ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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マイホーム大作戦ー最終

少し、さんぽのことから離れますが、
過去に記事にしてから、経過を伝えていなかったことがあったので。

マイホーム

結果的には、ただ今、順調に建設中で、秋には完成する予定です。
軽く触れましたが、その間にいろいろありました。

まずは、さんぽのため、ある意味、さんぽを育てる私のために
今後もずっとここで生活していくということを、だんなさんに理解してもらうことから。

そして、だんなさんのお母さんとの話し合いもそう。
記事にもしましたね。

ところが、いよいよ地盤改良に入った矢先に、
土地に瑕疵が見つかり、計画が全て一度は白紙になりました。

これほど大きなお買い物のトラブルなんて、人生、そうめったに経験する訳ではなく
周りに、対応を知っている経験者が見つかるもんではありません。

瑕疵があっても売りつけてしまいたい、と逃げ切ろうとする売り手や不動産
瑕疵があったことで、工事が進まず、困っている工務店
その間に挟まれ、即断を迫られる状態で、だんなは一旦学校に仕事にいくと、当然、夜まで携帯すら連絡はとれません。
今この場で、どう決断し、どう行動をとることが、家族に降りかかる大きな損害を食い止められるのか。
不動産関係に対して全く無知な私は、何度もかかってくる電話の前で、ただただ心臓がばくばく。
わかっているのは、私たちにとって、とんでもないお金が関わっているトラブルにまきこまれてしまったということだけ。

でも、世の中、捨てたもんじゃないんだな。

この社会には、自分から動きだせば、助けてくれる人はいるんだ・・・とあの時知りました。


今すぐに、答えがいる。
今すぐ、正しい対応の仕方と、今後の見通しを、教えてくれる誰かがいる。

すがる思いで、ネットを検索し、電話相談できるところにかたっぱしからかけた、その場所で
親身になって、私の直面している問題に耳を傾けて、対応を導いてくれる団体や人たちが、いくつもあったのです。

不動産に詳しく、いくつもそういった問題に相談にのっている人たちは、
今回の起きてしまったトラブルの原因、私側にたった対応の仕方、契約書の内容の見方、相手の出方によって必要な書類やとるべき行動・・・などを、わかりやすく、丁寧に説明してくれます。
おそらくそれは、トラブルの性質や相手の出方ごとに、マニュアル化されている。
そして、あせる思いでパニックになりかけている私の心情も察して、最後にメモをとるべき内容も、整理してくれました。
だから、トラブルに全くの素人でパニくっていた私でも、次に行うべき行動がわかった冷静な状態で、受話器をおくことができたのです。
「相談できる人、見方になってくれる人たちがいるんだ。損害を最小にとどめる術はあるんだ。」という見通しを持つことができたのが大きかったかもしれません。

不動産関係の方、弁護士、NPO・・・それぞれの専門の立場から、多くの知識と正しい情報をもらえました。
そこには、お金は動いていません。営業ではないのです。
みなさん、被害者となった私たちを心配し、何も知らぬまま損失を全て被ることがないよう、熱心に助言をしてくれた・・・そういう対応をしてもらえることは、弱者の立場になった人間を強くします。

ただ・・・多くの場所が、親身になって話をきいてくれて、たくさんの情報と対処方法を示してくれた中で
どうにも、がっかりした対応の機関があります。

それは・・・行政。役所です。

ある意味、さんぽの時と同じ。
こちらは、すがる思いで助けてほしい、役所なら何か得ることができるかもしれないと飛び込んでいる、
そこで、たらいまわし、担当者がいない、こちらは何もできない、あとは自分で・・・。

さんぽの時もそうだった。
わが子が発達障害かもしれない、町の相談機関でそういわれたのに、何も役に立たない資料だけを渡して
後は自分で・・・と突き放す。

またか・・・、またこういう対応をされるのか・・・。
改めて、そういう思いをしてしまいました。

しかし、そんな行政はさておき、多くの人の適切な助言をいただけた私たちは
おかげ様で、ほとんど、実質的には損失をかぶることはなく、マイホームを建設することになりました。

一つ一つ、名前の書かれた材木を見ると
材木屋の方が、一本の木を乾燥するまでに、どれだけの時間と手間をかけるか話してくれたのを思い出します。
雨の中、寸法をはかっていた基礎工事の監督が、基礎工事、最後の日は、夜の8時まで懐中電灯をつけて点検していたこと
照りつける太陽の真下で、屋根工事のおじさんが、大量の汗をふきつつ瓦をふいていたこと
たくさんの腕っ節のよい若い衆が集まって、朝早くから夜まで、一気に組み立てた棟上

少しずつ進む、我が家の工事。

私たちの家のために、いったいどれだけの人の手を借り、何人の人の汗を買ったのかと思うと
家の値段の意味が実感できます。

たくさんの人の手と汗を感じる家
大きなお買い物と、大きな苦い経験をしましたが、
その分、家への想いは深まったかもしれません。


何より
幼いさんぽを抱え、悩み途方にくれた私を、そっと励ましてくれたこの空の下で
そう、さんぽを見守り育ててくれたこの場所で、
私たちは、これからもずっと住み続けていける。

気のあうお友達、さんぽを理解してくれているママたち、支援してくれた先生や保育園
そして、さんぽの大好きなカブトムシやザリガニ君に囲まれたまま、
これからもずっと、ここで過ごしていっていいんだって。

うれしいね。


もうすぐ、ずっと変わらない安心して生活できる空間を、手に入れることができそうです。

たくさんの人の手と汗に感謝。
かかわったくれた、たくさんの人に感謝。


テーマ:お家が出来るまで - ジャンル:結婚・家庭生活

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