ひだまりの散歩道

広汎性発達障害のさんぽ(6歳)とひだまり(2歳)のママがつづる日記です。

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見通せること~絵画造形教室にて~

絵画造形教室に 通うことにしました。
本当は さんぽの得意分野じゃないし 一度体験後がっかりした目にあってるので
ちょっと迷っていましたが やっぱり もう一度 奮起!
それには理由があります。


さんぽは 絵をかくことが嫌いです。
・・・・というか嫌いになってしまったのです。


2歳の頃は 絵の具でぐしゃぐしゃしたり 大きな丸を描いたり、自由自在。
私がかき出すと 自然に さんぽもかき出したのですが
今は・・・・ぜんぜん。
おだててもおだてても 筆を持つことはありません。

何となく わかってるんだなあ。
かいた絵が かこうとしたものとは違うこと。
そして 周りの子の絵は かいたものがわかるのに 
自分のかいた絵は何をかいたかわからないこと。
保育園に行きだして さんぽの絵画への抵抗感は 一層増してしまった。
だから・・余計 なんだろうな。

以前 私が紙で 家や建物をかいて切り取り 街にしたことがあります。
街づくりが好きなさんぽも これにはのってきた!
「飛行場をかくんだ」
           と生き生きとかき出したのですが かき終わった時には 
「やっぱりごみ処理場にする。」と笑って言いました。
「ガソリンスタンドをかく。」
           と再びかき出したのに かき終るころに
「やっぱりごみ処理場にする。」
さんぽの街はごみ処理場だらけになってしまいました。

「ねえ どうしてごみ処理場ばかりつくるの。」
私は 気づいていませんでした。
さんぽは 笑っていたから・・・。楽しんで作っていると思ってた。
さんぽの気持ち 今は わかる。なのに その時は そんなふうに 聞いてしまった。

その時のさんぽの言葉が 今も心にひっかかってます。


「さんぽは ごみみたいなのしか かけないの。だから全部ごみ処理場になっちゃうの。」


・・・・・そうか・・・・そうだったんだ。
言葉が出ませんでした。

「ごみみたい」

自分の絵を そんなふうに思ってるなんて。
そんな悲しい言葉で 自分の絵を評価するなんて
まだ4歳なのに・・・。 
ぐちゃぐちゃにかいて「車だよ。」と言ったって 平気な年なのに。
もう そんなふうに思うなんて

悲しいなぁ・・・・・。

ぐちゃぐちゃで たとえごみみたいでも
しんかんせんをかいたよ!って自信満々でいえたらいいのに。
街づくりと同じで 自分の心のまま絵をかいたり作ったりすることが 
心の吐き出しに なればいいのに。
絵をかいたり 作品を作ったり
それが どんなものだって 自分がつくったものはたった一つ 
それってすごい、それって楽しい・・・そんなふうにならないかな。
自分はだめだと思い込む前に そんな体験をいっぱいさせたいな。

そう思って 体験してよかった教室に 再度アタック!してみました。
人数は5人で少人数 適度な広さに 適度な静けさ
親も近くにいてかまわないという臨機応変な対応
何といっても 女性の先生の穏やかな口調が 気に入りました。

さて 初めての教室に
少し不安げな・・・でも割と気に入った空間と先生に 行く前はやる気のさんぽ。

なのに 私が とんでもないことをしでかしました。
ちょっと時間に 遅れてしまったのです。

さんぽは 遅れた教室の中で 混乱していました。

がんばって我慢してました。
何とか 言われるとおりに折り曲げたり、はさみを入れたり・・・
でも・・・でも 少しずつ気持ちが 追いつかなくなっていくのが 
目に見えてわかりました。

手を動かす前に ひとつため息 二つため息
姿勢が だんだん だらだらになっていきます。
活動に対し 徐々になげやりな感じがでてきました。

そして・・・トイレに行き、ズボンがぬれたことに わぁわぁ泣き出しました。
               ついに  パニックです。
きっと 理由はなんだってありえた。
パニックになるのを さんぽの感情が 待っていたのかもしれません。
こんな時に ズボンをぬらさなくても・・・と思いましたが
そうじゃないんですね。
不安感が高まると 触覚過敏が高まる・・・
そして ブツがもてなくなっちゃったんですね。

追いつめちゃったのは私・・・さんぽ ごめんね。

私は 遅れたときのさんぽの顔から この事態を ある程度覚悟できました。
割れんばかりの声で わあわあ泣くさんぽの横で
冷静に冷静に・・・・何度も心でつぶやきました。
先生が はじめての入会生のこの状態に おろおろしているのが 見て取れます。
でも うれしいのは 無理に誘ったり声をかけずに
私たち親子のやりとりを ずっと待ってくれること。

私は とりあえず 「わかったよ。さんぽ 困ってるんだよね。」とぎゅっとして
「先生と話したら 今日は帰るから待ってて。」と終わりをはっきりさせました。
少し さんぽの泣き声が小さくなりました。

その時です。
隣にいた子が 作品を完成させました。

「できた!見てみて!!」
    思わずそちらを見ると、楽しい飛び出す絵本が ぱらぱら・・・。
     中から その子の作った顔が ぱくぱく笑ってのぞきました。

何と さんぽ それを見て 涙の跡も残したまま 自分の紙を 持ちだしたんです。 

さんぽの大きな不安の原因が なくなったんですね。 
          やってることの 見通しがたったから・・・。

そうか そこだったのか。 私は 膝でぽんっ!です。

遅れてきて 周りに溶け込めなかったのも もちろんある。
でも 何が さんぽを不安にさせたかって
一番の原因は
今 やってることは何になるのか という
          見通し

