ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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サポートブックについて一考

3月・4月というと、まずやらねば・・・と思うのが、
「新しくさんぽと関わる方々への、支援のお願いとあいさつ」

結構、私たち親に、重くのしかかる重大な責任だから
その方法は、どうしたら一番ベストか、いつもギリギリまで悩みますよね。

最近は、「サポートブック」なんて、普通に出回った言葉ではありますが、
3年前の、さんぽが入園前の時点では、なかなか情報を集められず、その形式を求めて、
親の会にあわてて申し込んだり、資料を買いまくったりしました。

その時の親の会では、
「今は悩むかもしれないけれど、毎年やってるうち、だんだんうまく文章にできるようになるよ。」
と軽くいわれ、
(こんな大変なこと、毎年やることになるのか・・・。)と逆にショックを受けた覚えがあります。
でも、毎年この時期にサポートブックを持って、担任と懇談することが当たり前になって4年目にもなると、あの親の会の方が言いたかったことがわかる気がします。


さんぽの特性と支援の方法が、正しく伝わることは大切だけれど、
このサポートブック一つで、全てをわかってもらい、支援を確実にしてもらうのは、所詮無理なこと。
人によって理解の差は出てくることはあっても、
サポートブックの中身自体で、理解の差が大きく変わることはない
ある人は、サポートブックなしでも、ピンとポイントをおさえた支援ができるし、
別のある人は、どんなに力作のサポートブックを読んでも、全く理解しないだろうし・・・。

だから、先生に渡す、サポートブックの一番大きな役目は、結局のところ
「私たち親は、子どものことをよく見て、支援してきました。どうか、先生も丁寧に子どもを見てください。」
という隠れたメッセージにつきるのかな・・・と。

別の一面からも思うことがあります。
サポートブックを先生に渡したことで、過剰な期待をするのは、酷な気もするんですよね。
だって、私たちが数年かけて知りえた支援方法を、紙切れ数枚で理解しろっていうのは、
きたばかりのコックに、レシピをやるからここの伝統の味をすぐ再現しろっていってるようなものだもの。

私は、支援のお願いをするにあたって、サポートブック作成そのものではなく
「子どもの困り感をいかにインパクトを残して伝えるか。」
そこを練りあげるのに時間を割こうって思っています。

今回担当する先生が、どのくらい知識があって、どのくらいなら理解をしてくれそうで
どういう方法でアプローチすると理解を深めてくれるか

例えば、担任の先生に説明する時と、保健の先生や特別支援コーディネーターに話をする時と
当然ポイントが違ってくるし、
年配の経験豊富な先生に話をする時と若くていきおいのある先生の時とでも、サポートブックの効果的な出し方は変わってくる。
もし懇談後、「あの子どもは、今まで丁寧に支援されてきたんだな。このサポートブックはすぐ出せるところに置いておこう」という気持ちにさせたら、読まれなくても大成功だな
もし、懇談後、「やれやれ、やっと長い懇談が終わった。あの親うるさそうだな。」と、先生のたくさんの指導書の中にポンと積まれてしまったら最後、もう見てももらえないどころか・・・年度終わりには、なくなっちゃってそう


実際、元教員の立場(普通学級担任)から思っても、おそらく先生がサポートブックを開くのは
「サポートブックをわたされた懇談の時」と「個別指導計画を作成することになった時」と
「何か問題が明るみになってきた時」だけだと思うんですけどね。



さて、それでもやっぱり、サポートブック。

今回、私は、PCで検索した「神戸市の教育委員会」が出しているサポートブックの形式と
親の会で教えていただいたものを参考にしました。

最終的な項目の順や、項目の有無は、住んでいる県の教育委員会が作成している
「個別の教育支援計画表」をもとにしました。
「個別の教育支援計画」を担任が書くときに、サポートブックを見ればすらすら全部書けるように。
そういうものに関して、こちらにも情報があることがアピールできるかなと思って。

何気に、年配の権威を感じさせる先生だったら、あえて
「もし、教育支援計画表をかかれるのなら、このサポートブックを見れば、全部かけるようにしておきました。」
と、こちらから、「知識」をアピールしてもいいかな、とも思っていました。(作戦作戦!!)。

それから、毎回、資料として
「アスペ・エルデの会」の出している、「はじめの一歩だよ」
ネットで見つけた和泉市教育委員会の出している「気づきからスタート」
わが子の絵や文字の書かれたものや、発達検査のデータ
その他、わかりやすく支援の方法が図にかかれている本なども、一緒に持っていきます。

視覚的な情報って大事かなっと思って・・・・。

見え方や、不注意の多さ、目と手の協応と不器用との関係を話すのに
言葉ではいまいち伝えにくいし、理解されにくい事柄なんだけれど
わかりやすく図に描かれていたり、わが子の実際の絵や文字をみせたりすれば、より適切に説明できるものですよね。

今は、啓発用にいいものがたくさんでてるので、どんどん使っちゃおうぜ!

