ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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6歳9ヶ月通院記録ー一生かけて探す仲間との出会い

通院記録4回目です。

今回の通院で、医師から、素敵な言葉を2つもらいました。
今日はその1つ目を。

「さんぽ君が、順調に歩き続けているのには、隣にいるお友達の存在が大きい。
 さんぽ君は、知的な好奇心が、視覚的な能力の遅れをすごくカバーしているんだけれど
 その偏った知的な興味や好奇心から、遊びにおいて友達に求めていることが、周りと合わない面もある。
 そのために、なかなか自分の求めている遊びができる仲間をつくりにくいことも多いんだけれど
 さんぽ君の場合は、結構身近に、同じような遊びを好むお友達がいたんだよね。
 普通はね、一生かけて、そういうお友達を探すのよ。
 自分と気のあう友達が見つかるのは、人生の後半であることも多いのよ。
 いい出会いがあってよかったね。そのお友達大事にしなくちゃね。」

さんぽは、お友達に恵まれている・・・
本当に、そう思うことが何度もある。

ここまで、ずっと一緒に歩いてくれた、一番の仲良しのお友達は
4ヶ月検診の時、順が隣だったというのが、出会いのきっかけ。
それからよい経験も悪い経験も常に一緒に、遊びもはじめは乗り物から始まって、街づくりに至り
虫取りや戦隊物ごっこ、探検や図鑑調べ、ブロックやベイブレード・・・
互いに刺激をうけ合いながら、同じ足取りで遊びに夢中になってすごしたお友達です。
ケンカもよくあるけれど、すぐ仲直りできるこのお友達から、
人とコミュニケーションをどうやってとると楽しいのか、ずっと学んできました。

もう1人、さんぽのちょいと変わった遊びを好んでくれるお友達もいて
その子も、2歳の頃からの長いお付き合い。
やけに乗り物に詳しかったその子とは、同じ匂いを感じて、私の方が積極的にあう機会をつくりました。
そのお友達は、さんぽとは対照的に、視覚認知優位なタイプで、ものすごく緻密な絵をかいたりできるのですが
根本が同じなので、興味の出所がよく似ている。
互いの図鑑を片手に議論を交わしたり、乗り物から海の生き物まで、知識を追求する研究肌っぽい遊びを長々とできるのもこのお友達だし、
環境が変わった時の症状や、登園しぶりに交友関係、困難にでくわすタイミングが同じなので、ママ同士が相談しやすいありがたみもありました。
互いに、コミュニケーションのとり方に似すぎているところもあって、絡む遊びに発展するまでに少し時間がかかったりするのですが、
今後もきっと同じ興味を追究できるお友達として長くお付き合いする関係になるだろうなと思います。

ほかにも、以前記事で出てきた「ゴマ君」や、虫取りや外遊びでならものすごく気があって延々と遊べるお友達もいます。
どこか、スペクトラルで言えば、ちょっとさんぽよりの気のあう仲間が
さんぽの周りにはたくさんいるのです。

医師に言う通り、さんぽが、こういうお友達たちと、こんなに幼い頃からともに歩んでいることは
ある意味、奇跡なのかもしれない。
私は、何となく、さんぽの持って生まれた運命に、「出会いの神様」が手助けしてくれてる
いつも・・・そんな気がしてますが。


余談ですが、医師がいうには、さんぽみたいなアスペルガータイプは、「同じ興味を持つ、気のあうお友達」をつくることが、10歳をこえたあたりになってくると、大きな課題になるようです。
周りが見えてくる分、どうしても、他人との違和感を感じ、孤独になりがちな彼ら。
アスペルガータイプの子どもは、その辺りが原因で不登校や引きこもりを生じるなど、深刻な2次障害に絡んでくることが多いようです。
問題が大きくなってしまった状態の彼らに、何度もでくわしたその医師は
10歳ごろになって問題がでてきてからではなく、気持ちが柔軟な幼いうちから、自分と同じ仲間と過ごせる機会をつくり、安心できる場所を確保しておくことが必要だと考えています。

今は、「アスペルガー」タイプの子どもが集まり遊ぶ機会を定期的に設定し、医師の方から、1年生の頃の様子から判断して、そちらの会に参加することをすすめているようです。
その会を発足して数年、今では青年になった彼らは、その会の居心地のよさを実感し
今度は自分たちで会を開催したり、その会のスタッフとして積極的に顔をだしていると聞きます。
「この仲間といれば、自分は1人じゃない。自分は自分のまま認めてもらえて、同じ仲間がいる。」
そういう場があるかないかは、10歳頃の大きな壁を前にした時に、とても大きい。

さんぽは、そういう意味では、仲間の会が、身近にあるようなもの。
すごいこと・・まさに奇跡ですよね。

医師には、今のさんぽにそういう会への参加の必要はないように感じるけれど、
学校以外に、「自分が安心できる仲間のいる場」を持っておくことは
学校で何かあった時の気持ちのすべりどめになるかもしれないので、頭においておいてほしい、と
そんなふうに言われました。

10歳の壁・・・それにより、アスぺルガータイプの子どもが、どんな状態になって2次障害に至るのか
私は、何となく想像できます。
今思えば、自分の受け持った5・6年生の子どもたち
何割かの割合で、壁にもがいていた子どもたちがいましたので・・・。

顕著な例で言えば、A子ちゃん。
テストでに100点以外のものは提出しようとしない完璧主義の彼女。
テストで言えば学年1の成績の持ち主でしたが、学校生活において友達がいませんでした。
4年生ごろまでは、そのことにもあまり感心がない様子だったのですが
5・6年になってお友達と過ごしたい、すごさなきゃという思いがでてきたのです。
でも、お友達とかかわりたい気持ちはあっても、空回りしていて
好きな男の子をみんなの前で言ってあからさまに態度をかえたり
ポケモンのキャラクターにクラスの子をあてはめたりする遊びをさも楽しそうにしたり・・・
その関わり方を周りに受け入れてもらえないのが一つの原因となり、A子ちゃんは、不登校になってしまいます。
中学でも不登校が続いたA子ちゃんは、勉強は相変わらずトップクラスだけれど専門高校に。
でも、そこで、同じタイプの仲間との出会いがあり、同窓会では明るい笑顔でお話してくれました。
少し時間がかかりましたが、A子ちゃんも、10代後半で安心できるお友達に恵まれたようです。

さんぽだって、10歳の壁が、どんなふうにやってきて、心にどんな変化があるかわからない。
 
そう思えば、天然の仲間の会が身近にあるさんぽだって
10歳の壁のことや、お友達関係を心配する医師の話が、関係ないことではないのです。


学校以外にも、さんぽが安心して過ごせる仲間のいる場所
今から、少しずつ探していこうかな・・・と思っています。

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

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  • 2010/07/13(火) 00:11:33 |
  • |
  • #
  • [ 編集]

ありがとうございます!
みなさん、何となくコメントを控えているようなので、秘かな応援、すごくうれしかったです。
いざ、ブログを一般公開しない設定にすると決めると、その前に、長い間、読んでいただいたみなさんに伝えたいと思うことがたくさん湧き出てきました。
いい機会なので、さんぽの過去も振り返りながら、しばらく記事を書き続け、総まとめをしていこうと思います。
長い記事になるかもしれませんが、よかったら、またきてください。

  • 2010/07/13(火) 02:13:45 |
  • URL |
  • 鍵コメントの方へ #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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