ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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ママたちのうわさ

2月になりました。そろそろ 来年度のクラス替えや 担任について
ママさんたちが 立ち話で ささやいている季節になりました。

さんぽを 取り囲む さんぽの周りは やさしい・・・。
今のさんぽの友達は ほとんどが4ヶ月検診で 偶然出会った人ばかりです。
みんな 同じ年 だいたい同じ月で 生んでいるので
わが子が 大きく成長していく その過程を ともに一緒に喜び 歩んできました。

さんぽが 混沌とした世界にいて 大変だった時も・・・。
私が さんぽのことしか 見えなかった時も・・・。

そのママたちへのカミングアウトの日は 突然やってきました。

さんぽが2歳の時 そのお友達の一人のママが
「今度 脳波の検査受けるわ。うちの子ADHDかもしれない。」と。
お姉ちゃんより 言葉が遅いことや 好き嫌いや癇癪が激しいことを
お医者さんに相談したようでした。(ADHDというより・・・。 )
私は さんぽのことに必死で その時まで そのお母さんの心配に 気づきませんでした。

その若いお母さんの(若さは関係ないか)の話を聞いたとき、私はとまどいました。
まだ 心の準備ができていない・・・。
でも 今 さんぽのことを理解してもらう機会だ と思いました。
そして その場で さんぽの障害を カミングアウト
誰もがびっくりしていて、「考えすぎだよ。」「一人目だから心配になるんだよ。」なんて・・。
本当に 理解してもらえたか、準備のない カミングアウトは正しかったか 悩みました。
その日の夜 次々と届いてきたメール
「さんぽ君にどう接していけばいいか 何でもいってね。」
「わが子にとって大事な友達だよ。」
「さんぽ君のこと大好きだから、これからもよろしくね。」
そんな言葉がうれしくて。ほんのり 心はあたたかくなりました。
この場所でなら さんぽも私も がんばって生きていけるかもしれない。

ママ友への カミングアウトの日
 その日は 勇気をもらった日に なりました。 

さんぽをとりかこむ さんぽの周りは いつも やさしい・・。
カミングアウトしたからといって 何が変わるわけでもない。
それぞれの お母さんの理解の仕方で 今まで通り あたたかく接してもらえました。
お友達にも そのママにも 甘えることもなく いつも一見つれない態度の さんぽ
でも、「さんぽ君が大好き! 一緒に遊んで!」と声をかけてくれる
赤ちゃんの頃からの お友達がいる
「さんぽ君 おはよう!今日は元気?」とあいさつをしてくれる
笑顔のお母さんたちが いる
さんぽの今は このやさしい人々で 支えられている。

来年度の話を 送り迎えの 立ち話でしていたときに
「さんぽ君のクラスはいいね。先生がベテランで。
うちのクラスは 新任で頼りないし、何たってクラスにアスペルガーの子がいるのよ。」
という話題になった。
そのお母さんは さんぽのことを 知らない
所詮 浅い付き合いのお母さんです。

でも思わず 声が震えた。自分でも驚くほど動揺しているのがわかった。
「誰のこと? どうして アスペルガーって知ってるの?」

「ああ 私もよくしらないけれど、
保育園の先生が 個人懇談で アスペルガーの診断を受けたほうがいいって
親に 話したらしいよ。
親も親だから その話を結構周りに言ってるんじゃないかな。」
「アスペルガーの子、すぐ誰にでもかみつくし、集団行動乱すんだよ。
うちの子も たたかれてるらしいの。親は放任してるんだって。」

そのお母さんは 「アスペルガーの子」「アスペルガーの子」という。
名前をいわず 障害名で。
いったい アスペルガー というその言葉の意味をどれだけ知っているのだろう。
それが どういう障害であるかは伝わらず 流れるのは障害名だけ。

目の前の その事実が とても・・・とても悲しかった。

さんぽのことを知っているママが 話をうちきろうと 気をきかせてくれたけど
私は あえてその話につっこんでった。

本当に 困っているのは その子なんです。
そして きっと その子のお母さんも。
それを どうしても 伝えたかったから。

むきになって 名も顔も知らない子について語るなんて
変な親と思われたかな。


名も顔も知らない子 
   なのに私は障害名を知っている・・・。
   (だいたい本当に アスペルガーかどうかだって わからない。)      

それが とても嫌だ。
とてもとても嫌だ。
 
その子を取り囲む その子の周りは 
やさしいだろうか。
ちゃんと支えられて いるだろうか・・・。
 

  

テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

さんぽくんとskymamaさんの周りは素敵なお友達が沢山いていいですね^^カミングアウト、勇気がいったことと思います。私も、最近バス停で一緒のお母さんにオトの事を話してみました。すごく緊張しましたが、理解してくれました。それで心がとても軽くなりました~^^

