ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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東北旅行

この春休み
だんなと時間を合わせて仕事を休むことができたので、
思いつきに近いですが、東北に旅行に行きました。

私が行きたかったんです。
今、見ておかないといけない大切なことが、そこにあると思って。

だんなは、もうボランティアとして数回訪れていたのですが、
ボランティアだと、行った現地のみの往復で、こみあげる感情について考える間もなかったそうなので
今回は「観光」として行き 、東北を、あの震災を、ゆっくり考えたいと。

さんぽもひだまりもつれて行きました。
二人は、この大切な旅行のこと、きっと忘れちゃうだろうけど(いや、さんぽは覚えてるかな。)
意味はわからないかもしれないけど
それでも、子どもに見せておくべきだと、そう思いました。

だんなとは
「今回は、たくさんお金を使っちゃてもいいよね。」って。
震災当時は、自分にできることを、と赤十字に義援金も出していましたが、
お金の用途が、自分にとって不明のまま義援金を出し続けるのは、正直、一般庶民の私には続けにくい。

観光し、現地を見て感じて、今そこで頑張っている人たちに、目に見える形で応援する。
そしてそれを、戻ってきて、身近のたくさんの人に伝える。
私には、その形で応援するしか方法がない。
いいえ、その形でなら、心で思うより、現実に応援できる。
浅はかな考えかもしれませんが、自分の中では納得できて。

久しぶりの新幹線。
東京では、こまち、つばさ、E4系など、普段見ることのできない新幹線がずらり!
ちょっと前まで電車オタクだったさんぽが、はしゃいでカメラを撮る姿を見るのもうれしい。
ひだまりは、初めて乗る新幹線。座席にテーブルが出せることにはまり、大喜び
そんなこんなで、仙台に到着。
そこからレンタカーを借りて、海沿いの45号線を沿って北へと上がっていきます。

途中、海の生き物の好きなさんぽの要望で、松島マリンピア水族館に行きました。
さんぽは、全国の水族館に、どんな海獣がいるかを記憶していて
(そんなこと覚えて何か役に立つのか?いやいや、そういうことは気にしないっ。)
松島マリンピア水族館で見られる珍しい「カマイルカ」を楽しみにしていたんですね。

それにしても新幹線といい、カマイルカといい、
親の思いとは、全く別の形で、さんぽ自身が、東北旅行を楽しんでいるのがすごいですよね。

そんなさんぽがカマイルカに近づくと、カマイルカには、さんぽの「愛」が伝わるのでしょうか。
サービスですぐ近くまで来てくれて、まるで頬をこすりつけるようにしてくれました。
その横では、ひだまりがペンギンの散歩(注意:さんぽではない)に興奮。

散歩をしながら、飼育員をつつくペンギンの中には、
「はるちゃん」とよばれる「震災後の春」に生まれた子どもがいました。
地震で激しく右に左に揺れる中、親ペンギンは転がる卵を必死に守り、
震災後のストレスにも負けず、ちゃんと最後まであたため、卵をかえしたんだそうです。

松島マリンピア水族館も、震災で大きな被害を被っていました。
水族館のコースの最後には、震災からこれまでの歩みが写真で綴られていました。
大きな揺れ、たくさんの物が流され、電気器具が水につかっている
直後は元気だった生きものも、ストレスや海水の流入による病気で時間とともにだんだん弱っていく
一刻も早く復旧をと、泊まり込んで片付ける飼育委員さんや関係者の皆さん

現実に直面した数々の写真に

何も言えず、胸がぐっとなりました。

大地震に襲われながら、小さなペンギンが、生命の本能で卵を守り続けた。
その自然の力の中から生まれた命に、「春・・・はるちゃん」と
水族館の皆さんは、どんな想いで名付けたんだろう。

希望をたくさんあびながら育っただろう、大きくなった「はるちゃん」
私は、ずっと目でおいかけずにはいられませんでした。
そんな私の横で、背伸びしながら、ペンギンに手を振るひだまり。

ひだまりに言う。
「ねえ、ひだまり。あの、黄色いワッペンしたペンギンさんね。地震の後に生まれたんだって、
ペンギンのお母さんが、地震の時も一生懸命卵を温めたんだって。すごいね。」

「へえ~、ペンギンのお母さん強いんだね。」

わかったんだかどうかわかんない返事。
でも、いいんだよね。
ひだまりなりに、何か感じて、またいつか思い出したり訪れたりできれば。

そう、ペンギンさんたちって強いんだよ。
生命ってすごいんだよ。

マリンピア前のお寺には、たくさんの仏像さま
寺内の、切り株が、どこまで波が襲ってきたのか物語っていました。
そして・・・ところどころにある、波により荒れたままの店や、復旧途中の店

でも、最後の角の店の窓から見えたのは、伝統のこけし作りをしているおじいさん。
津波で壊れた作業場を、新しく建て直したプレハブの中で、
80にもなろうかと思う白髪のおじいさんが
新たなこけしを一心不乱に造っていました。

その姿とマリンピア水族館で働く明るい飼育員のみなさんがリンクし
前に歩こうとしている地元の方の力が、じわじわと伝わってきました。

いい匂いのするお店で
名物のカキやホタテ、ササカマを味わいました。

レンタカーに戻り、子どもは眠りにつく時間。
子どもたちのお楽しみは、次は石ノ森漫画館。それまでは、休憩ね。
私たちは、45号線を北へ北へ上がっていきます。


続きます。










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