ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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背を向けない花火

夏休みも後半
今日は地元の花火を楽しみました。

花火と言えば、さんぽは、3歳の時、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんに連れられ、
ここらでは大きいお祭りに、わくわくしながら電車にのって行った時のこと。
少し早めに着いた人気のない場所は、おじいさんの小さい頃、いつも見物していた穴場だそうです。
花火の場所取りをしてからは、暗闇の公園で、おばあちゃんと遊び、大はしゃぎのさんぽ。

私は、私が荷物番をしているところから、どんどん離れていく二人が心配でした。
花火の始まる前に、さんぽに心構えをさせるために、音の大きさや光の出る方向を説明しなきゃ・・・
3歳の頃のさんぽは、まだまだ、大きな音や思いがけない出来事にパニックになりましたから。
花火の前にやっておきたいことがあったし、始まる前には、私のところにいてほしかったのです。

でも、今回お祭りに行くのを決意したのには、淡い期待もありました。
たくさん遊んでくれるおばあちゃん、屋台のものをいろいろ買ってくれるおじいちゃん
二人が一緒であれば、今のさんぽなら、もしかしたら、花火の恐怖ものりこえられるかもしれない。

花火が打ち上げられる10分前ごろから、私は、あせって二人を探しました。
ところが、おばあちゃんとさんぽは、人ごみに紛れて、どこにもいない。
ドン
ついに一発目が。
うわあ・・・間に合わなかった。さんぽも、おばあちゃんもどうしてるんだろう。

しばらくすると、花火に負けないくらい大きな声で泣いているさんぽを抱きかかえて、おばあちゃんが。
さんぽは「怖いよ~、帰ろうよ、もう帰ろうよ~。」と叫んでいます。
おばあちゃんによると、案の定、幼いさんぽは、一発目の花火の音で
突然わあわあ泣き出したかと思ったら、来た道を1人ですごい勢いで戻りだしたそうです。
そりゃあもう、おばあちゃんが追いつかないほど速く、声も届かないほど必死に。
さんぽは、パニックになっっちゃったんですね・・・。

やっぱり・・・無理だったか。

おじいちゃんとおばあちゃんと私と、それからさんぽ。
始まってすぐの花火を見ることもなく
花火に湧く見物客と、全く逆方向に、とぼとぼと歩き出しました。


「何しにきたんだ。弱虫め。」と怒るおじいちゃん。
「さんぽは、大きい音嫌いだったんだね、悪かったね・・・誘っちゃって。でも夜の公園で遊んだのは、楽しかったね、さんちゃん。」となだめるおばあちゃん。
どこかほんの少し期待していた分、ため息の深い私。

ドンドン・・・と背中で鳴る音、後ろで空一面に広がっているはずのまぶしい光が、
やけに悲しかった、あの夏の花火


それも、今では思い出です。


その次の年の夏は、かなり作戦を練って、花火見物に挑戦させました。
見に行きたい気持ちがあるのは確認して、花火見物オンリーで準備万全に。
光のあがる方向を説明し、私がさんぽを抱っこして、耳を押さえました。
さんぽは、基本は私に向かい、花火に背を向けて、勇気が出たら振り向いて見ることに。
最後には、耳を押さえずに、花火に向かって顔をむけられたんだよね。
その年は、さんぽも私も、花火を楽しめたというより、
花火の恐怖をのりこえられたことに満足したと言う感じだったっけ。


でも、今年のさんぽといったら・・・・、
あれは、いろが橙で大きいから木星花火、あれはわっかがあるから土星花火
あれはわっかが縦だったから天王星花火・・・
と解説しながら、歓声。

そんな見方、楽しいのか?!と思いますが
さんぽらしい楽しみ方に、顔を見合わせて笑う。
花火に背を向けず、みんなと同じように「たまやーっ」ていえるのが、うれしいね。