そこからは とんとん拍子
雑ですが 不器用ながら どんどん絵本を作っていき
さんぽなりの作品が できあがりました。
いい顔。やり遂げた満足感で あふれている顔。
優しい先生は たくさんたくさん 
  でも 穏やかでゆっくりとした口調で ほめてくれました。

いい先生です。
次回は さんぽの障害の特性である ものの見え方や 
絵の苦手な理由を きちんとお話して理解してもらおうと思います。 

初めての 絵画造形教室
やり遂げた喜びで 終わることができてよかった。
続けることが できそうです。

テーマ:早期教育・幼児教育 - ジャンル:育児

コメント

こんにちは。

さんぽくんの様子…歩にホントに似ています。
まるで図工の時間の歩の心の動きをみるようです。
そして、今やってることは何になるのかという見通しができると、
とりかかれる様子まで…そっくりです。

>さんぽは ごみみたいなのしか かけないの。
>だから全部ごみ処理場になっちゃうの

せつないよね…
それを聞いたskymamaさんの気持ちが、わかるから…

でもきっと、きっと
このお教室で、楽しい気持ちや、小さな達成感を、
たくさん積んでいくことで、
さんぽくんの心の中で良い変化があると思いますv-343

ほんの小さな自信の積み重ねが、
さんぽくんの笑顔を、きっと本物の笑顔へと変えてくれるよ。
作った作品を誇らしげに見せる
笑顔いっぱいのさんぽくんに会えるよ~

  • 2008/03/14(金) 00:40:46 |
  • URL |
  • 幸歩 #leF2ecbc
  • [ 編集]

とっても共感させて頂きました。
うちのリョウも、年少さんの頃はグチャグチャ書きでした。教室の後ろに、毎月の作品が展示されてるんですけど、他の子の絵は、すっかりと上手になってる。
年中さんになって、車や顔が書けるようになり、顔はグルングルンの目や鼻。母は上手やなぁ~と褒めていました。
2月に、鬼の顔を書こうと言う事だったみたいで、リョウも一生懸命書いたそうです。
いつもは、園児それぞれが書くけれど、今回は筆で書くことになり、その筆の数が少なく、先生が一人一人について書いたそうです。
なので、絵が苦手な園児の絵も立派に鬼の顔になってました。
そんな日のお迎えの時…今までは、どんな絵を書いても母には報告してくれなかったリョウが、見てみて!!上手でしょ??すごい?と教室へと手を引っ張りました。
その時に、あぁ、リョウは自分の絵が思う様に書けない事を感じてたのかなぁ?と思いました。上手に書けない…と思ってたのかもしれないなぁ~っと。だから、しっかりとバランス良く書けた鬼の顔が嬉しかったんでしょうね。
さんぽくんの、ちょっと恥ずかしそうにごまかして見る言葉が、とっても切なくて…こんなに小さい胸で自分なりに受け止めてるんだなぁ~っと思いました。
リョウも、見通しがつけば、とっても積極的に取り組みます。パニックなどはないんですけども、じぃ~っと周りを観察して理解するまでの時間。固まってるけども、心の中では一生懸命な姿が切なく思ってしまいます^^;

  • 2008/03/14(金) 23:12:30 |
  • URL |
  • ふぅ #-
  • [ 編集]

幸歩さんへ
コメントありがとうございます~。
いつも 励まされてます。

そっかあ・・・歩君も同じなんですね。
歩君とは 気持ちの表し方や ものの感じ取り方に
似てるところがあるのかも・・・そんな気がします。

自分のできない部分を 痛みとして感じながら 
笑ってなんとか保っている姿
・・・見てるのが 本当に切ないです。

楽しい経験をいっぱいさせたいなあ。
どんな作品でも 勝手なほどの自信であふれる目にさせたいなあ。
絵画造形教室が さんぽに何を与えるか
まだちょっと わからないけれど
さんぽが 誇らしげに 作品見せてくれる日がくるといいな。
長く 待ってみようと思います。
 

  • 2008/03/15(土) 00:21:57 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

ふぅさんへ
共感のコメント うれしいです~。
リョウ君が 先生についてもらって かくことができた鬼の絵
うまく書けたのがうれしくて お母さんの手を引っ張って教室に連れてく図・・・。
想像すると すごくほほえましくて!!
本当にうれしかったんだろうなあ。
そんな経験を積み重ねていくことが大事なんですよね。きっと。
絵画造形教室で それができるといいけどなぁ。

ところで リョウ君も 観察君なんですね。
さんぽは 観察君は観察君でも
どちらかというと 見通しが立つ前に行動して
パニックになりかけたりする傍らに 観察中・・・とか
自分の落ち着く行動をして関心の無い装いで ちろちろ観察中・・のタイプです。
でも お友達には リョウ君みたいに
見通しが立つまで 固まりながらじぃ~っと観察し続ける観察君がいます。
二人が 公園などで遊ぶときは 
最初は それぞれの方法で周りを 観察することから始まりますi-229
「おっ観察君たち 観察モード入ったね。」
とそんな時は 親同士 思わず笑っちゃうのですが。。。。
気もちがわかるだけに 切ない場面もありますよね!

  • 2008/03/15(土) 00:58:06 |
  • URL |
  • skymama #PBOAC/RY
  • [ 編集]

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