら、いい医師にめぐりあえて、幸運です。
勿論リトルガルさんとのめぐりあいも!!いやん、言わせたわね。

  • 2009/11/05(木) 00:27:29 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

おたふくさんへ

ふくすけくんのこと、お話してくださってありがとうございます。
なんとなく、さんぽが大きくなった姿を、ふくすけくんに見た気がしました。
ふくすけくんのことをよく知ってるわけではないのだけれど、
何だか他人には思えない想いがわいてきます。

>周囲の評価は ”いい加減なヤツ”になってしまいますが 、
周りでみているよりずっと 自分の中では、
こういうことは いけないことだという意識はきちんとあるようです。
なんて、手にとるようにわかります。
マジメなんですよね、本当に。上手に表現できないのですが・・・。

そして・・・
>だからこそ ”できない・出来なかった・それを指摘された” なんてことが 続くと 荒れますが・・・・・^^;
うんうん。わかる。きっとさんぽも・・・。
頑張り屋でマジメな分、自分でダメだと感じたことを指摘されることが、
周囲が思っている以上に傷ついて苦しいことってことも、なかなかわかってもらえないんですよね。

そんな彼らだからこそ、一番近くにいる私たちが
上手に手伝ってあげれて、上手に手を離していけれたらな・・・。
・・・実際は結構、難しそうだけど・・・。

さんぽの主治医は、経験豊かな女の先生で、
とてもわかりやすくこどもの行動の意味を解いてくれたり、
対応の方法を実に具体的に表してくれます。
何より、いつも、「私は、アスペルガーの子が大好きなのよ。とても一生懸命生きててマジメだから。」と話される、その気持ちが、
今日も先生を訪れてくる子どもたちやお母さんを、救ってくれているのだと思います。

そんな医師からのお言葉、私1人では、何だかもったいないな・・・って思うので、
これからも記事にしていこうと思います。

おたふくさんが、ふくすけくんと共に生きる毎日の中で、何かヒントになれたら、すごくうれしいです。

  • 2009/11/05(木) 00:50:08 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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