ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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6歳9ヶ月通院記録ー気づきの扉

通院記録の最後に、今回の通院で、印象に残った医師の言葉の2つ目を。

過去の通院記録のカテゴリーを、ずっと読んできた訪問者の方には言うまでもないですが、
この医師の話は、本当にわかりやすく、適切です。

「私、アスペルガーの子どもたちが、大好きなの。考え方や見方が私たちと違って、変わっているんだけど
正直でまじめな彼らと、付き合えば付き合うほど、人や社会と、自分たちなりに方法を考えて、何とかうまくかかわっていこうと一生懸命なのがよくわかってくるから。」

講演会(まだ、私自身がさんぽが発達障害と知らない頃だったのですが)で、そんなふうに言っていたその医師。

さんぽの行動にある原因や、その行動の理解の仕方
これからぶつかる困難の予想、それに対する今からできる支援
さんぽの特性をよく理解し、一つ一つを、私にとても具体的に説明してくれる。

私は、ある意味、その医師の説明通り、さんぽの行動に対応し、支援を行ってきただけなんです。
指先の練習が必要といわれればそれを。
入学前に学習教室に通い、学校生活の擬似体験をした方がよいといわれればそれを。

医師の言われるがままであっても、やっぱり、そうしてきたことが、何より、今のさんぽの安定した状態につながっていると思う。

そんなことを、今回の診察のお礼をいいがてら、医師に伝えると
医師は、「あらあら!そのために通院にきてるんだから当然でしょ。」といいながら
「お母さんの目が、気づきの扉を開いていたことも大きいのよ。」と。

「発達障害のこどもを持つ親は、自分の子どもの行動や特徴に、あれ?いいかな?大丈夫かなと思う機会は何度かあるはずなの。
でも、何となく、目をつぶって見ないようにしてしまう。どうにもならない問題がおきるまで、気づきの扉、閉じてしまうことだってある。
でも、さんぽ君のお母さん、気づきの扉開けたままでしょ。
そして、さんぽ君の特徴を受け止めて、次の行動に出てる。
私は、医師として、その気づきに対して、支援の方法を伝えただけなの。
お母さんの気づきがなければ、支援も考えられないのよ。
これからもさんぽ君の姿を、丁寧に見ていってあげてね。
そうすれば支援の方法は見つかっていくから。」

そう答えてくれました。


その言葉をきいて、少し思い出したことがあります。

私は、この医師に初めて会った時
「私が、今までしてきたことが、さんぽの個性を強化してしまったのではないか。
私が、症状を重くしてしまったのではないか」と聞きました。

私の子育てのせいで・・・というような2次的な環境で、
さんぽが発達障害になったのではないということは、よくわかっている。

でも、私が良かれと思って、まだ赤ちゃんのさんぽにしてきた子育ての方法や、
いや、もっと前、お腹にいた時に受けたストレスや食事とか・・そういう思いがけないことで
さんぽの潜んでいた個性を強化して、発達障害とよばれる症状が出現するまでにしてしまったんではないか、
私の中にいつもどこかで、そんな想いが渦巻いていた。

その時この医師は、こんなふうに言いました。
「それは、どうかな、うーん・・・はっきりとわかりません。
 そういう可能性もあるかもしれないし、もしかすると逆かもしれない。
でもね、お母さん、確実によかったといえるのは、今、さんぽ君の特徴に気づいてあげれた、そしてすぐ、私の元に相談にきた、そこですよ。」

ああ・・・医師はあの時と同じことを言っている。




大切なのは、今、気づいてあげること。

大切なのは、気づいたわが子そのものを受け止めていくこと。

そして、必要ならば、今、できることを探し、支援していくこと。


これからも、ずっと。



このブログが、もう少しで一般公開をしなくなるという記事を書いてから
「1年前から読んでいました。さんぽ君とよく似た息子がいて、心配しながら検索していたらここにたどり着きました。今のさんぽ君の姿がすごく励みになりました。」というあたたかいコメントをいただきました。

そう・・・きっと・・・・
わが子の心配に悩み不安に手を震わせながら、検索を繰り返し、このブログにたどりついてきたママも多いと思います。
もし、今でも、何か見えない不安で落ち着かないなら、私が医師からいただいた言葉を、贈りたいと思うのです。


わが子のことが心配で不安で、何をどうしたらいいか探しているあなたへ

確実によかったといえることがある
それは、今、気づいてあげられたこと
気づきの扉を開いたまま、わが子のそのものに目を背けず、しっかり受け止めていること

だから、大丈夫。
あなたがいれば、支援の方法は見つかる

あなたは、気づきの扉開いたまま、次の一歩を踏み出していけばいい。
大切なわが子と一緒に。



テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

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  • 2010/07/24(土) 01:11:57 |
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