私たちは、明日からキャンプです。



お知らせ:8月末まで更新するつもりです。
     あと、記事にかきたいと思っているのが、さんぽとひだまりの関係のこと、
     それから最近通信大学で学んだ「てんかん」についてのことです。
     その後は、申し訳ありませんが、更新はブロとも公開のみにしようと思っています。
     過去の記事は、ほぼこのまま残す予定です。


テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

いつも拝見させていただいていました。
もうすぐ新しい記事がみられなくなるということで一言お礼をと思いコメントします。
我が息子は6歳の年長です。
幼い頃からいろいろ気になるところがあり、また保育園でも年少、年中と先生に気になるところがあるのでということで児童相談所で発達検査を受け、私たち親も悩みながらここまできました。
息子には発達障害やその傾向は見られないと言われています。
ただ、やはり育てにくさや息子の世界のような物があります。
そんな中で、こちらのブログもずいぶん参考にさせていただきました。
親子でいろんなことを経験し、楽しみ、悲しみ、そんなことを経験するうちに、息子もさんぽくんのようにどんどん成長してきてくれたように思います。
何もないと言われつつも、やはりなにか他の子と違う物を感じる母親の私です。
でも、これからも悩みながらたのしみながら、怒りながら、親子で進んでいきたいと思っています。
さんぽくん、ひだまりちゃん、そしてうちの息子も、元気に楽しくまいにちを過ごせますように。

  • 2010/08/18(水) 09:36:17 |
  • URL |
  • もも #tHX44QXM
  • [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2010/08/18(水) 23:49:16 |
  • |
  • #
  • [ 編集]

ももさんへ

はじめまして。心温まるコメントありがとうございました。
ここにも、一緒に歩いてくださっていた方がいたんだ・・・。
今まで、さんぽと私が歩く道に、どれだけたくさんの人が一緒に歩いてくれていたんだろう、どれだけたくさん声援してくれていたんだろう・・・想像すると心が震えます。

発達障害があるかないか

それは、とても大きいことだけれど、ある意味ではどうだっていいことかもしれません。
こどもに個性があることは当然のこと・・・
子どもは一人ひとりのよさがあり、それぞれ育てにくさがあり、その子の歩調にあった成長の仕方がある・・・のだから。
親として、そこに気づき、わが子のそのものを全部認めながら、わが子にあった必要な支援をしていく・・・それが子育ての基本であることは、何も変わらない。
ももさんが息子さんの個性に気づき、何かできることをしたいと試行錯誤した・・・そのことが本当にすごいこと。もし、息子さんに障害がないなら、それこそ、なかなか気づくことが難しいものではないか・・・と思います。
きっとももさんは、素敵なお母さんなんだろうな・・・。

私にとって、出会いが、別れになってしまうことが本当に残念です。
でも、ずっと一緒に歩いてくださった方と、こうやって挨拶ができたことで、ここから、「会えなくなるけど頑張って!」と手を振ってくれる顔が見えたような気がします。
コメントを残していただいて本当にありがとうございました。

息子さんとももさんも、お元気で。素敵な毎日を。

  • 2010/08/20(金) 00:51:00 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

恥ずかしげな非コメさんへ

いつも温かいコメントをありがとうございます。
さんぽみたいなタイプは、幼い頃のエピソードがたくさんある分
成長と過去の姿を、機会があるごとに何度もかみ締めることができて、幸せかもしれませんね。
あの頃は、笑えなかったことも、今では、素敵な思い出ですから。

ところで、ブロとも申請は、どうやってするのかな。実は、自分もしたことがなくて・・・ガクっ。
申請されると、こちらに届いて承認ということはわかっているのですが、
実際申請はどうやってするのか??だったりして。
私から、非コメさんにブロとも申請することは、できないのかな・・・?
とまあ、こんな状態です。あの・・・なんていうか、PC使いこなせないタイプなので、私。







  • 2010/08/20(金) 01:04:38 |
  • URL |
  • skymama #-
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