ここからは私の完全な思い込みなのですが、今回の記事に出てきた「アスペルガーの子がいて~」のお母さんのように、簡単に障害名を出して話す人って、興味本位の人が多いですよね。話を面白おかしくっぽく話したがる人が多いと思います。まあ、無神経ですよね。まさか「発達障害」で悩んでいる親がこんなに多い世の中だとは考えた事もないのでしょうね…。沢山の人に、障害についての正しい知識を持ってもらいたい。でも、なかなか自分に問題が直面しない限り、難しいことなのかな、所詮「興味本位の話」で終わってしまうのかな、と思うと悲しいですね。

でもでも、その人以外のお友達のママは理解してくれて、嬉しかったです。少しづつ、「自閉症」という障害について、沢山の人の理解が得られる世の中になっていって欲しいと思います。

  • 2008/02/05(火) 08:30:40 |
  • URL |
  • ニコ #-
  • [ 編集]

前に私が書いたコメント、消しました^^;
私も、skymamaさんの記事と同じような感じの場面に今日、遭遇しました^^;
skymamaさんのようには出来なかったです。悔しい気持ちとか、悲しい気持ちが怒りになっていくような熱い気持ちになって、冷静でいられなかったです>_<
次のそういう場面では、冷静になれたらいいな。。と思います^^

  • 2008/02/07(木) 18:32:30 |
  • URL |
  • あきこ #-
  • [ 編集]

ニコさんへ
ニコさんからの 素敵なコメント・・・v-344うれしいっです。
なのにお返事遅くなりました。ごめんなさいm(__)m。
ニコさんも お友達にオト君のことをお話する機会があったんですね。
話すタイミングって難しかったと思います。
でも、実際話すと、
一方的にお友達との間にあったベールがなくなった・・・というのかな・・?
そういう感覚ってありますよね。それがうれしいですよね。

私の話したママ友達の反応は 
話した場所やタイミングが違っても みなよくにていました。
はじめは びっくり・・・でも意外とすんなり
「それはどんな障害なのか」をたずねてくれて よくきいてくれて
「私も 自分の子どもが発達で障害を持ってるかもって疑ったことはあるよ。」という。
言葉が遅かったり少し歩き方がぎこちなかったり・・・誰もが2歳ごろって
「大丈夫かな」と思う事柄があるのかもしれません。 
だからこそ 就園前の子育てママさんって、告知した障害を
自分の子どもに置き換え、身近なこととしてとらえ 
思ったよりずっと深く理解してくれたように思います。

でも就園してしまうと見方が変わってしまうようです。
「アスペルガー」と連発するその口調はとても軽々しくて、興味本位な感じでした。
もうすでに障害名がレッテルのような感じ。
そこには「傷害を理解しよう」という意味は感じられなかった。
どうしてこんなに変わってしまうのかな。
園に入り、わが子を他人と「比べ」、「普通」と安心してしまうからなのかな。
普通になることが、普通でない子を理解できなくしてしまうのかな。

思わず ニコさんの記事の「普通の枠」を思い出しました・・・。
普通ってなんだろう。

  • 2008/02/09(土) 01:49:28 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

あきこさんへ
何度か訪れていただいているんですね。
記事を読んで 共感してすぐコメントしてくださったこと
同じ境遇にあわれて 再び考えてコメントを一度消したこと
もう一度言葉にして 一言いただいたこと
その気持ちが 全部 うれしいです。 
きっと あきこさんは 
コメント一つ一つを大切にしてるんですね。
やさしい文面に その人柄が 伝わってきます。
ありがとうございました。

同じ境遇に合われたこと・・
くやしさや怒りで熱くなった気持ち
とてもよくわかります。
冷静では いられないですよね。
私も あの時 
自分の放した言葉が その場で涙に代わりそうな
そんな感じで・・・。
そのお母さんには 何一つ 
うまく伝えられなかったと思います。
でも、かみつくことも たたくことも
きっと 親が放任してるからではなく
その子の癖や障害の特徴ではなく
そのこが 何かとても困っていることがあって
それを伝える手段として使っているんだ
ってことは 必死で話してきました。
必死というより むきになって・・・。

はじめから 色眼鏡を持ったママたちに
理解してもらうことって難しいし、    
それには こちらの我慢と忍耐もいりますね。
でも、思っている以上に 
すんなりと優しい目を持ってくれるママや
身近に同じことを抱えた子どもを知っているママもたくさん。 

私は この社会には やっぱり優しい人がいっぱいいる
・・・そんな気がしています。

  • 2008/02/09(土) 16:14:31 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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