ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

体の変化をうけいれる・・・6歳臼歯

ここ最近、さんぽが大変だったのに、負のサイン以外にもう一つの理由があります。

6歳臼歯

6歳臼歯・・・6歳頃に生えてくる、奥歯。
乳歯が抜けることなく、突然奥から歯茎を突き破ってでてくる大きな大人の歯です。

そう・・・確かに、さんぽにとっては、経験のないことだった。

まさか、でも、それがパニックを引き起こすことになるとは・・・
ちょっと予想できませんでした。



「歯が痛い、虫歯ができちゃったみたい。」
突然、夜寝る前になって、ほっぺを押さえて言うさんぽ。
見ると、痛いのは、以前虫歯を治療してもらった奥歯の歯のようです。
私がみたところ、虫歯のような部分は見当たらないけれど、痛みがそんなにあるなんて、相当進行した虫歯のはず。
気になると、痛くてたまらないようで、わあわあと泣き出して止まりません。


もしかしたら・・・治療してもらった見えない部分で、虫歯が進行して化膿してるのかもしれない。
そうなると、神経をぬくことになるかな。やばいな・・・そんな治療、さんぽに耐えられるかな。
私も、あせります。
もし、神経をぬくような治療になるなら、パニックの子にも慣れているような、
はっきりと障害のある子どもも受けいれている歯医者に行ったほうがいいかもしれない。
その夜は、私もずっと歯医者を検索

その間、さんぽは、
どうにも納まらない痛み、それからきっと、「明日、歯医者に行かされる」怖さで
久しぶりのパニック状態。
夜中、叫び泣き、暴れるので、鎮痛剤を飲ませました。

朝一で、とりあえずいきつけの歯医者。
さんぽももちろん、私も、緊張でガチガチ震えてました。 
ところが、その歯医者さん、見たとたん

「はいはい、これね。ここふくらんでるでしょ。さんぽ君もいよいよ6歳。
6歳臼歯ががんばって、はぐきつきやぶってるのね。
はぐきつきやぶるまで、痛いけど我慢ね。歯医者も、何にもできないから、鎮痛剤出しておきますね。」

は?目がぱちくりの私。
「やったー。」両手を上げて喜ぶさんぽ。

それをきいたとたん、痛みも消えたらしい。ハハハ・・・
ご飯をかみかみもりもり食べるさんぽを見ながら、いったい昨日の夜はなんだったのか・・・がっくりと力が抜ける。
予定通り、だんなの実家にも遊びに行き、さんぽは、絶好調のハイテンションを保ってました。

ところが、

再び夕方から「イタイイタイ!痛いよおーーー、全然、治んないよーーー。」
おばあちゃんちで暴れて転げまわるさんぽ。
何を言っても、耳に入らない。大好きなうなぎご飯を見ることもできない。

「どうしましょう。あんなに痛いなんて、もう一回医者に見てもらった方が・・・」
心配するおばあちゃん。
こういう状態のさんぽに「医者」は禁句ですが、さんぽのあんな姿見れば、無理もありません。

歯医者さんからもらった鎮痛剤を飲ましたり、
気晴らしに、おんぶして(体重26キロ・・私が倒れそう)近くの新幹線を見に行ったり
あらゆる手を使いましたが、パニック指数はあがるばかり。

久々に・・・私、途方にくれました。

おばあちゃんちからバタバタと退散。

車の中でも、家についても、パニックは続いていましたが、
布団に寝かせ、痛くて寝られないのなら、好きなビデオを見てすごしなさいと、1人にすると
しばらくして泣き止み、12時半までビデオを見て・・・自然に寝ました。

はぁ~・・・・ぐったり。

・・いつまでこの痛みが続くのだろう。
さんぽにとって、あんなにひどい痛みが長く続くと、精神状態も悪くなりそう・・・。
その夜も、「6歳臼歯」で検索。
調べると、「歯茎を切開して、臼歯を早く出してしまう」手もあると。

次の日の朝、再び、痛いと泣き叫ぶさんぽに、そのことを説明しました。
「歯医者でその方法をとって、痛みをなくしてもらうのと、痛いのを我慢して園にいくのと、どっちがいい?」

ーーーー痛みを我慢して園に行くらしい・・・。おいっ我慢できんのかよ。


結局、その後も、さんぽの夜のパニックは、それから3日続きました。
「食べると痛くなるから、食べない。」
さんぽがそう決めてしまうと、食べることすら拒否。
おかゆで過ごしました。

鎮痛剤もいらなくなり、おかゆ以外にお菓子や好きなものを食べるようになって、やっといい兆しが・・・。
完全な生活には1週間かかりました。


驚くのは、

周りのママたちに、子どもの「6歳臼歯が生える時の痛み」について、聞いてみたけれど
「どうだったかな?痛がってたかな?」程度だったこと。
実は、今回の騒動で、結構「6歳臼歯の痛みについて」も検索したのですが、あまりヒットしないんです。
周りは、さんぽほど、長くひどく痛がるものではないもののようです。


改めて、さんぽが
「自分の身体が、大人になっていく変化」に
敏感に痛みや不安を感じること。
経験していないその感覚が、パニックさえも引き起こす程のものとなるんだと知りました。

6歳臼歯が生える
たった1本の歯の、小さな変化をうけいれるのに、さんぽはこれだけの痛みと時間が必要だった。

身体の中でもっと大きな変化がおきる、第2次成長期に入ったときは・・・・?

さんぽたちのタイプが、10歳の壁にぶち当たった時の大変さや
思春期からの新たな支援の必要さを、何度も耳にしていますが

今回のことで、それが何故なのか、少しわかった気がします。

私たちが、「そういうものなんだ」とさらっと受け止めていける、自分の体の変化
でも、さんぽは、もっともっと、その変化を敏感に感じ取り
それに対し、たくさんの痛みや不安をつのらせて
時間をたっぷりかけて受け入れていく。

だからこそ、そこに痛みと不安を和らげる上手な支援が
正しい情報を得られる環境と、待って見守ることのできる目が
いるんだよなと。


騒ぐさんぽの歯茎を、容赦なくつきやぶり
白く浮かびあがってきた、歯の王様「6歳臼歯」に教えられました。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

大変だったね~~~。こればかりは本人はもちろん周りもなんもしてあげられないしね~~~。私の知り合いの子にも派が痛いっていってた子何人かいたよ。後は全然関係ないけど痛いつながりで成長痛。骨が伸びて寝ていても痛くて痛くて病院行ったとか・・・。(うちの兄貴もそうでしたv-356
成長に伴う痛みは喜んでイイやら悲しんでイイやら・・・。

  • 2009/12/20(日) 00:27:06 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

そうなのよ~。もうあのパニックには、久々にくらくら。
幼い頃は、あういう状態も日常よくあったのに、
人間忘れちゃうもので、さんぽが痛みで狂ったか、と私まで右往左往したりして・・・。
痛みがなくなって普段の生活になった時に、
パニックのない今のさんぽの生活のありがたみが改めて感じられました・・・。

そうか・・・成長痛・・・ってのもあるのか。
骨が伸びる痛み・・・うっ、さんぽ、思いっきり感じそう。
ホント、喜んでいいのやら悲しいものなのか・・・。

  • 2009/12/24(木) 03:01:01 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://taiyo100pw.blog38.fc2.com/tb.php/268-d4ecd857
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。