しかし・・・、過去や今回使った資料が、なんかあっちこっちに散乱しているし
せっかくなので、本や、ネット、啓発資料などで、特性をおさえたわかりやすい図や絵などを見つけたら
これからはすぐコピーして、いつか役立てれるよう、いつもファイルリングしていこうかな
と思っています。


最後に、私が、サポートブックを渡す時に必ず随所随所に出そうと思っているのが、
「さんぽの過去の状態と、その頃の親としての気持ち。」

さんぽの今の状態の中から、話をして支援をお願いしても、本当の意味でのさんぽの困り感が伝わりにくい。
さんぽは、本当に困っていても、先生たちが思っているような行動には、現れないから。
先生たち自身は、困らないから・・・・。

逆に、保育園では、困っていない先生に、さんぽの支援をおねがいしたことが
「親がやけに神経質で過保護だ。親がこれだから、子どもまで不安になるんだ。」
というふうにとられてしまったので。

その時の反省から、さんぽが、幼い頃あらわれていた、わかりやすい困り感を伝えていくことは、
たとえすっかり過去のことでも大事かなって思っているのです。
横目行動や、自己回転。テレビや人の顔を怖がったり、気持ちの切り換えに時間がかかって泣き続けたこと
怒った私の顔を別人だと言ったり滑り台でのフラッシュバック・・・
どうしてそういう行動になるのか、何がわが子を生きにくくさせているのか、その頃に親としての苦悩があった。
だからこそ、療育を受けようと決心したのだし、さまざまなところで支援をお願いしてきた。
その部分に、最初に共感し、重く受け止めてもらうことは、理解の近道になるのかなと。


実際、具体的にどんなサポートブックにして、どんな懇談になったか、次の記事にします。


先に言っちゃうと、担任の先生は、あたり(言いたくてっ)
サポートブックなしでも、適切な支援ができちゃうタイプの気がしました。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

あたり!!おめでとう!!
なによりだわ!!
サポートブックね、私は前の担任のとき、準備したけど、(いつでも出せるように!!)結局ださずじまいでした。途中の経過はあるにせよマメにコミュニケーションが取れる先生だったので、、、。でも、今回の先生はちょっと必要かも?と考えているところです。

>ある人は、サポートブックなしでも、ピンとポイントをおさえた支援ができるし、
別のある人は、どんなに力作のサポートブックを読んでも、全く理解しないだろうし・・・。

↑そうなんだよね~~~(納得)
今回の担任はある程度知識はあるので、きっと後者のタイプなんだと思います。プライドも高いし・・・。ちょっと機嫌をとりながら少しづつこちらの要求をしていかないといけないタイプです。だす、出さないはべつとして、やはり準備しておいたほうがいいですよね。伝える手段はいくらでもあるので、沢山の知識を蓄えて、いいタイミングで色々な働きかけが出来たらベストでしょうね~~~!!(あぁ。自分に言っているようだわ!!)

  • 2010/04/18(日) 23:49:37 |
  • URL |
  • リトルガル #-
  • [ 編集]

リトルガルさんへ

ありがと!!そうなの、何よりでしょ!
いくら、私たち親が、理解の芽を広げようとしたって、先生の人柄までをころっと変えるわけにはいかないし、こればっかりは、さんぽにとってあたりかORはずれかの「運」しかないもんだから。

リトルガルさんの息子さんの新しい先生は、ちょっと難しそうですね。
知識や経験があって、プライドが高くて、それでいて少し理解にずれがあるっていうのは、結構・・・厄介ですよね。
う~ん、どんな感じか想像できるなあ・・・。
そういうタイプの先生なら、さらに専門の方の言葉とか、医師からの話とか、数値とかに弱いはずだから、私なら、先生をあげあげしつつ、秘かに専門性のある人の名前を後ろ盾に知識勝負するかな(負けないわよ~くるならこいっ)。
いやいや、そんなことしなくても、いいタイミングでサポートブックをわたせるといいね。
先生の人柄を変えることはできなくても、理解のずれを軌道修正していくことはできるはずだから。
がんばれー!!

  • 2010/04/20(火) 00:00:52 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
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  • 2010/04/21(水) 13:50:38 |
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  • 2010/04/21(水) 14:14:23 |
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