ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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遊びにも全力投球

前回の記事の「遊びにも全力投球」という話。
まさしく思い当たる過去がありました。

それは、さんぽが、野球教室の1ヶ月体験をしていたときのこと。

ええっちょっとまって! さんぽが野球教室って???
まさか、skymamaさん、無茶させてない?~~~~ですよね・・・ハハハ
なんたって、視機能的にも不器用的にも苦手な、キャッチボールやバッティング・・・のオンパレード。
しかも集団スポーツだし・・・。
さんぽたちに、おすすめのスポーツ教室ではないことは、間違いない。
いえいえ、私、野球なんて全く興味ないし、さんぽに無茶させる気もなかったのですが
でも、さんぽの大好きなお友達に、一緒に体験を誘われたので、
ちょっとだけ顔出してみるか程度でやってみたんです。

一回目の体験では、元気のいいお兄さんたちが、「すごいぞ!」「かっこいいぞ!」などと
大声でおだてあげ、その気にさせてくれて、意外にもさんぽがのりのり。
保育園の先生の「さんちゃん」ではない、「おいっ!さんぽ!」という呼び捨てた感じも、
「そんなよび方していいの?いけない呼び方なのに。(この辺が悲しいほどマジメ)」とびびりながら、ちょっと男臭い?雰囲気を楽しんでいる様子でした。
さんぽが今まで経験したことのない、はじめての男の先生・・・
入学までに、男の先生たちからの指導を経験するのは、なかなかよかったかもしれません。

キャッチボールやバッティングという内容そのものも、視覚トレーニングと重なる部分も多く
幼児用に工夫されていて、さんぽには、タイミング的にぴったり。

それに、その教室は、はじめてこの地域に進出して教室なので
体験に参加しているのが4人という少人数。

私的には、意外にも「合格」の教室でした。


さて、「遊びにも全力投球」

3回目の体験練習で、突然、当日に、時間が1時間後に変更になりました。
電話連絡がとれず、さんぽと友達は、いつもの時間にグランドへ。
1時間あいてしまいました。

電話連絡が取れなかったのを心配して、様子を見に来た教室の先生が、
「ごめん、急な変更で、来ちゃったんだね! じゃ、時間まで先生と遊ぼうぜ!!」
と気を利かせてくれて、遊びに誘ってくれたのです。

「わ~い」と喜ぶお友達につられて、思わず喜んで遊びだしたさんぽ・・・・。
でも、見ていると、たかが鬼ごっこ、たかがボール遊びに
さんぽが、あまりに真剣な真顔で、必死になっている様子。。。
見てて、痛々しいほどでした。
とても、私のイメージしている「子どもの遊びの姿」ではありませんでした。

そんな感じで1時間がたち、本来の野球の練習時間になりました。
一旦、遊びの区切りで、お茶を飲みにきたさんぽは
「もう・・帰りたい。いつまでやるの。」と言いました。

「さんぽ、あのね。今のは、遊びだったでしょ・・・。野球の練習はこれからだよ。」
さんぽの顔は助けを求めるかのように、ひきつっていました。
でも、「さあ、さんぽ!!やるぞ!!」の先生の声で、
慌てたように走っていきました。

いよいよ、野球練習開始。
でも、明らかにさんぽの顔は、表情がありませんでした。
でも、容赦なく進む内容に、なんとか無理やりついていっている。
「ダッシュ」のかけ声で、全ての力をふりしぼって走り出す。
何度も続くダッシュ
3本目で、急に倒れこみ咳き込みだしました。
とうとう、さんぽの心が崩れおちた・・・・私には、そう見えました。

限界だ・・・。

ドクターストップならぬ、ママストップ
さんぽを呼んで、
「疲れちゃったよね。ここで見ていようか。」と声をかけると
糸が切れたかのように、さんぽが泣き出しました。
先生が心配して、声をかけにきましたが
その時には、自閉スイッチの入った、ふてくされ態度で、顔をそむけました。


さんぽは、先生との遊びに全力を使い果たしてしまったのです。
そこから、野球練習をする余力は、もうなかった。

ここは、遊びだから適当に手を抜いて・・・
そんな器用な切り替えは、さんぽには、まだ無理なのです。

いつだって全力投球
・・・・なんだもんね・・・・。


でも、この日、定型発達との差をはっきりと感じました。
ずっとさんぽと一緒だったお友達、
遊びの時間では、適当にふざけたり、ルールをあえてやぶったり、
好きなように自由にしていて、野球教室の時間になっても、気持ちも身体も余裕があるんですよね。
だから、遊びから野球練習まで2時間、最後まで、笑顔でした。
途中で「さんぽ君、なんで、やらないの?楽しいよ。」なんて誘ってましたから・・・ハハハ。

お友達のお母さんは、
「うちの子は、いつも適当で、全然わかってなくてのほほんとしているからよ。」
なんて言ってたけれど
そういう「のほほんさ」が、定型さんのもつ「生きる力」のなせる技・・・。

さんぽの障害がもつ、敏感でマジメで頑張りやの部分ゆえの、生きる「弱さ」
そこを、改めて知った気がしました。



それにしても、この野球教室の先生の対応が見事でした。
最初こそ、活動ができなくなったさんぽに、一応声をかけましたが、
自閉スイッチONで、ふてぶてしい態度になってしまったさんぽには、
しばらく、かかわらないでそっとしておいてくれて
最後の活動になったときに(しかも、わかりやすい簡単な活動で)、再び声をかけてくれました。

気持ちを切り替えるのに十分な時間、1人の時間を確保してもらえたさんぽは
その時には、自閉スイッチをOFFにして、再びグラウンドへ自ら駆けていけたのです。

最後、先生たちと一緒に、大きな声で、終わりの挨拶をすませることができたさんぽ。
今回の経験は、「失敗したけど最後はがんばれた」といういい形で終えることができました。
逆に、最初からうまくいった成功体験より、もっと貴重だったかもしれません。

こういう経験の積み重ねが大事だよな・・・。

ところで、
この野球教室、指導する先生がとてもよくて、私もさんぽも大いに気に入って、
入会手続きまでしてしまったのですが
さすがに4人の生徒では、採算が合わないらしく、
1ヶ月の体験期間を経て、教室自体が消滅してしまいました・・・・。

がっくり・・・・・・。(入会金、返せ~~~。)

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

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  • 2009/11/14(土) 09:36:27 |
  • |
  • #
  • [ 編集]

こんにちは

こんにちは!
以前から度々お邪魔させて頂いております。

就学相談・就学時検診の記事、本当に参考になりました!!
skymamaさんとこちらのブログをご紹介させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
私はアメブロで最近始めました!
操作方法も怪しいレベルですので、記事に書かせて頂きたいのですが。

宜しかったらおいでくださいませ。

  • 2009/11/14(土) 11:33:52 |
  • URL |
  • ゆち #-
  • [ 編集]

ゆちさんへ

こんにちは!
確か拍手コメントのyuchiさんですよね!
ブログ始めたんですね。早速いってきました。
就学時検診のこと、報告が読めてよかったです。記事にコメントしてきました~。

同じ年の子どもを持つママと話ができるなんて、うれしいっ!!
きっとこれから、就学に向けて、そして入学してからも悩みとか心配とか、重なりますよね。
一緒にがんばっていけたらいいな、と思います。

  • 2009/11/15(日) 00:41:27 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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