ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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6歳9ヶ月通院記録ーお友達のトラブルにて必要な支援

一年に一回の、いつもながら七夕のような「通院記録」です。
さんぽが正式な形で、支援を受けているのは、現在はこの通院のみ。
私にとっては、さんぽに何があっても、この日を待つしかない・・・という切望の日なのです。

去年の時点では、次回が「6月末」ときいて
「うわあ・・・微妙。さんぽが、入学してすぐにつまずいら、6月末まで待つのか。大丈夫かな。」
というのが、正直な思いでした。
本当は、困った時にすぐ通院できる体制があれば、これほど不安にかられないんでしょうが
日本の今の、児童精神科の状況を考えれば、1年に1回でも、この医師のような適格なアドバイスをくれる方と出会えたことに感謝・・・そう、仕方ないことです。

今回、相談したいことは、3つありました。
・お友達関係のこと。対応で気をつける点はどこか。
・学習面のこと。視覚認知の困難を、どう支援していけばいいか。
・生意気な感じのする口のきき方をする時がある。それをどう理解すればよいか。

医師は、まず、通学が順調であることをとても喜んでくれました。
そして、それは、昨年1年間、学習教室を通ったり、学校へ出向いたりした、たっぷりの準備期間が
あっての結果であることを、改めて確認。
「さんぽ君みたいな、不安の強いタイプの子は、大きな環境の変化の前に、十分な練習をして、
最初にふりかかる大きな不安を、少しでも減らせることが、その後に大きく関係してくる。
不安が強く残ったままだと、学習を含め、何もかもがわからなくなったり嫌になったりするけど、
不安さえのりこえれば、何でもなく、すっと新しい生活に溶け込むことができる子たちだから。
だから、私は、こういうタイプの子には、入学前の準備期間に、半年分先の学習を、済ませておくことを勧めるの。
入学して半年は、不安が大きくて生活だけでいっぱいいっぱいで、学習にまで余裕がないからね。
さんぽ君は、準備期間に学習教室行ったし、不安をのりこえられるための練習があったからこそ、今順調なんだろうね。
それから、保育園と違い、はっきりとしたカリキュラムのある学校生活の方が、さんぽ君には見通しが立てやすくて合ったのかもしれないね。」
と、お話してもらえました。

さて、お友達関係について。
私が心配しているのが、過去に保育園で起きた、さんぽをターゲットにしたいじめ事件のこと(記事にもかきました)。
保育園において2月ごろ、周りを巻き込んだ、陰湿な言葉のいじめが執拗にあったことを話しました。

医師は、「さんぽ君みたいなタイプの場合、合わない子とは、どうしても合わないんだよね。
○か×かで考えやすいさんぽ君は、自分の中でやってはいけないと思うことを、やってしまう子は許せない。
それが、1対1の関係でのことなら、そんなに心配することはないのだけれど、
集団を従えて、周りに命令するなど、集団を率いるボスみたいなタイプには、すごく弱いかもしれない。
集団でくると、相手の意図がわからず、自分を責めやすいんだよね。
対策としては、やはり一度そういうことのあった子や、そういうタイプの子とは、クラスを離してもらうこと。
その辺は、学校の先生とよく相談しておく方がよいでしょう。
発達障害の子どもの中には、いじめなどによって衝撃的なストレスを受けた場合、その過去が時間をこえて、今、現実におきているような映像となってあらわれるフラッシュバックを経験する子もいるので。
まず、そうならないようにする対策をとりましょう。」

そう話す医師の少し離れたところで、ラキューに没頭していたはずのさんぽが、急に言い出しました。
「あいつはねー、最低な奴なんだ。オレは許せないんだ、大嫌いなんだ。」

その事件が起きたのは、年長さんの冬。
中心となっていじめてきた子とは、クラスも分かれ、
さんぽから話題になることもなかったのですが、私の話をきいて、急に思い出したんでしょう。
でもね。いじめられている最中は、そういう言い方しなかったんですよ。
「いつもいじめるわけじゃないし、自分も言い返してるし」とか
「今日はあんまり言わなかったから、あの子のことを、もう先生に言わないで。」とか
誰を?何を?守ろうとしているのか、いじめをする子をかばっている雰囲気さえありました。

なのに、今になって、そんな言い方をするなんて・・・・??
さんぽたちは、一旦、過去になり、そして映像になって、嫌な思い出として再び経験してやっと
心にくすぶったままだった、本心の苛立ちが言葉になって出てくるのかもしれません・・・。

新聞記事にもなるような社会を驚かした事件の中で、フラッシュバックが原因と思われる事件がある。
でも、報道では、本人が、そこまでのことを起こすぐらいの強いストレスを感じてたというのに
周りの人たちが、「おとなしい子だったし、ひどいいじめをうけてたような記憶はない。」と言っていたりする。
私たちには、理解できないと感じる、本人と周りとの感じ方のギャップは
そういう複雑な心理が絡んでいるのかもしれません。


医師は続けました。
「ほら、さんぽ君、結構鮮明に嫌な思いを思い出しちゃってるでしょ。
 お母さんも、そういう嫌な経験があった場合、あまりくどく何度も、根掘り葉掘り聞きすぎないようにしてください。
本人にとって、とてもつらいことが何度も映像化して経験されてしまうので。
嫌な経験は、長くしつこく聞いたりせず、さらっときいたら、気持ちを切りかえる方の支援に力を注いでください。」

うーん・・・難しいな・・・。
いじめのような問題の場合、誰からどんなことされたかとか、細かいことを何度もきかないと解決していかないもんな・・・。

・・・でも、確かに、保育園以前のさんぽ、気持ちの切りかえの遅さは、ピカ1でした。
療育教室では、活動から次の活動へ移る、その先々で、パニックになって泣いていたため、
次の活動へ気持ちを持っていくのに、言葉かけや視覚的な支援を必要としたっけ。

それと同じなんだな・・・。
お友達と何かあった時も、何かあったその事実の解決は勿論だけれども、
そこで味わったつらい想いから、気持ちを切りかえさせる、そこにこそ、さんぽは支援を必要とする。
それを、忘れちゃいけないってことなんだよな。

何となく、医師の言いたいことがわかる気がします。

とりあえず、今日のこの話を、今度の学校の懇談会で、整理して担任に話しておこうと思います。
それは、来年のクラス替えに参考にしてもらうため。
さんぽの学校が大規模校でよかった・・・。



長くなったので、次に。




 

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

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